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猫の箱

[建築] カテゴリの記事

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日テレの「スッキリ！！」ハウジングですが！！！

御覧頂いた方、ありがとうございました☆「え？この家どこかで見たぞ！！！」「今朝の放送、見たわよ～！」「偶然見ましたぁ。」等々、御近所や観光客の方が声をかけて下さったり、久しぶりに懐かしい方から電話が何本も有りました。あまりの反響の多さに驚いております。さすが、日テレさん！！！「スッキリ！！」のホームページを見たら、「スッキリ！！ハウジング」のページも出来ていて、もう我が家「猫の箱」のデータが出ていました。何と早い！　　　７月９日放送「夫婦の趣味満載住宅」　←クリック私達の一番の趣味である「猫」に関してのくだりが少なかったですが、それ以外の趣味は全部御紹介しちゃいました。あたしの一番の趣味？それはね、洗濯したばかりのお父しゃんのシャツの上に寝る事よ！

2010年07月09日

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日本テレビ「スッキリ！！」の放送日、７月９日金曜日に決定♪

明日日本テレビ「スッキリ！！」　スッキリハウジングのコーナーに我が家「猫の箱」と住人達と御近所の方達が出ます。９時１５分か９時半か、日によって変動が有るそうですので９時過ぎ位から見ていないと見逃してしまうかも・・・。撮影に御協力下さった皆様、ありがとうございましたぁ～～～～～！！！日本テレビの取材が昨日も有りました。「昨日も」というのには訳がありまして・・・。実は撮影本番が５月３１日に有り、６月中に放送されるだろうと思っていたら、ワールドカップサッカーが勝ち進んだというニュースで放送が遅れ、時間に余裕が出たとの事で、撮影隊に欲が出たのでしょうね～～～、取材内容も濃いものになりました。７月４日と７月９日にも撮影が有り、本当は５分のコーナーなのに、倍の１０分流して頂ける事になったんですよ。御覧頂くと、我が家「猫の箱」・ギャラリー「猫の箱」・ガーデン「猫の箱」の全貌が御覧頂けます。ちょっぴり変わった家にちょっぴり変わった住人って事で・・・。えへへ。「ゴハンの家」へようこそ。ゴハン君、観音開きの扉が気に入っている様です。

2010年07月08日

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立食パーティー♪

今日も恩師の建築作品の展覧会の手伝いに行きました。青山のお洒落なバーを貸し切りにしての立食パーティ！店員さんは全て青い目の外国人さんで、バーカウンターで１杯ずつ注文を聞いては出すなどと、立ち居振る舞いはステキだったのですが、なんともゆっくりしたペース。乾杯しようにも、ビールをもらうために何十人もの方がバーカウンターに行列を作ってしまい、困ってしまいました。オデンの手、貸してあげようか？いらない！どうせ引っかき回して余計な仕事を増やすだけでしょ！幹事さんやお手伝いの人達は、来賓に失礼があってはいけないという事で、「とにかくビール５０杯と赤ワイン・白ワインのボトルとグラスを貰えれば、こちらでやりますから！」と、少々慌て気味。そして、お店の方は少々困惑気味・・・。要するに、日本式のパーティはせっかちで、向こうの方達とは違うんじゃないかと思うのです。まぁ、面白い光景でしたぁ。って、面白がっちゃいけないか・・・。

2008年09月22日

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台風過ぎたのに大雨・・・。

お客様を連れて、住宅関係の展示会に行って来ました。工務店の監督さんが東京ビックサイトまで、車に乗せて下さったので助かりました。台風は昨日に通過したはずなのに、北鎌倉を出発した時にはバケツをひっくり返した様な土砂降りで、風も強く、車のワイパーを早回しにしても前が見えませんでした。監督さんが、「こんな雨じゃ、高速道路に乗りたくないなぁ。」と言うので、”そんな遠くまで一般道を通ったら大変だぁ～”と思っていたら、「はい、到着！」と連れて行かれたのが、横浜展示場。？？？・・・？？？パンフレットを恐る恐る見ると、やっぱり”東京ビックサイト”と書いてあったので、「指摘しても良いかしら？東京ビックサイトって、確か有明だよねぇ。」と・・・。監督さんたら、大慌て！！！私だけなら良いですけれど、お客様が一緒なんですからぁ～。そこから結局、首都高湾岸線に乗って行きました。大雨の中の高速、大変でしたよ。でも何とか、間に合って良かったです。我が家「猫の箱」のオッチョコチョイ！それは・・・。もちろんオデンちゃん・・・。

2008年09月21日

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４０年で何が出来る？

私の大学時代の恩師が、７０歳を迎えられた記念に青山の洒落たギャラリーで、建築作品展を開かれました。過去４０年間に作った４０作品の建物の写真を展示するとの事で、見に伺いました。ギャラリーに入って驚きました。「START １９６８」と書いてあるのです。そうか・・・、私の生まれた年に、恩師は事務所を始めたのですね・・・。３０歳からの４０年間で、４０作品も作ったと言うのはスゴイ事だと思います。４０年後、私は、どれだけの作品に関わっているのだろうか・・・。少なくても良いから、関わったお客様全員に喜んで頂ける様な建築を創りたいなぁ～と思っています。ボクは入口が大きな家が好きなんだ！これはゴハン君が自分でカスタマイズした”ゴハンちゃんハウス”です。

2008年09月18日

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世界遺産が・・・。

昨日午後１１時ごろ、大きな雷鳴の直後に京都市伏見区の醍醐寺境内で火災が発生し、木造平屋の観音堂「准胝堂」１４７平方メートルと、隣接の休憩所５０平方メートルを全焼し、安置されていた仏像なども焼けた様です。醍醐寺は大事な世界遺産。それが数時間で灰になるとは、何とも勿体ない・・・。鎌倉も、世界遺産登録に向けて活動中ですが、こういった自然災害による被害にも、事前の対策を練らないといけませんね。ましてや古い寺社建築は火災に弱い木造ですから・・・。プリン姉ちゃんたら、昔、ガスレンジで髭を焦がした事が有るらしいよ。だから「猫の箱」はIHにしたんだって。どの建物にも火災の危険というのは有ります。まず、火を出さないという事が大事ですが、火災が起きた時に、消防車が来る前に素早く消す知恵と設備を整える必要も有る訳です。

2008年08月24日

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地下室と屋上は男の浪漫！

大抵の男の人は、「地下室にシアター、屋上にビアガーデンが欲しい。」と言います。我が家「猫の箱」を設計する時に、住人１の希望を聞いたら、「地下室と屋上だけは絶対欲しい。」と言いました。親友君に聞くと、「やっぱり地下室と屋上は欲しいよね～。」と言うのです。男性陣曰く、「地下室と屋上は男の浪漫」だそうな。湘南新宿ラインが来たよ～！女の子だって、屋上好きだもんね～、オデンちゃん！

2008年08月12日

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今度は岩手に地震！

今日の未明に地震！６月１４日に、２００８年岩手・宮城内陸が起きたばかりなのに、たった１０日後に今度は岩手県沿岸北部に大きな地震が有りました。最大震度６強、地震の規模を示すマグニチュード（Ｍ）は６.８。北鎌倉でも”どこかで大きな地震が有った！”と感じる揺れ方をしました。仕事柄、ついつい被害状況が気になってしまい、テレビを付けてしまいますが・・・今回は想像に反して、大きな被害が無かった様に思います。その理由を考えると、岩手には昔から大きな地震が多くて、昔から建築の耐震性を重要視して作っているからだと思います。その上、木造住宅の作り方や木材の太さが都心部とは違うのです。先日、視察研修で見た時も思いましたが、木組みで作った建築物は、現代の木造よりも地震に強く、土台がズレても崩壊しない作りと言いますか・・・。そして、震源が深かった事により、木造家屋などの被害に強く影響する周期１～２秒の地震波”キラーパルス”が少なかった様です。また、地震の起こった時間や曜日も被害に影響します。今回のは未明だったので、出かけている人が少なかったり、火を使っていない時間帯だった事が不幸中の幸い。そして普段からの防災意識の高さも、被害を最小限に押さえたのだと思います。ゴハン君お気に入りのハウス、地震の時、どうだろうね・・・。段ボールで軽いから、崩れにくいね。建築家としてアドバイスするならば、家を建てる時には、地震対策をして損は無いという事。我が家「猫の箱」は、揺れて地震力を吸収する柔構造の重量鉄骨造です。天井を貼っていませんので、天井が落ちる心配は有りません。大判ガラスには飛散防止フィルムを貼っています。家具は全て造り付けで転倒しない様になっています。照明はブラブラしたペンダントライトが有りません。室内の扉は、下を浮かせた吊り引き戸なので開けやすくなっています。外へ出る扉が地震で開かなくなったら、ガラスを割って出られる様になっています。何でも想定外という事は起こり、「駄目だ・・・。」という事も有りますけれど、それでもこれから建てる方は、是非、地震が来るのを前提に・・・。

