ケルトの夢

せっかくなので（？）原作コミックは、最後の方未読で臨みました（笑
実写版ファンというわけでもなく、TVドラマはSオケ話しか見ていないのですが、映画最終楽章の前編が気に入ったので。

でも前編は大好物のオケ話だったので、後編はそれほど期待してなかったのですが、よかったです！！
お目当てはショパンのピアノ協奏曲1番ですが、それだけでなく完成度の高い作品だと思いました。

ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調は、本当にコンペイトウのようにきらきらと楽しかった。
楽しみにしていたショパンの協奏曲は、映画を観ているということを忘れそうでした。

そして…
↓ちょっぴりネタバレ


自分がやろうとしていた以上の演奏を見せられた時…
「もっといいものをやってやろうと思わなかったら、やってらんないじゃない！」

これはクリエーター、表現者に共通の、永遠のテーマですよね。

そればかりか、やがて過去の自分自身が…


そういった、創造活動に関するテーマが描かれていて、若い気鋭の音楽家たちの物語として、すてきでした！



レディスデーの夕方の回だったものだから、たくさんの女子高生のみなさんと一緒に観劇（笑

終わった後、一人ならず「長かったね」「疲れた」と言っていて、びっくりしました。
私は全然長さを感じなくて、まして疲れません。
体調悪かったのが、元気になりました！（笑