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カテゴリ:極上の暇つぶし 映画
ピアフ、シャネルなどの女流伝記映画の一つ。監督ディアーヌ・キュリス。 18歳で処女作『悲しみよこんにちは』が世界的ベストセラーになり、時代の寵児となった女の子。 その筆致は衰えず、エレガントでアンニュイな作品と共に、本人がとってもかっこいいフランスの女性を体現していた。時にスキャンダラスに… 演じたシルヴィー・テステューは、18歳の可憐で生意気な女の子から、69歳で亡くなるまでを演じて見事です。 そりゃあ、ちょっとお肌はあれだけど。 映画という短い作品に、一人の一生を描くので、サガンという人の、エッセンスや雰囲気がわかるだけだとも思うけど、その圧倒される存在感。 作品の多くは映画化され、『悲しみよこんにちは』のヒロインの髪型は、セシルカットとして一世を風靡。 魅力的な小説であると同時に、作家本人の魅力も切り離しては考えられなかったでしょう(デビューのころのサガンのポートレート)。 私も十代に熱中して一連の作品を読みましたが、今ならどんな感想になるか、読み返してみたくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月16日 23時29分12秒
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