2008年07月24日

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誰が保証するの？

溶解スラグ混入のコンクリート問題は、かなりの波紋が出ている様です。大手不動産会社や大手ゼネコンが関わっている建築物なども１件や２件ではなく、となると、被害も大型だという事です。誰が保証するのでしょう？不動産会社？ゼネコン？保険会社？国？国民の税金！悪いヤツは蹴飛ばしてやれ～～～！あらら、ゴハン君～、ミカン君は良い子だよ・・・。又心配になるのは、他のコンクリート会社は大丈夫なのか？という事です。今回”ポップアウト”の様に、目に見える形で分かったから良いですが、目に見えない事もあるわけですから・・・。食品偽装の件ともダブりますが、何処の世界にも”なぁなぁ主義”や”もうけ主義”が有ると考えた方が安全です。真面目にやっている人間にとったら、迷惑な話ですが。こうなったら、やはり、国レベルで技術開発や技術指導、そして品質管理検査をするべきだと思います。となると、ますます工期が延びて、建築業界が干上がるかなぁ・・・。

2008年07月14日

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ラッキー？アンラッキー？

２週間前に、我が家「猫の箱」の建物見学の予約を受けていました。リフォームを依頼されたお客様が、今日か明日か、お見えになる事になっていました。ところが、御案内役の私の声が出ません・・・。お断りするにも、昨日は声が全く出ず、電話も出来ませんでした。え～～～ぃ！イイや、しょうがない！見て頂くだけでも！と、大胆に開き直ってしまった私。我が家「猫の箱」はモデルルームの役割も持っています。各階で、仕上げを変え、構造や仕上げが見やすくなっています。見て頂くだけでも、何か感じ取って頂けるでしょう。お昼過ぎに、いらして下さったので、ハスキーボイスで各階を御案内し、お客様が猫好きさんなので、我が家「猫の箱」の住人達全員にも会って頂きました。なかなか会えない”ラッキー・マロン様”にも、会って頂きましたが・・・。一瞬のスキに、猫パンチしちゃったんです・・・、申し訳ないです・・・。それでも、猫好きのお客様は、「あら、マロン様に触っちゃったわぁ。」と言って下さいました。

2008年06月18日

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現金が良いか、ローンが良いか・・・。

今は金利が安いので、住宅ローンを組める人は、家を建てる時には現金が有っても後々の為にローンを組む方が良いと言います。そしてもし、お客様に聞かれたら、「お子様が居て御両親も健在なら、今後使うかもしれないお金を少し残すという意味で、ローンを組む方が安心かもしれませんね。」と言います。でも私自身は、その少ない金利すら払うのが嫌なほどの、節約好きです。これって、幼い頃からのすり込み教育のせいでしょうかね・・・。「分相応！」「人にお金を借りない！」「お金を貯めたいのならバスに乗らずに歩きなさい！」と言われて育ったので・・・。まぁ、私には子供が居ませんし、親は親で子供を頼って来ない子供孝行な両親なので、「ローンは嫌い！」なんて悠長なことを言っていられるんでしょうね。オデンちゃんは、プリンちゃんが嫌い！プリンちゃんは、オデンちゃんが嫌い！このローン嫌い現金主義の私が、今回、取引先から小切手を受け取りました。う～ん、現金と同じなんだけれど、紙切れみたいで好きになれないなぁ・・・。

2008年05月30日

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良くも悪くも。

友人が、恋人らしき人を我が家「猫の箱」に連れて来ました。聞けば、若き建築家。私よりも１０歳も若いので、ついつい先輩面をして、我が家「猫の箱」を建てた時の話しをベラベラと話してしまいました。良くも悪くも、お喋り好きの私に会ったが百年目！聞けば、建築家や芸術家の仲間が集まる、サロン的な本屋も共同経営しているとかで、なかなか面白い事をしているなぁと思います。”ものづくり”をする人は、面白い事をして、人生楽しんでいなくちゃね！ねぇ、ねぇ、遊ぼうよぉ～！プリンちゃんも、たまにはオデンちゃんと遊んであげたら？そう、これからは建築家にとって厳しい時代だと言われているのです。辛口の建築家に言わせると、国の動きとしては、個人経営の建築家つぶしが始まっているそうで、建築家の間では、仲間を作って共同で仕事をする方が、生き残れる確率は高いと囁かれています。私としては、オーダー建築の良さをつぶして欲しくはないです。ん～、考えちゃうなぁ・・・。国の政策は、家を建てるお客様を第一に考えているのかな？そうあって欲しいですねぇ。

2008年05月25日

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女性だけでリフォーム！

今日は、リフォームの打ち合わせでした。このお施主様の打ち合わせ日には、必ずという程、ＪＲが止まります・・・。”奇妙だけど、そんな事も有るんだなぁ・・・。”と考えていたら、駅で皆が口々に「最近、人身事故、多いわね～。」「５月病かしら。」と言っているのを聞いて、ちょっぴり納得しました。苦労して、結局２時間遅れで、仲良し姉妹の家に辿り着きました。人間って、大変ね～。もうちょっと、ユルユル生きれば良いのにぃ・・・。私を含めて、３人の女性でリフォームを考えている訳ですが、女性だけで考えると、面白いほど細かい話になります。鍋・釜・皿や花瓶の数等々・・・。で、結局、「物が多すぎるから、処分する事にします！」という話になりました。そうなんです！大体、どちらのお家に伺っても、古くなったからというのも有りますが、物が溢れてどうしようもなくなってリフォームを考える方が多いのです。建築家としては、物をしまう場所も考えるのですが、そのために１部屋潰すのもナンですから、一応、「リフォームを機に、整理されては如何でしょう？」と、オススメします。ほとんどの方に言えるのですが、物が溢れると、物をしまう為の家具や棚を買ってしまうんですよね。そうすると、しまえるからと、又物を買う・・・。悪循環でドンドン部屋が狭くなり、結局、スゴイ事になってしまうのです。私自身、”物が捨てられない人”なので、気持ちは重々分かります。そういう人にオススメは、”とにかく物を買わない！”という事です。本当にこれは必要な物なのかと、何度も自問自答して、何年後かにゴミになりそうな物は買わない事です。私は、我が家「猫の箱」を建てた事を機に、余程の事が無い限り、本は買わずに図書館で読む事にしました。冷蔵庫も小さい冷蔵庫にして、買いだめしない事にしました。石鹸でもシャンプーなどの日用品でも、ストックは少な目にして、なくなりかけたら買う事にしました。そして、毎日の分別収集でゴミを出す時に、いらない物はないか、必ずチェックします。人間、結構少ない物だけで暮らせる事が分かりましたよ～。シンプルが一番！

