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カテゴリ:極上の暇つぶし 映画
クリスチャン・ベール祭り順調に開催中です(笑
ここは一つ、王子なベールで行こうと思いまして、「ローリー度が高くてすてき!」と、原作ファンを納得させた『若草物語』にしました。 アメリカ南北戦争時代を舞台にしたメイ・オルコットの自伝的小説で、日本でも愛読され、子ども時代のボーヴォワールにさえ影響を与えたという名作。 その1994年版の映画です。 ローリーは、四姉妹と親しくなる、お隣りのお坊ちゃま。 あれ?ここでも、両親と早く別れる寂しい境遇の貴公子なのね。 ■YouTube 「仔馬のよう」というジョーが「美し過ぎる」(ウィノナ・ライダー)など原作ファンにはキャスティングの不満があるようですが、ローリーはぴったり! エピソードがいっぱいの物語を一本にまとめるため、完全にジョー中心の構成になっていることも原作ファンには物足りないでしょうが、エッセンスはあますところなく巧みに表現されていると思います。 また、原作では、両親のマーチ夫妻は、理想を追うあまり娘たちにまで困窮を強いるなど、現代目線では疑問な点もあるけれど、マーチ夫人演じるスーザン・サランドンは、本当に娘たちを導く賢夫人という感じで、すてき。 小さい時のエイミーがとってもチャーミングでよいのですが、『マリー・アントワネット』のキルスティン・ダンストでした! ちなみに、成長してからのエイミーはサマンサ・マシスで、すでに病気でお亡くなりになっています。リヴァー・フェニックスの彼女だったんですね。 私としては、ベスがローレンス邸にピアノを借りに行くエピソードは、ぜひ欲しかったなあ。 ベスに関しては、往年の名作・1949年版のマーガレット・オブライエンが印象的で、本作では「病弱には見えない」と言われてしまうクレア・デインズは、まだ15歳くらいだったみたいです。 なぜだか、クレア・デインズは『もののけ姫』のサンを、キルスティン・ダンストは『魔女の宅急便』のキキを(これはキキつながり?・笑)、そして前に書きましたように、クリスチャン・ベールはハウルの声を演ってます。 ■チャンベールの変遷(ニコ動) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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