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テーマ:映画館で観た映画(8563)
カテゴリ:極上の暇つぶし 映画
ポニョ、観ました~ 実は、ジブリを映画館で観るのは、ぽんぽこ以来です。 (というわけで、高校の大先輩ながら、それほど駿さんファンではないです) 今回は、個人的に見たい理由があって、観に行きました。 ポニョは、クトルーちゃんそっくり!(訂正しました クトゥルーちゃんじゃなかった…) でした(笑 今にもテケリ・リ!テケリ・リ!って叫びだすのではないかと思いました。 (注:クトルーちゃん 諸星大二郎 栞と紙魚子シリーズ) 特に、人間になる途中の形態の時。 お話は、5歳のソウスケが、お魚のポニョを拾って、人間になりたいと思ったポニョのパワーが、世界に穴を開けてしまう。 結果、世界の命運が5歳の男の子に委ねられてしまう?という、それって何て世界系?という感じなのだけど。 でも、ソウスケ自身の冒険は、一面が洪水に沈んだ中を、船で母を探しに行く、というまともなもの。 本人は、それが世界を背負っているなんて微塵も知らないから、思春期の自己肥大がそのまま世界の運命とつながる世界系(といっても、世界系って、実はよくわからないで言ってます。すみません)とは一線を画します。 海が、デボン期の海のようになって、その描写が好きです。 冒険自体は、ちっぽけなもの。そこが物足りない人もいるかもだけど、小さな子どもにとっては、計り知れない冒険です。 ソウスケが「理想の子ども」像で、彼にそんなに夢を託されてもなあ、とも思うけど、とっても可愛いナイスガイでした。 大きな心の揺さぶりとかはないけど、私は好きな作品でした。 私以外にも、ポニョにクトゥルーちゃんを感じた人は、いっぱいいるみたいで、大きくて美しい、人間じゃないお母さん、も、言われてみればクトゥルーちゃんの設定に似てます。 洪水は終末を思い起こさせるし、駿氏のどうにもならない厭世観と、でも子どもに希望を託したい気持ちとかが、伝わってくる気がします。 追記 あった(笑 クトルーちゃんポニョ 【崖の上のポニョ】ピンバッジ/ポニョ半魚人 あと、こんな感じです ■ローソン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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