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カテゴリ:極上の暇つぶし 映画
とうとう観ました… とにかく役者ばかクリスチャン・ベールが、30キロ減量して臨んだ作品として有名。 マシニストとはそのままの意味。主人公トレバーが機械工。 1年も不眠症でほとんど寝られず、げっそりとやせてしまっている。 しかも、不審なメモや、みんなが存在を隠す?同僚。陰謀に陥れられているのか? というサイコ・サスペンス。 撮影中も食事制限を続けていたという極限のベールのありようそのままのような。 観てる間は、なんでこんな苦しいような映画を観なくてはならないのか…と思ったのですが、終わってみれば凄い映画でした。 おもしろい映画だと思います。 でも、見てる間は、おもしろさを感じる余裕はないんですけど(笑 なぜいつもトレバーは空港のカフェに寄るのか。 遊園地のアトラクションが奇妙なのはなぜ? なんでもないようなエピソードの積み重ねが隠喩に満ちていて、最後に全てが集結します。 カフカやドストエフスキーのような…と監督や脚本家が表現するように、娯楽ではなく文学的な香りの作品。 そのため中々スポンサーがつかず、スペイン資本で実現しました。 なので実際はスペインロケなのだそうで、これもびっくり。 スペインの道路を、標識からゴミ入れまで、監督総指揮で(他のスタッフはアメリカ人はいなかったから)LAに作り変えてしまって撮影。 クイーンズ・イングリッシュもコックニーも米語も自在に使えるというウェールズ人のクリスチャン・ベール。 撮影中はカメラが回ってなくてもトレバーで、クランクアップしたとたん英国人に戻っていたと、監督がびっくりしていました。 チャンベール、この後バットマン演るために筋肉つけて、体重増減の幅が60キログラムという記録を作りましたが、もうそんなむちゃはやめて欲しいと、ファンはみんな祈っています(笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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