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テーマ:映画館で観た映画(8561)
カテゴリ:極上の暇つぶし 映画
最近また活躍のドニー・イェン!
イップマンは完全に見逃してしまったのですが、『孫文の義士団』見て来ました!! 豪華キャスト! なぜ単館上映しかないのでしょうね? 物語は、「眠れる獅子」と言われ、英国はじめ列強の半植民地化していた清朝末期の中国。 「中国革命の父」孫文が、英国領香港で各地の有力者と武装蜂起の密談を行うため、亡命中の日本から一時帰国する。 時間は1時間。 西太后が仕向ける500人の暗殺者から孫文を守れ! 写真館の娘に恋する車夫。 少林寺からの流れ者の優しい大男。 孫文に資金援助する実業家と、アメリカ留学が決まっている17歳の一人息子。 「リウ若君」と呼ばれ、今は物乞いをしている男。 主演のドニー・イェンは博打のお金欲しさに暗殺団のスパイをするうらぶれた警官。 祖国のために。 または、恩義のために、娘のために。父の仇に。 それぞれの思いを秘めて、圧倒的な暗殺団に立ち向かう。 その時義士団もまた、超人のような力を見せて、それがいいです。 ドニーがこだわり抜いて、撮り直しなども指揮したというアクション、見応えがすごいです。 暗殺団最強の暗殺者は、レッドクリフで趙雲を演じたフー・ジュン。 今回も馬のシーンもあり。 彼は西洋の学問を学びながら、西欧諸国を激しく憎むのですよね。 それはそれで正しいわけです。 当時の列強の植民地主義によって、清はボロボロだったわけですから。 ドニーは私にとっては、なんと言ってもチャン・イーモウの『英雄』での一人目の刺客、槍の名手、長空(かっこよさ、極上!!)。 一時は役者は引退して武術指導やアクション監督に専念とも言われたけど、復帰してこの活躍、嬉しい限りです。 人間味あふれるドニーも新鮮。 欲を言えば、もっと棍や槍さばきも見てみたかったです。 もう一つの見どころは、CGなしで8年かけて(?)作り上げてしまったという香港のセット。 時代考証は洗濯物にまでこだわっているとか。 <こっそり追記> 孫文は一応、敬愛すべきすごい方と認識していたが、今回ちょっと調べたら… 超ロリなのでぶっ飛びました。 革命家の情熱は計り知れない… 日本人妻もお子さんもいらしたこと、初めて知りました。 革命に生きるなら、むしろ結婚ってどう(略) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月20日 01時04分48秒
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