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テーマ:映画館で観た映画(8563)
カテゴリ:極上の暇つぶし 映画
さすがジョン・ウー、おもしろかったです! 日本人も大好きな三国志。その赤壁の戦いを二部構成で娯楽大作に。 導入に丁寧なナレーションもついて、三国志知らなくても大丈夫なお話になってました。 キャラ、立ってました~ 今回、主演が周瑜(しゅうゆ)のトニー・レオンと、孔明の金城武。 金城武は端正で好き。 トニーはHERO(英雄)の時、なんてフェロモンむんむん(笑)の「色男」なんだ?と感心しましたが、今回もほとんど色気のない映像の中で、この方は濡れ場あり。 さすがカリスマ。 (宣伝で日本の番組に出て、某スマスマの某さんの失礼な態度にも飄々としてたので、私の中では高感度アップ。) 周瑜「美周郎」とあだ名された風采のよかった方らしいです。 中でも気に入ったのは、蜀の名高い武将の一人、趙雲、槍さばきが実にかっこいい~! 蜀の豪傑は、関羽もまるで絵巻物から抜け出たみたいでぴったりだし(チンギス・ハーンの末裔で、映画チンギス・ハーンを演った方)、張飛の豪腕ぶりも、まさに豪傑です。 それぞれ、オフィシャルのキャスト紹介でさわりが見られますよ。 そして、周瑜の妻の絶世の美女、小喬。たおやかで本当に美しいです! 孫権の妹役には、少林サッカーのヴィッキー・チャオ。 予習でも復習でもいいですが、Yahoo!の特集が便利です。 私はウォーミングアップに、『うまなみ三国志』を読みました(なたさんの日記で教わりました)が、正史と演義を踏まえた解説をしてあるので便利でした。 (これについては別に日記書くかも) 劉備って負け続けているみたいな印象だけど、曹操が並外れて強かっただけで、劉備も名だたる武将なんだよ~、とかがわかります。 映画では、草履編むのが趣味で戦は苦手っぽい、ヒューマンな人徳家のように描かれてますが。 そうそう、孔明は周瑜と琴のセッションをして「説得」するのですが、周瑜は音楽に大変造詣が深かった(またはうるさかった)もよう。 がさつな印象の曹操は、詩の名手だったらしいし、関羽が子どもたちに勉強を教えたり、張飛が見事な書を書いたりと、血なまぐさい中に、さりげなく文化の香りがおもしろかったです。 戦争の映画ですから、大~好き!とはいかないのですが、虚実ないまぜの(たぶん)、陣形や盾の使い方とかも、すごく興味深くておもしろかったです! まだ観てないのですが、『300』の感じです。 あ、獅童氏もなかなか頑張ってました。 <追記> トニーも金城武も吹き替えらしいので(二人は広東語だから)、どうせ吹き替えなら、そのうち日本語吹き替え版を観に行こうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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