2008年05月15日

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五重塔の始まりは・・・

先生のお話を伺っていくうちに、大変興味深い事が分かりました。今、私達が使っている日本語は、仏教に関係している言葉も沢山有るのだという事です。”几帳面（きちょうめん）”という言葉は元々、部屋内を隔てる”几帳”の柱の角を、全て同じく面取りした事から、丁寧な仕事をする事を、”几帳面”と言ったのだとか。観月堂の柱は、几帳面でした。そして”上品（じょうひん）”という言葉は、阿弥陀様などの意志を表す手の形”上品（じょうぼん）”から来ているそうです。親指と人さし指で輪を作っている手を”上品（じょうぼん）”と言うそうで、その手を膝の上で組んでいる高徳院の大仏様は、上品上生印（じょうぼんじょうしょういん）という手をしていて、最高の状態だそうです。又、”卒塔婆（そとば）”という言葉は、お釈迦さまのお墓のストゥーパから来ています。ストゥーパは梵語で「積み重ねる」という意味で、中国では”卒塔婆”の字が当てられ、次第に”塔婆”と略した呼び方が多く使われる様になりました。ストゥーパは円形のおわんを伏せたような形。後に石柱のストゥーパがインド各地に建てられました。形も半円から台が付き、暑さをしのぐ意味から傘が付けられ、仏教的宇宙の五大元素の地（四角）水（円）火（三角）風（半月）空（宝珠）の五輪を重ねる五輪塔へと発展します。五輪塔は、鎌倉のあちらこちらで見る事が出来ます。時代と共に、五輪塔は石製から木製へ、そして薄い板へと変わりました。お墓の後ろに建てる、あの板です。ストゥーパは巨大な塔へも変化しました。三重塔や五重塔などがそれです。屋根から下は飾りの部分で、最も重要なのは屋根の上にある相輪・宝珠（ほうしゅ）で、ここがお釈迦様の遺骨を納める所です。宝珠の形は円満成就、完全無欠を表しているそうです。鎌倉（昔の鎌倉）にも五重塔が有るんですよ。江ノ島そばの龍口寺はなかなか見応えが有ります。雨がシトシト・・・。ちょっぴり寒いのかな。よく見ると、二重塔・・・。

2008年04月17日

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私が覚えた最初の建築用語☆

”鎌倉まつり”の中で、今回は特別に”寺社拝観めぐり”の企画があり、今日それに参加して来ました。コースは、鎌倉宮から覚園寺、瑞泉寺、永福寺跡をまわるものでした。引率は、私の高校時代の恩師、内海先生です。先生は、「私は無学です。」とおっしゃるほど、もう学ぶ事は無いそうです。もちろん洒落ですが、それほど何でも知っておられるので、早口で弾丸の如く専門知識を話されます。無学な私は、話に着いていくのも儘なりません・・・。ただ、建物を見ながらの説明は、良く分かりました。私もだいぶ大人になった様です！建築士をやっていて建築の話が分からなかったらチョット恥ずかしいか・・・。自分でも建築学科へ進むと思っていなかった、高校２年生の修学旅行の時に、先生から習った”升（ます）”と”肘木（ひじき）”の話だけは、印象深く覚えていました。私が初めて覚えた建築用語という事です。ねぇ、良いの？我が家「猫の箱」には、”升”も”肘木”もないけれど・・・。いいの、いいの！平成の時代は、そういう建て方、あまりしないの！”升”も”肘木”も、上からの重みを支える木組みです。古い建物を鑑賞したり、お庭を眺めたりすると、創った人達の生活や思いが見えて来る様です。又、それが、現在へ受け継がれている事に、浪漫と努力が見えます。

2008年04月15日

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広がる御縁♪

私が設計した建物は、作って下さる職人さん達が居なければ、机上の空論でしか有りません。私が空想したり、お願いしたりした事は、形にして頂く事によって、永遠に（ちょっとオーバーかな・・・）残る可能性を秘めます。本当にありがたい・・・。職人さん達に感謝！今日、私と付き合いの有る職人さん達が、知り合いの方の家のリフォームをする事に決まりました。私が腕を振るう所は全く有りませんが、嬉しい限りです。私を介して御縁が広がったのですから”めちゃめちゃ感動”です！私の心が、天気に反映されたかの様に、降っていた雨が綺麗に晴れました！こちらは、プリンちゃんとゴハン君の歩み寄りに、”めちゃめちゃ感動！”雪でも降るんじゃない？！責任感のある、拘りの仕事をしてくれる職人さん達なので安心はしていますが、間に入った身としては、出来上がるまではチョッピリ心配でも有ります。頼んだよ～～～！

2008年04月14日

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ヒョウが降ったぁ！

家というのは、基本的には雨風がしのげれば良いと思っています。柱が有って、屋根が有って、それに壁が有れば、立派なものです。雨や風や雪や地震などで壊れない骨組みを作って、そこに少し贅沢な物や好みの物を張り付けたりして、自分なりの家にすれば良いのです。そんなに難しい事では有りません。ですが今日はもう一つ、使う材料だけは気を付けなければと思いました。ヒョウ対策です。我が家「猫の箱」のライオン！と言いたい所ですが・・・。獲物は、ピンクの猫じゃらし・・・。たまたま今日は夕食後にホームセンターへ行っていたのですが、雨かと思っていたら急にヒョウになり、ホームセンターの屋根が小太鼓を叩いている様な音を立てていました。折板という金属の板で出来ているのですが、もしこれを一般の住宅に使っていたら、かなり音がうるさいでしょうね・・・。我が家「猫の箱」は、私のオリジナルデザインで、屋根の一部にステンレス製のハッチ”クリハッチ１号”と言うのを付けているので、雨の日は”パラパラパラ”と雨の気配がするのですが、もしヒョウだったら、”バラバラバラ”という音だったでしょうね。聞いてみたかったですが。

2008年03月25日

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ピンと来たら買え！？

結婚にしても、物を買う時でも、タイミングってものが大事です。それに、そういう事は、ピンと来るか来ないかも大事！７年位前、那須高原の別荘地販売の広告を見るなり、”見たい”と思う物件が有ったので、見に行った事が有ります。販売中のものを全部見たのですが、１つだけ、今でも忘れられない夢にまで出てくる土地が有ります。崖のてっぺんの、平らな所の無い狭い敷地で、建物を建てる時に、工事の方が苦労しそうな土地でした。断崖絶壁が故に得られる絶景が、たまらなく魅力的で、目下に湖を望めるのです。それはそれは、建築家心をくすぐる難所でした。買って１年以内に温泉を引く工事だけはしないといけないという条件付きでしたので、ちょっぴり考えましたが、”欲しい！”と思いながら、家に帰りました。要するに、ピンと来ちゃったのです。でも、よくよく冷静に考えてみると、別荘に良いのであって永住には適さない雰囲気でした。私達はまだ住む家を建てる資金を貯めている所だったので、泣く泣く諦めたのです。あ～～～、タイミングが悪かった・・・。でも、それを頑張って諦めたお陰で、今の我が家「猫の箱」を作る事が出来たんですよね～。これは、良いタイミングでした。チャーミング～！なプリンとオデンが！グッドタイミング～！で階段に！今日、友人のお母様が、鎌倉の物件を見にいらっしゃって、「アドバイスを！」との事だったので、物件を見て私なりの見解を言いましたが、他人が見て良いの悪いのと言うよりは、「滅茶苦茶ピンと来て、凄くタイミングが良ければ買うべし！」って感じですね。

2008年03月21日

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モデルルーム「猫の箱」☆

ここの所、我が家「猫の箱」を、御案内する事が多いのです。２年前建てた当初は、”新品””真っ白”という感じで目を引いていたせいか、観光客の方の中でも、特に海外の方が懸命に遠巻きに、我が家「猫の箱」の写真を撮っている光景がありましたが、最近は、「これは、どこかのデザイナーが建てたんですか？」とか、「こういう家を建てたかったんです。」と言って下さる方が増えました。そう言われると、申年生まれの私はサッサと木に上ってしまいまして・・・。「私が設計したのですが、ご覧になりますか？」となってしまう訳です。我が家「猫の箱」がモデルルーム「猫の箱」に早変わりぃ～！ここの所の多忙さ故、住人１も私も掃除をサボっていたので、１階のワークスペースの黒い床に、猫の毛で出来たフワッフワの毛玉が、西部劇のワンシーンの様に舞っていました・・・。「でも、それは建物の作りに関係ないから、ま、良いか！」と、大胆にもお通ししてしまいました。お客様も、「大胆ですね～！」と。いや、これは、建物のデザインの話ですよ！大胆と言えば、マロンの居場所。外がよく見える段でくつろぎ中。しっぽがはみ出ています。大体の方は、「明るい家ですね～！」とおっしゃいます。そうですね・・・、白いですし、これだけガラスを使っているので、眩しいくらい。でも、とにかく猫達は、この階段室が一番気に入っている様です。

