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カテゴリ:極上の暇つぶし 映画
新生バットマンシリーズ第2作目。大変評価の高い本作。 といっても、私には初バットマンでした。 最強・最凶にして、最狂の敵ジョーカーとの戦い… 演じたヒース・レジャーは、スクリーンに強烈な演技を焼き付けて、急逝されました(オーバードーズのようですね)。 まず、闇のヒーローとしてのバットマン。 突然現れ、突然去る。悪を震え上がらせるシルエットとか、戦車よりごついバットモービルとか、すんごく楽しいです。 超有能な執事のアルフレッドとのやり取りとか。 (コックニーでしたね。設定と関係あるのかな?) そんなすてき要素がいっぱいあるけど、ストーリーはあまりにもシリアス、とっても鬱展開で、真ん中あたりでは、観た事を後悔しかけたくらいです。 超法規なくせにルールにこだわるバットマンが我慢できないジョーカー。 人間の本質は悪だと証明したくて、ただ社会を混乱に落としたいという、とってもタチの悪い敵。 爆弾魔。 悪と戦い続けるヒーローを突き詰めると、ヒーローと家庭的幸せは両立しないしね。 もうちょっとアッパーな痛快ヒーローも見たい気がするけど、バットマンも作品を重ねているからね~ ドキドキの息もつかせぬ展開は、文句なくおもしろいです。 レイチェルは、姿かたちというより、声と話し方美人ですね。 よき理解者、ゴードン警部補の話し方もいいです。 バットマンのクリスチャン・ベールの話し方もいいですよ。 イギリスの役者ってやっぱり好きです! 筋がダウナーと言っても、派手派手な舞台装置です。 何しろ、昼間だからバットモービルは使わずランボルギーニで行くというブルース(バットマン)に、 「地味ですな」とアルフレッド。 ブルース自身が、莫大な財産を趣味?の悪者退治につぎ込んでいるという、まあ、国際救助隊のパパみたいなものですし(あちらは個人で宇宙ステーションも持っていますが)。 見終わって、すごく衝撃的だったけど、ビギンズも楽しみになりました。 (この順序も、けっこういいかも。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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