ケルトの夢

竹中直人監督、栗コーダーカルテットが音楽を手がけるホラー？

というわけで、楽しみにしておりました！
（観たのは少し前になりましたが、色々あって書くのが遅くなりました）

もう、音楽がよかったですわんｖ


お話は、「落ち武者」で村おこし企む（？）御釈ヶ部（おしゃかべ）村にまんまとやって来た、歴史研究会の女子高生と歴女な先生。

ところが村には、落ち武者の葛抜（つづらぬき）様にまつわる、後ろ暗～い因縁があって…
蘇った葛抜が村人への復讐を始める。

オフィシャル■　（音注意）　（ストーリーはあまり読まずにご覧になった方がいいかも）


随所に、『ブレードランナー』とか『マーズアタック』ほかもろもろ、竹中監督の大好きな映画へのオマージュが満載でした。

廊下をスーっと通り過ぎていく落ち武者の動きは、山本薩夫監督の『牡丹灯篭』なのだそうです。


女子高生がみんな可愛いです。
先生のマイコさん、最高でした！
想像通り、沢村一樹さんは落ち武者が似合います（笑
石橋蓮司さんもね！

あ、いわゆる落ち武者アタマになってるのは竹中さんと温水さん(？)だけなので、ご心配なく（笑


あほの三太役のAKIRAさん、かっこいいです。
物語の鍵を握る、ちょっと呆けた由紀さおりさん、すてきでした。

村長の生瀬さんの鼻が大きいのは、よくわからないけど手塚治虫へのオマージュらしいです。
岩松了さんが出てらして、とても嬉しかったし、おかしかったです。
緋田康人さんの役もおもしろくて、毛皮の付いた名詞が最高！

でもね、特別にみなさまにはお勧めしません（笑
ちょっと間延びしたところもあるし、このテイストは人を選びますね。


友情出演の栗コーダーも楽しそうに落ち武者装束でステージに。
1番楽しそうなのは近藤さんでしたが、1番インパクトあったのは、関島さんの鬘でしたよ。

曲の数はとんでもない数だったみたいで、それを削ってサントラには収録。
商品リンクから視聴が出来ます。
オーケストラの録音の時、楽譜探すの大変だったそうです（笑

「振り向けば落ち武者」…（笑

「トラクター行進曲」がいいかな。