2008年03月19日

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信頼出来る職人さん！

仕事柄、色々な方との出会いが有ります。ましてや、ギャラリー「猫の箱」と栗原絵里子一級建築士事務所と自宅が一緒くたですから。私が建築士として働いている時には、職人さん達と一緒に仕事をする訳ですが、”この職人さんとは又一緒に仕事をしたいなぁ～”と私が思う方は、相手もそう思って下さる様で、相思相愛といったところでしょうか。ゴハン兄たん、大好き！いつものお返しだよ。今日も、「相談が有るんですけれど～、お昼休みにごめんなさ～い！」と押し掛けると、「良いですよ～！」と快く相談に乗って下さって。「先生の仕事は、どんな物でも頑張りますから。」と、こんな若僧建築士を先生扱いして下さって、本当に幸せだと思いました。仕事に人間関係は付き物。そういう良い付き合いの中で仕事をするのは、とても気分が良いものですし、お互い長続きしますね。私が何故この職人さんを好きかと言うと、”仕事に拘りが有って、決して妥協しない”という事と、”自分の作る物に愛情を持っている”という事。住人１栗原隆司の絵に対する思い入れにしても同じです。好き嫌いは別として、そういう思いで描いたり作ったりした物は、見る側の心を動かしますし、作品として完成されていると思います。

2008年03月06日

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深まる謎・・・耐震偽造・・・。

耐震データ偽造事件で、建築基準法違反などに問われた元一級建築士の話は、建築に興味の無い方でも知っていらっしゃる事でしょう。ましてや珍しい名前だっただけに・・・。この事件後、建築基準法が改正され、時間もお金もかかる様になりました。役所では一級建築士の免許をきちんとチェックする様になったのと、構造設計の構造計算書を事細かくチェックし、追加検討を要求する様になりました。内輪の話ですが、この事件以来、私の建築家仲間や工事仲間は、仕事が動かなくなって大変になったと嘆いています。色々な人間が居る様に、色々な一級建築士が居るのも確かです。でも、ここまで建築業界の信用を落としてくれるとは・・・。家を建てたいと思ったお客様は、誰も信用出来ませんよね・・・。真面目にやって来た役所も技術者も大変ですが、御施主様自身が大変・・・。その元一級建築士は、最高裁に上告をしていましたが、１９日付で棄却されました。懲役５年、罰金１８０万円とした１・２審判決が確定してしまった訳です。本来、耐震偽造（建築基準法違反）だけならば、罰金刑だけで済んだ様なのですが、国会での偽証が「実態解明と適切な行政指導を遅らせた」として、１・２審で実刑を言い渡した様です。０５年１２月の衆院国土交通委員会の証人喚問で、鉄筋量を減らすよう圧力をかけられたと虚偽の証言をしたとの事・・・。え、これは虚偽だったの？！じゃ、真実は何処に？！光有る所に影・・・。さてさて、真実は何処に・・・？構造計算書の改ざんも偽証も、悪いことです。私の中では、偽証よりもむしろ構造計算書の偽造の方の罪を重くして良いのでは？と思います。一級建築士は、人命を預かっているのですから。それにしても、どういう経緯で偽造や偽証に至ったのか・・・。単なる一級建築士・人間としてのモラルの欠如だけではない気がするのです。建築基準法をちょっぴり変えるだけではなく、根本的な再発防止策は無いのか・・・。元一級建築士は近く収監される見通しだそうですが、出来る事だったら、何処でどう道を間違えたのか、真実を明らかにして欲しいものです。

2008年02月21日

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生きている限り、プラス思考で！

先日テレビを見ていたら、乳ガンで余命わずかと診断された２４歳の女性の話を特集していました。「今日生きている事が奇跡」という言葉が、私の心に残って響いています。本当にそうだなぁ・・・。その方はもう、この世にはいらっしゃいません。でも最後の最期まで、キラキラ輝いて・・・。私は、２４歳にして膠原病という難病にかかりました。その方と違うのは、余命がどの位かが分からなかった事です。お医者様からは、「このままじゃ、いつ死ぬか分かりません。」と言われ、”どうせ死んじゃうんだ！”と自暴自棄になった期間が２ヶ月位有りました。でも、ウツウツグズグズしていても病気は良くならず、時間だけは流れていきます・・・。そこで考え方を変えました。”どうせ時間が流れるなら、生きている限り、楽しく前向きにプラス思考で生きようじゃないか！”って。そう考えるうちに、身体の節々の痛みも取れて、みるみる体調が良くなって行きました。不思議なものですが、精神と身体は別ではない事に気付かされました。ミカン君、青と赤と、どっちが好き？どっちも好き～！私の設計の御施主が、今回の法改正による確認申請手続きの遅れによって、新しい家づくりを断念なさる事にしたそうです。心配なのは、その御家族の心と体です。夢や希望に燃えている時は人間は健康で居られますが、それが無くなった時は気を付けなくては・・・。とにかくお大事になさって下さい。私に出来る事は無いかと考えたのですが、私としては、又夢が復活した時に家が建つ様に、設計を続け、生き続けなくては！と思っています。

2007年12月27日

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DIYも良いか！？

我が家「猫の箱」の地下の棚に塗り残しが有ったので、塗装職人さんに「塗り残しを塗って下さい。」とお願いしたら、「自分で塗って貰えますか？」と言われました。”え～～～！？”と思いながらも、相手は本気で言っている様だったので、「良いですけれど、借りられる筆は有りますか？」と聞きました。結局、たった１本の筆を借りたって仕事にはならないので、近くのホームセンターにローラー塗りと筆塗りの道具を買いに行く事に。ついでに、施工業者の社長にお願いしていた坪庭の資材も、私が買って来る事にしました。だってこの調子じゃ、２４日のクリスマスイブの来客に間に合わないんですもの！プロにはプロの技術が有りますから、なめて掛かっちゃいけませんけれど、自分でやれば気に入らない所はトコトン直せますし、最終的には思い通りに出来ますから、良い事も有ります。ペンキ塗り、結構上手くなったかな～。ゴハン調査員、地下の様子を偵察中～♪地下は、ちょっぴりイタリアン？前は白砂利と黒砂利で和風坪庭にしていましたけれど、今回は素焼きに見える磁器質タイル貼りにしたので、ガーデンデザインをイタリアンテーストにする事にしました。大きめの植木鉢を置こうと思いますが、どんな木を植えるかだけは、まだ悩んでいます・・・。やっぱりオリーブが合うかなと思うけれど、実のなる木も捨てがたい・・・。

2007年12月22日

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手数料節約術の巻

私はコツコツ節約するのが好きです。子供の頃、お小遣いやお年玉がクラスで一番少なかった私にとっては、節約する事こそがお小遣いやお年玉を多く貰う事より尊い事の様に感じていました。私が取り引きしている施工会社の方はご親切にも、「支払いをする時に、銀行手数料は引いて下さいね。」と言って下さるのですが、相手が負担して下さるからといって、節約の手抜きはしたくないなぁ～と常々思っていました。そこで考えたのが、同じ銀行の同じ支店に口座を持つ事！今日、新規で口座を作って来ました。これで振り込み手数料が無料になります。小さな金額ですけれど、喜んで頂けると嬉しいわ～☆有名な方が言っていらっしゃるでしょう？「小さな事からコツコツと～！」って。ネットバンキングだと、時間外でも振り込みが出来て、２４時間無料なのだそうですが、万が一、事故が有った時の保証が全額ではないそうなので、これはやめておきます。便利の裏には悪が潜んでいるかも・・・。光の裏には影！プリンちゃんの影、大きい～！新規口座開設をして下さった銀行マンの方が、私の職業を見た途端、「６月の法改正は、悪法だというウワサですね。」とおっしゃったのには驚きました。銀行内でも話題になっているんですね・・・。銀行って所は一番お金の流れが見える所ですしね。

