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テーマ:映画館で観た映画(8562)
カテゴリ:極上の暇つぶし 映画
これは予想外に満足な映画でした!
武闘派ホームズがウリで、私は19世紀末ロンドンとワトソン役のジュード・ロウの伊達男ぶりが目的で見に行きましたが、とっても凝った作りの映画でした。 (■トレーラーをぜひ!) まず、世紀末ロンドンの、優美で豪華で薄暗くて雑駁でいかがわしい雰囲気! よく出ていましたね~ これぞ本当の姿ですよ! ヴィクトリア朝ロンドン好きには申し分ない映画ですが、そこまで偏愛してない人にはどうかな? そういったシーン、シーンに感動がないと、ちょっと退屈に感じてしまうかも。 石畳に馬車が走る時代ですが、時は産業革命。テムズは大賑わい。 コベント・ガーデンの様子や石炭蒸気船の船長のコックニーなまりにわくわく。 そしてビッグ・ベンと並んでロンドンのシンボルになっているタワーブリッジが建設中。 このビッグ・ベン(国会議事堂)が陰謀の現場に狙われ、タワーブリッジで死闘が繰り広げられる。 サスペンスに工場はつき物だったりしますが、食肉解体工場での肉を真っ二つに切るラインには声を上げてしまいました(笑 錆びついた船を修理中のドッグでの乱闘など、本当に凝っていました。 撮影大変だっただろうな~ それからセリフの応酬がすごくいいんですよ。 ロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウの息の合った火花散らす競演は、お互いに楽しかったのでは? ジュード・ロウの伊達男ぶりは文句なし、ファンなら必見です。 内務大臣役のハンス・マシソンは、奥目がクリスチャン・ベール似でイケメンでした。 後のワトソン夫人のメアリーは、とっても雰囲気のある女性。 大物以外にも、おまわりさん役の人もすごくいい味出してました。 ダウニーJr.は『チャーリー』の人だったのですね!わからなかった。 確かに原作のホームズは、しょっちゅう変装して潜入するは、乗り込むはで、行動的ですよね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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