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テーマ:映画館で観た映画(8563)
カテゴリ:極上の暇つぶし 映画
ティム・バートン監督 18歳になったアリスは、貴族の子弟からの求婚を受けるよう周囲から期待されているが、自分の行く道に戸惑っていると、またウサギが現れ、穴に再び落ちると― ワンダーランドは、デカ頭の赤の女王の恐怖政治によって、荒廃していた。 アリスは予言の書の通り、怪物と戦い、救世主となることを期待される… 3D版は色の鮮やかさが落ちると聞いて、通常版で観ました。 imaxの3D版も観てみたいのですが。 ティム・バートンおなじみの、ジョニデが帽子屋、ヘレナ・ボナム=カーターが赤の女王。 赤の女王と白の女王(アン・ハサウェイ)は、『鏡の国のアリス』のキャラクターで、チェスに見立てられているのですが、赤の女王は、「首をちょんぎっておしまい!」の『不思議の国…』のハートの女王が混ざっています。 水煙草をふかす物知りの青い芋虫、帽子屋のお茶会、ドードー鳥、お仕着せを着た魚やかえる、チェシャ猫、おかしな双子のトウィードルダムとトウィードルディーなど、『不思議…』と『鏡…』のキャラがいっぱい出て来て楽しいですが、欲を言えば、ハンプティ・ダンプティや贋海亀、オイスター、公爵夫人なども見たかったです。 帽子屋はマッドネスが全然足りませんね(笑 ヘレナ演じるデカ頭の赤の女王が、凶悪というよりキュート! ワンダーランドを救うためにアリスが立ち上がる、という話のテーマが、なんとなく掴みにくかったです。 しかも、清廉を代表するような白の女王が、いい感じに胡散くさい(笑 バートン流のパラドックスなのかな? 『眺めのいい部屋』や『鳩の翼』など、コスチューム・プレイが嵌るヘレナは、私生活でティムのパートナー。 名門出の英国の女優さんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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