2007年12月18日

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不況を乗り切れば！！！

私の同期が、我が家「猫の箱」に遊びに来ました。「今日、地鎮祭だったんだ～！その帰りに寄った！」と嬉しそうな顔。「そうか～、良かった良かった！」と私。建築事務所を経営している者同士、会えばやっぱり建築の話になります。お互い良い刺激や情報をもらっていると思います。今日の話の要点は、「建築業界、不況だね・・・。」と言う事と、今やっている設計の話。やはり、今日地鎮祭をやった物件も確認申請が降りるまでに苦労していた様で、お互い、慰めねぎらい合う会話でした。聞けばやはり、法改正後に関係業者が潰れているそうです。特に構造設計事務所と杭工事の業者が・・・。杭工事と言えば、建築工事の一番最初の工程です。ですから、今後はその後の工程の工事業者が潰れるであろうと予想できます。私の同期や私の様な個人の設計事務所ならば耐えられますが、従業員を多く抱えている会社は大変ですね・・・。オデンちゃんは、もっと食べたい時、マロン様の横で待っています。耐えて耐えて、我慢我慢！もうちょっとだから！ただ、この状況の中で生き残った業者は、今後伸びるとも考えられます。というのも、仕事が出るとなったら次から次へと出て来ると予想されるからです。まぁ、あくまで希望的観測も含めた予想ですが。建設業界の不況は、世の中の不景気を招く要素です。この状況が、あとどの位続くのか想像が付きませんが、我慢我慢です。私が付き合っている業者さんにも、頑張って堪え忍んで生き残って頂かなくては！！！

2007年12月16日

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やっつけ仕事？怒ります！

我が家「猫の箱」の地下改修工事も大詰めです。施工会社の社長が、私の誕生日までに完成を間に合わせようと、必死に段取っていました。そして今日がその私の誕生日です。ところが、誕生日に間に合うどころじゃなく、私の誕生日に職人さんがバタバタと一番出入りする羽目になったのです。現場が好きで賑やかなのが大好きな私にとっては、それ自体は別に嫌な事じゃないのですが、でも今日は、この怒らない私が怒りました。と言うのも、塗装職人さんがペンキ塗りたての棚板を重ねてトラックに乗せて持って来て、ベッチャリ張り付いた物を剥がしたので、棚の下地が見えるほどボロボロになったのです。酷すぎる！！！ガオぉーーーーーー！凄く怒っているんだからーーーーー！「これ、綺麗に直るんですか？」「あなた、これ、作品なんですよ！これ見たら、作った大工さんが泣いちゃいますよ～、酷いじゃないですか！」「今日納品する事が分かっているのなら、今日乾いていないと駄目でしょう？段取りが悪いんじゃないですか？」「こんな仕事していたら、私のお客さんの仕事は任せられませんよ！」と私。「あ、直りますんで。」と簡単に言う塗装職人さん。ボロボロになったところにサンドペーパーを当ててもう一度その場で塗ったのですが、残念ながらエンボス加工でもしたかの様なボコボコの仕上がり・・・・・・。「ペンキの色が付いてりゃ～良いって訳じゃ有りませんよ！」「これ、直ったとは言いませんよねー！」と言い方も鼻息も荒くなる私。本当に、人に対して怒れない私を、こんなに怒らせた人はいません。住人１も悲しそうな顔・・・。「これじゃ、文化祭のペンキ塗りより酷いなぁ・・・。」「あ～～～、何だか悲しい。」とぼやいています。どう考えても”バタバタのやっつけ仕事”をしているとしか思えません。よりによって、今日という日に・・・。こんなプレゼントはいりません！！！元々、私達は”美しさ”に拘りが強すぎるのかもしれませんが、私が設計している限り、職人さんにも美しく仕上げて頂かないと。私に関わる職人さん達～！しょうがないと諦めて下さい。

2007年12月12日

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同期！お互い頑張ろう！！

大学時代の同期の子から、電話が掛かって来ました。建築学科のゼミで一緒に学んだ子です。その子は先生方の期待の星☆で、学年トップで卒業し、今は建築事務所を主催する、仕事オタクの男性です。「鎌倉市の物件をやっているんだけれど・・・。」と、不安げな声。「遺跡が出てきたら、どの位時間がかかるかな？」とか、「自治体として、景観に関わる指針が有るのかな？」という事だったので、我が家「猫の箱」の設計で私の経験したことを話しました。詳しく聞くと、鎌倉市役所で「自治体の設計指針を確認して下さい。」と指導され、町内会長の連絡先を聞いた様です。聞けば何とドンピシャリ！我が町内会でした。これはこれは！電話を切ると、住人１が「スゴイね～、彼にアドバイスしたんだね。」と。「経験した事をしゃべっただけだよ。」と言うと、「いや、経験した事自体がスゴイ事でしょ。貫禄だね。」と。確かに・・・。私もオバサンになった訳だ～！マロン様ほどの貫禄には、ほど遠い・・・。オデンも頑張れ～！寝る子は育つ・・・。考えてみると鎌倉人である私は、迷いもなく自然に設計出来る部分が有りますが、よその土地の人から見れば、簡単には分からない事も有りますよね。まぁ、設計というのは、そういう良く分からない事をウンウン考えて、謎解きする所が面白い作業だったりする訳ですが。優秀な同期の考える”鎌倉”に建つ建物、期待しています！私も頑張らねば～！

2007年12月04日

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偽装や手抜きじゃないけれど・・・

千葉県JR市川駅南口直結を売りにした、市川市再開発物件である超高層分譲マンションの工事において鉄筋不足が発覚し、工事が中断しているというニュースが流れました。仕事柄、私はこういうニュースに敏感に反応してしまいます。１１月５日、建て主・分譲主である不動産会社と施工会社が、施工ミスによって鉄筋の量が設計図書で定めた量よりも少なくなったこと等を再開発発注者の市川市に対して報告したそうですが、マンション購入者にはその事実は公表されないまま、販売が続けられたそうです。この物件は鉄筋コンクリート造地上４５階と地下２階建てで、５７３戸の住戸は、完売していたそうですけれど・・・。分譲主側は、不足分の鉄筋は、補修すれば問題ないと思って重要事項とは捉えていなかったと言いますが、購入者側にしてみれば、 ”騙された感”が有るでしょう。そこで気になった言葉が分譲主が言った、「同質では無いが、同等です。」という言葉。ねぇ、ねぇ、同質では無いが同等です！って事は・・・。ミカン君じゃないけれど、猫なら何だって良いでしょ！って事？？？足りない鉄筋は、壁面をはつって鉄筋を足し、コンクリートを流し込む事によって、設計図書通りにするという事なので、確かに、「同質では無いが、同等です。」と言えるのですが、ここでの問題は、”同等なら許されるのか？””説明しなくて良かったのか？”という事です。世間が問題視し、購入者が怒っているという事は、明らかに説明が足りなかったという事ですね。

