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テーマ:映画館で観た映画(8561)
カテゴリ:極上の暇つぶし 映画
キャメロンのアバター、ちょっと苦労した(遠くて)けどimaxで観て参りました! じゃないとキャメロンの見せたかった本当の映像が観られないというので。 映像を堪能するためには吹き替え(なっち注意) 川崎は混んでるというので、関東で残りの選択肢は菖蒲。 美しかった~! 森が、本当に美しいのです。 3Dというと、飛び出したり、スペクタクルな印象ですが、3Dにした主な目的は、この美しい「自然」描写ですね。 物語はご存知の方が多いと思いますが、惑星パンドラの稀少鉱物が欲しい地球人。 でも、パンドラの森は危険なクリーチャーがいっぱいで、しかもよりによって欲しい鉱物の上はナヴィという先住民の居住地。 で、サム・ワーシントン演じるジェイクが、パンドラの大気で生きられるアバター=地球人とナヴィのDNAから作られたハイブリッドとなって、ナヴィの森へ。 いわば、ジェイクは地上げ屋さんの使命をおびるわけなんです。 ナヴィは青い皮膚で、豹のような感じの風貌を持ち、しなやかな、ものすごい身体能力の高い巨人。 パンドラの森の樹木はとてつもなく大きなものがあり(ホームツリー)、ナヴィはそこで、樹の上で生活しています。 ナヴィのネイティリに初めて出会った時、ジェイクは騒いでいるだけの赤ん坊のよう、と嫌悪されますが、やがてネイティリはジェイクの教育係となります。 ナヴィはどうしたら居住地の移動に同意するか? でも地球人の持っているもので、ナヴィが欲しがるものはない。 では武力で? ナヴィについて学ぶうちに、ジェイクはナヴィの生き方に魅了されていきます。 まあ、今までに地球上の各地で行われて来たようなことを、パンドラでもしようとするわけです。 そのことを思うと胸が苦しかったです。 22世紀になっても人間はそんなことを繰り返すのか?という感じですが、資本の要求に従って、とにかくスポンサーの要望に応えるために、というあたりはリアルでもありました。 私たちも意識の下で、集合的無意識を持つ、というユングの考え方がありますよね。 それがナヴィでは実体化されて、意識のネットワークを持っているのです。 そして、尾の先の触覚のようなもので、ほかの動物ともUSBケーブルのように差し込んで意識を通わせることが出来る… 何か、人間が機械によって行っているネットワークが、生身で行われている。 今人間は、高度で精巧な機械や兵器を持ったり、ゲノム解析が進んでいるからといって、はたして高度な文明なのか? 生きる知恵という点では、とっても拙いのかも知れませんよね。 アバターという発想。 スーツ型のロボット兵器も楽しい。 とりわけ、空中に浮かぶ島、巨大な樹、翼竜…といったパンドラの自然のイメージの隅々までの映像化。 美術家としてのキャメロンのイメージ力がすごいです。 生身では登場しないけど、ネイティリ役のゾーイのしなやかな美しさもいいです。 見る前は、ナヴィはちょぴり不気味かと思ったけど、すぐにすてきに見えてきますよ(笑 シガニーが、今度はエイリアン(地球人)の科学者に(笑 『リトルイタリーの恋』のお兄ちゃん(名演)が、今度はとっても嫌な責任者を好演。 たぶん、2Dでもすごくおもしろいと思います。 別の3D方式だと、メガネが重いとか、暗いとかの話もありますね。 なんでimaxは、不便な場所に4箇所しかないの?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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