2007年11月15日

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北鎌倉は、どんな景観が理想か？！

鎌倉市に建物を建てる時は厳しい役所の指導が有ります。我が家「猫の箱」の建っている辺りは、第一種低層住居専用地域の中でも”風致地区”と言われていて、建物高さや色について特に厳しい地域で、緑化も２０％しなくてはいけない地域です。役所の窓口で景観についての指導を受けて、それを守った形でないと許可を受けられませんし、確認申請も出せません。ところが、高さ以外の指導内容というのはあくまでも指導であって、明確な法文が有るものではなかったので、法的拘束力も有りませんでした。ですので、それを法文化しようという動きは２～３年ぐらい前から有った様に感じますが、ここの所、慌ただしく役所が動き始めた気がします。鎌倉市としては、歴史有る町鎌倉のイメージを壊さない様にしつつ、数年後の世界遺産登録にあわせて法の整備をしたいというところでしょう。オデンはね、鎌倉のお寺も良いと思うけど、この緑が好きなの。美味しい空気を吸って、緑を眺めるって贅沢だもの。数件隣の敷地は、”風致地区”以上に厳しい指導を受ける、”歴史的風土保存地区”に位置するため、建て替えも出来ない状況で、窓サッシの色に至るまで事細かに指導されるそうです。ところが、道路１本向こう側の鎌倉街道沿いは近隣商業地域だったり第一種中高層住居専用地域だったりと、色々な用途や高さが認められている地域が複雑に混在しており、同じ市で、同じ駅を利用している住民が、違う住環境に置かれているという事になります。そこで一つ問題視されているのが、高さの問題。第一種低層住居地域の人達は、どんなに頑張って建てても地下有りの２階半建てしか建てられませんが、それ以外の地域では大きなマンションやビルも許されるのです。それが隣り同士になっていたら、「マンション反対運動」が起こるのも当たり前な気がします。かと言って、マンションやビルを建てる側の方にとっては、「法律違反じゃないんだから好きにさせてくれ」という気分でしょう・・・。そこを上手く解決する方法は・・・難しいですけれど、「我が町鎌倉」を大事にする気持ちを皆が持っていれば、良い方向性が見つかる気もします。住民同士で、ウンウン考えなくては！！！

2007年11月13日

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法律が・・・

「太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中。」という番組が好きで、毎週金曜日の放送を録画して見ています。政治話題を中心にマニフェストを立てて、賛成・反対の討論をしているので、ついつい見てしまいます。タイムリーな話題が多いので、尚の事、面白いです。これまでは、お笑いタレントさんと言うと真面目な話が出来ないイメージが強かったのですが、そのイメージがスッ飛んでしまいました。最近気が付いたのですが、お笑いタレントさんのお笑いも勉強熱心な方の方が面白いですし、きっと長続きしますね～。オデンね、ママのお仕事を見てお勉強しているの。ママみたいな一級建築士になるんだもん！今回のマニフェストは、「政党の分裂・連立を禁止します法案」でした。討論の内容を聞く内に、今の衆議院と参議院による”ねじれ国会”や、自民党・民主党の動きによる騒ぎによって、日本がどの様な状態に置かれているのかがやっと見えて来ました。小泉首相時代には、何百件もの法律が成立したり改正されたりしていたのに、参議院選挙後には１件も法案が可決されていないのだそうです。それはそれは恐ろしい事態じゃないですか！！！２大政党が切磋琢磨して、「日本を良くしよう！」という目標に向かっていれば幸せですが・・・。私の仕事に関わる建築基準法に問題が生じている今、法律も役所も建築業界も、早く何とか、正常に機能する様になって欲しいと願うばかりです。

2007年11月10日

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猫密度が～！

我が家「猫の箱」のキッチンは、コンパクトで使い安い事を目指して作りました。”コンパクト”は言い換えると”狭い”とも言いますが・・・。キッチンというのは、ご飯を作る人にとって使いやすい事が一番の条件ですから、他の人がどうのこうの言ってもしょうがない物です。我が家の場合は、ご飯を作る人＝設計者＝私自身ですから、とても使い勝手良く出来ました。私の一番の理想の生活像は、極端な話では有りますが、３帖位の部屋のド真ん中に布団を敷いて、その周りは全て収納棚になっていて、手を伸ばせば何でも全て手に取れて、動かずに全ての用が済むと言う感じ。食べて寝て食べて寝ての生活に、一分の無駄も出ない事が理想なのです。そんな私ですから、キッチンに関しても、キッチンのド真ん中に立って、私が３６０度回るだけで食材が取れて、ご飯が作れて、食器が取れて、洗えて、炒めて、焼けるのが理想でした。狭いけれど、狭いからこそ出来る機能性！！！ふふふっ。狭いキッチンで猫達に食べさせるから・・・。キチキチです。

2007年11月09日

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人が違えば・・・

何でも人の作る物には、作る人の”クセ”が有ります。良くも悪くも、それを”個性”と言うのかもしれません。私が書いた図面を見て作っても、違う職人さんが作れば、違う納まりになり、仕上がりも違います。それを今回、目の当たりにしました。”クセ”と言えば、ミカン君は”酒グセ”ならぬ”マタタビグセ”が悪い・・・。デロ～ン、デロ～ン！現在、我が家「猫の箱」の地下室の補修をしているのですが、今回あえて違う大工さんにお願いしました。お客様の家ではなく我が家の事ですから、実験実験！段取り方、使う材料、考える時間、作業時間、納まり、仕上がりに対する思い入れ、どれをとっても違います。比較すると尚の事、その違いに驚かされます。前の大工さんは、上手に安い材料を使って、現場合わせでスピーディーな作業をしました。今回の大工さんは、チョット高めの材料で、じっくりゆっくり、少しの狂いも許さない拘りの作業をしています。どちらの大工さんもそれぞれ、性格の良い大工さんです。さて、お客様の家を建築する場合、どういう大工さんが良いか・・・。適材適所と言いますか・・・現場によって変えた方が良いですね。それと、お客様の要望を聞いておいた方が良いですね～。安い材料を上手く使って、スピーディーに美しい仕上げをして下さる方がいると一番良いですが、そんなに都合良くは行かないのが辛い所です。

2007年10月22日

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命掛けてます！！！

私は、自分の仕事は”私の子供”だと思っています。私の引いた図面によって、幾種類もの工程を経て建物が出来上がるのです。子育てした事は有りませんが、それはまるで子供の成長を見る気分じゃないかなぁ・・・。でも”私の子供”は、職人さん無しでは生まれません。建ち上がる迄に関わる職人さんの数は、相当なものです。職人さんが作って下さらなかったら、いくら私がデザインしても、何の意味も無いのです。机上の空論になってしまいます。とにかく職人さんには頭が上がりません。今日の現場は高所作業だったので、１日の仕事が無事に終わってホッとしました。１～２階吹き抜け部分と階段室のクロス貼り替え。猫は高所が得意ですけれど・・・。でも・・・。赤ちゃんオデンが、階段を降りるのだって、冷や冷やものです。「今日は特に大変でしたね～！心配していたんですよ。無事に事故無く終わって良かったです。ありがとうございました。」と声を掛けると、「いや～、今日は疲れましたぁ・・・。」と。疲れるだけなら良いですけれど、命掛かっているんです、現場って！

2007年10月18日

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こだわりの塊「猫の箱」

テレビの取材依頼の電話が入りました。「こだわりの家」「面白い家」の特集だそうです。私達なりに、こだわりにこだわって、面白がって建てた家ですから、とっても嬉しいお話☆どんな取材内容を計画されているかは分かりませんが、私なりの「猫の箱」に対するこだわりの思いを語ってみます。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～１．猫と暮らす家猫の爪研ぎに強い建材や、掃除しやすく汚れにくい建材を利用。猫達のお気に入りは、キャットタワー代わりの螺旋階段と梁と高窓。２．猫にも人にも快適で楽しい家パッシブソーラーの原理を利用し、夏は涼しく冬は暖かく、換気の良い家にした。外の空や緑が見えて気分の良い家に。遊び心の有るデザインで、猫と空間共有しながら日々を楽しく暮らせる家にした。３．歴史を感じる家鎌倉室町時代の遺跡を思い出させる床のデザイン。昔の土間と茶の間の関係を現代風に再現したいという気持ちでデザインした。平成時代の新しい建材を利用した家。４．鎌倉の町と鎌倉の自然に馴染む家透明感の有るガラスとどんな色にも合う白を利用し、町にも自然にも馴染む、品の有る彫刻の様なデザインになる様に心がけた。５．景色を楽しみ、五感で楽しむ家プライバシーを守りつつ大開口で景色を取り込み、気持ちの良い空間に。雨風をしのぎつつ、雨風を感じる家。各フロアから見える景色や、部屋仕上げのイメージは全て変え、飽きの来ない家にした。ガーデンには季節の花の咲く草木を植え、道行く方にも楽しんで頂ける様にと思っている。６．人の集まる家土足のまま入れる半分外半分内の土間部屋を作り、ファジーな空間とした。パーティも出来る様に、狭いながらも工夫出来る家具をデザインした。７．何が出るか分からない、ビックリ箱の様な家どの部屋も使い方を限定せず、生活形態の変化に順応出来る作り。フレキシブルに対応出来る作りにした。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～散々考えて作った家ですから、突然インタビューされても答えられると思いますが、たまにこうやって思い出すのも良い事です。「猫の箱」の決定的瞬間！マロン・プリン・ゴハン・ミカン・オデン！！！猫と暮らす家「猫の箱」ですから、こうじゃなきゃ！

2007年10月11日

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家の中は安全か？！

朝起きたら、舌が２枚になっていました。正確に言うと、舌の裏が腫れて、もう１枚舌が出来たみたいになるのです。いくらお喋り好きでも２枚はいらないって感じ・・・。そうなる時は喉が腫れ、耳の中も痒くて、うまくしゃべれません。私は”食物アレルギー”持ちなので、何かに反応して度々こういう風になります。自分で分かっているアレルゲンは摂取しないように気を付けていますが、知らずに摂取してしまう時があります。昨晩の夕飯で、怪しい物を食べた記憶が有りません。そうだとすればデザートに食べたプリンか、お風呂上がりに住人１が飲んでいた炭酸飲料を珍しく一口もらった事が災いしたか、寝る前に頬張ったスナック菓子か・・・。何が入っていたんだろう・・・？どれに入っていたんだろう・・・？あら、マロン様、それに入っていらっしゃいましたか！！ミカン君も入りたいねぇ～！私の”アレルギー”の始まりは、スギ花粉症からでした。花粉症の人は”食物アレルギー”になる人が多いのだとか。私の場合、果物に対するアレルギーが酷いです。サクランボなんかを食べると口の中の皮がペロンとむけてしまいます。野菜ではナスとトマト。トマトは火を通せば大丈夫ですが、ナスは何をしても駄目。いくらうがいをしても歯を磨いても、アレルギー反応が出ます。今や、１年の内、鼻から息が吸えるのは、６月と７月のたった２ヶ月。それ以外の月は、まるで酸欠の金魚さん・・・。パクパクパクパク口で空気を食べます・・・。そして、食べ物も恐る恐る食べます・・・。そして去年私を襲ったアレルギーは、喘息。シックハウス対策で２４時間換気の換気扇を付けたものの、湿気がこもった部屋でカビが発生したのが原因と思われたので、カビの生えた物を除去し、除湿器を設置したら治りました。今、カビの生えにくい建材で補修中です。空気、食物、水、・・・。いずれにしても、人間には不可欠な物・・・。自然に溶け込み共生してきた昔と違って、あらゆる汚染が進んでいる事も原因でアレルギーが増えていると聞きます。個人的には、「自然に近付きたい！」「電気やガスを使った過度な設備はやめたい！」と思っていますが、建築設備の力も借りなくては生きていけないんじゃ、しょうがないですかね・・・。あとは、柔な身体を鍛えますか！

2007年10月07日

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何処に住むのが幸せか！？

ここの所、友人夫妻の家のリフォームに関わっています。２人は共働きで時間を作るのも大変。夜なら時間が取れると言うので、昨晩２１時から、「猫の箱」で材料決めをしました。夫婦で趣味が違うらしく、もめにもめたので、私としてはアドバイスのし甲斐がありました。御夫婦が「猫の箱」のソファーと畳ベットにゴロゴロしだした所で、お開き。それが２５時（夜中の１時）。ローンを払い終わった後には、新築も検討すると言っているので、「とにかく、リフォームにはお金を掛けないで、夢に向かってしばらく贅沢は我慢しなさい！」と言い、私の知っている限り一番安いシリーズの材料の中から一番良いと思う物を選んでもらいました。そして今日は午前中に施工会社の人に見積をお願いした所です。どんな場所に、どんな家に、どんな環境に住むのが幸せなのか！？オデンちゃん、あなたは「猫の箱」に来て幸せかしら？幸せだと良いんだけれど・・・。”幸せ”の定義は人それぞれ。他人様から見ていくら良さそうに見えても、自分が見て良くなければ幸せにはなれません。でも逆に、幸せは自分で創り出せます。全て、自分の気持ち次第！それは猫にしたって同じ。”幸せ”と”デザイン”の世界は、その辺が似ている気がします。”デザイン”の善し悪しの感覚も、人それぞれ。面白いものです。安い材料でも、良い物は創り出せます！それが私の仕事であり、私の腕の見せ所。使い方や組み合わせ方で、無限大の可能性が有るって、素晴らしいぃ～☆リフォームする事で、友人夫婦も益々幸せになってくれると嬉しいです。

2007年09月29日

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家づくりは、絶対に譲れない！！

お月見をする場所って、昔は縁側でしたよね？縁側と言うのは、日本人の”心の場所”でもあります。季節を感じ、風流を感じる場所でした。太陽も月も庭の木々も見える方角に縁側を作ったはずです。我が家には縁側は有りませんが、屋上が有るのでお月見は屋上。我が家「猫の箱」を設計する際に拘った事の一つは、日本人の心を忘れない家にしたいという事でした。青空も星空も花も緑も土も感じ、時間や季節を感じられる家にしたいと思っていました。だから、屋上は譲れませんでした。あ、マロン様が１３年ぶりに懐かしの赤ちゃん用ハウスに寝ています。ちょっと涼しくなったからでしょうか。家づくりはワガママでいなくてはいけません。自分達が住むのですから、自分達にとって良い事を第一に考えて、拘るべきです。

2007年09月25日

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消防署に呼ばれて・・・

ゼネコン会社員の時代は、一度に最高７物件を抱えてやった事が有りますが、今は新築３物件＋改築１物件＋家事でギューギューです。ギャラリー「猫の箱」が、平日休みがちなのは、そのせいです・・・。”二足の草鞋”ですからね・・・お許し下さい・・・。建築基準法関連の法改正で、想像もしていなかった事が起こりました。建築家である私は、連日役所がらみの対応に追われ、連日連夜、寝る間を惜しみ図面を書いたり、必要な手配をしたり、役所に行ったりしているのに、仕事が進んだ感じが有りません。それに、今までだったら呼ばれなかった消防署にも呼ばれて。人を２～３人雇いたいほどの忙しさですが、残念ながらその財力が有りません・・・しょうがない・・・。土・日・祝日と、住人１栗原隆司に店番を頼んでいますが、作家さんに店番させるのは、私としては心苦しい・・・。でも逆に、お客様にとったら、作家に会えるチャンスという事で。猫の手を借りて・・・。ミカン君、店番頼んだよ！えぇ、えぇ、寝ているだけでも良いから。聞く所によると、建築家の仕事だけでなく、建設業界が止まっていると言うのです。建設会社・メーカー・職人さんに至るまで・・・。こんな感じじゃ、景気が回復するどころじゃありませんね。これが長引くと、世の中全体にも影響が出るかもしれません。ゼネコン時代に身体を壊しましたから、自分の限界を知ってはいるつもりですが、年々歳をとっているので気を付けつつ・・・。まぁ、終わらない仕事は無い！と思って頑張ります。

2007年09月18日

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親の助け！

昨日の続きですが、子供が住宅を建てるとなると親御さんは心配なさいます。一生の事に関わりますから、住宅の設計にはゆっくり考える時間が欲しいですよね。その方法ですが・・・。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～１．親からの現物贈与相続時精算課税制度を利用する場合、まず親が住宅を購入して、数年してからその住宅の贈与を受ける方法もあります。例えば４０００万円の住宅を親が購入しても、その相続財産評価は売買価格相場よりも低く評価されるので、評価額が２５００万円だとすれば、それを子が贈与される時は税金がかからないことになります。ただし、親が購入してすぐに子へ贈与すると、実質４０００万円の贈与とみなされかねません。一人っ子であれば親が家を購入して子に住まわせても良いですね。相続財産評価が圧縮されるうえ、家賃を払わなくても罰せられません。将来の相続時にその家を受け取ればよいのですが、兄弟姉妹がいると逆に争いのもととなる可能性もあります・・・。これはあくまでも一人っ子の親が全額負担する場合ですね。２．親からの資金援助方法１相続時精算課税制度による通常の２５００万円枠ではその用途を問われないわけですから、住宅購入後に贈与を受けて住宅ローン返済に回すこともできますね。ただ、親が６５歳以下だと２５００万円の枠すら使えないのですが・・・。３．親からの資金援助方法２親などから住宅購入資金を借りることだって有効です。資金を借りる場合には、それが贈与とみなされないように借入金額や返済方法などを記載した印紙を貼った契約書（借用証書）を作成し、適度な利息を加えたうえで定期的に返済したという記録を残していくことなどが必要です。返済記録は書面で残したり、銀行の通帳にお金の出し入れをきちんと記載すれば良いと思います。親子間だからこそ、お金の流れをクリアにしなくては後が怖い・・・。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～これらを出来る親を持った子供は、甘やかされていると言うか、幸せ者というか・・・。一人っ子なら問題は生じにくいですが、兄弟が居る場合、なかなか難しい事も有ると思います。オデン、ミカン、兄弟喧嘩は駄目よぉ～！仲良く仲良く！私は両親健在なので、子供の立場で考えてしまいます。基本的には自分で何とかして、親に心配はかけたくないと思ってしまいます。

2007年09月06日

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生前贈与って？！

最近、税金に関しては法が緩められ、生前贈与を希望される方が多くなっています。これは、お金を動かしたいという政策によって緩められたものです。住宅取得をしたいと思っている方で自己資金の少ない方にとっては、財産の有る子供思いの優しい親が付いていれば、賢く活用した方が良いですね。ミカン君とオデンちゃんに親は居ないけれど、親代わりのゴハン君が！こっちおいでよ～。専門用語で言うと「相続時精算課税制度」ですが、そのポイントをまとめてみました。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～１．相続時精算課税制度を使う場合２５００万円までなら、その用途は問われませんし、現金以外の財産でも大丈夫です。が、親の年齢が６５歳以上でなくてはいけません。２．相続時精算課税制度を住宅取得資金に使う場合親の年齢を問わず、１０００万円を上乗せ出来て、３５００万円まで可能です。住宅用の敷地だけを購入する場合には対象となりませんが、その敷地での住宅新築工事が申告時（翌年３月１５日）までに終了して既に入居しているか、あるいは棟上げが終わった状態で、工事が完了次第に入居することが確実な場合には、土地取得の資金分も合わせて特例の対象となります。但し、対象となる住宅は自己の居住用の住宅であることのほか、床面積が５０平方メートル以上、木造一戸建などの場合は建築後２０年以内、床面積の２分の１以上が居住用であることなどの要件があります。中古建築物購入でも可能ですが、残念ながら築２０年を超えていると、１０００万円の上乗せが出来ないという事です。３．相続時精算課税制度を増改築費用に充てる場合工事費用が１００万円以上であることが要件となっています。４．相続時精算課税制度の適用を受けるためには最初の贈与を受けた年の翌年２月１日から３月１５日（贈与税の確定申告期間）の間に、贈与を受けた子がその管轄税務署に対して「相続時精算課税選択届出書」と「贈与税申告書」を提出しなければなりません。但し一度、相続時精算課税制度を選択すると、取り消しは出来ません。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～相続時精算課税制度とは、親の死後に相続される分を、生前に贈与するというだけの話なので、税金対策をお考えの方の為にはなりません。どの時点でも精算した際に限度額を超えたら高額な税金を払う事になります。さて、時間の制約が有って、バタバタと新築住宅を建てるのが嫌だな～と思う方の為の技については、又後で・・・。

2007年09月05日

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てんてこ舞い？！

耐震偽装問題により、６月２０日に法改正がされ、役所も建築士も大変な事になっています。簡単に言うと、今まではポンと出すだけだった確認申請の書類が、相談をし、説明をし、お互い納得してからでないと出せないシステムになりました。これで一番怒っているのは、今までのつもりでいるお客様。「いつ建つんだ？何が何でも早く、建物を建ててくれ！」そう怒られても、今は法改正の難しい時期なので誰にも想像がつきません・・・。関東の建築士、それから関西の建築士からの話を聞いても、もう２～３ヶ月は仕事がストップしていると言っています。でもまぁ、私の設計している物件だけではないという事で、少々慰められています・・・。「議員を使えば、何とかなるんじゃないか！」と言われても、私の嫌いな古い古い手法ですし、それに今時、議員さんを使って何とかするって言っても、不祥事続きの政治家が、そんな危ない橋は渡らないでしょう。「そんなに時間が掛かるなら、確認申請なんかしないで建てたって良いんだ！」と言われ、驚きました。今までの役所対応や図面作成等の仕事が水の泡になるのは許せますが、確認申請をしないなんて事を１回許したら、世の中が大変な事になりそうです・・・。私は子供の頃から性格的に、悪い事が出来ない小心者ですし、法を守るのが仕事なので、私には全く無い思想で・・・。こういう性格ですから、法を守らなくてはいけない仕事に就いたのは、ある意味の正解だと思いますが。私が関わっている以上、聞き捨てならない話です・・・。ガジガジガジぃ～！ボクもそんな話は嫌いだ～！ミカン君、怖い顔ー！

2007年09月04日

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告知させて頂きます☆

先日の怪しげな雑誌取材依頼の件から、”取材”と言うと疑いの気持ちが・・・。人を疑うのは悲しいですが・・・。鎌倉ケーブルテレビへの出演が本決まりになりかかっていたのですが、今一度確認したいと言う事で、住人１がディレクターさんに、「こちらがお金を払わなくてはいけないなんて事は無いですよね。」と確認を取りました。「いえ、こちらが、交通費程度ですがお支払い致します。」との事。真面目な仕事をされている方から見れば、きっと、ビックリなさる質問だったろうと思います。遠回しに金銭要求された！と思ったかしら～？住人１と住人２の、２人の出演を検討して下さった様ですが、スタジオが小さくて人が入れないとの事。鎌倉で見付けた面白い家「猫の箱」という事らしいので、建築の説明の出来る住人２栗原絵里子が出演する事になりました。え～！ボクが出演するんじゃなかったのぉ？ゴハン君、ごめんね～！と言うことで、明日３１日金曜日１７時から４０分間の生放送番組「７daysウィークリー」に、住人２が生出演致します。驚いた事に、以後１週間毎日５～６回再放送されます。再放送の時間は毎日７：１０～、１０：００～、１２：００～、１７：００～、２１：００～、そしてそれに加えて金土日は２３：００～も再放送されます。大変！３８回も放送される番組に生出演！失敗は許されませんね～！

2007年08月30日

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設計、大好き！

友人夫妻の姉夫婦が新築を考えているという事で、何か良いアドバイスが出来ないかと思い、今日、千葉の敷地を見て来ました。私の仕事は、机上の空論を形にして行くものですが、本当に机の上だけでやっていたら良い物は浮かびません。敷地を見て、環境を見て、御本人達と語らって・・・そうすると、みるみる頭の中で建物が建ち上がります。”住まい”とは住人そのもの！さてさて、どんな住まいが出来るかは、お楽しみ～！全開口サッシでフルオープン！我が家の住人達もフルオープンな性格！下の道路で「ゴハンちゃ～ん！」と呼ばれると、嬉しくなって窓際へ。私は、ギャラリー「猫の箱」で色々な方とお話する事も”天職だな～！”と思っていますけれど、最近、設計の仕事も”天職だなぁ～”と思う様になりました。だって、楽しくて楽しくて、寝る間も惜しいんですもの♪

2007年08月29日

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詐欺か悪徳業者か、それとも！？

雑誌取材の依頼の電話が有りました。今回は「猫の箱」ではなく、「栗原絵里子一級建築士事務所」の方です。依頼主によると、各界の社長を対象に取材を行い、インタビューは女優さんが行うと言う企画だそうで、今回は神奈川県の社長を取材したいとの事で、弊社に依頼をしたそうです。「私の会社を何処で知られましたか？」と質問すると、「情報が命の我が社ですから。以前から、そちらの会社の御名前は伺っていました。」と言うではありませんか！小さな個人事務所なのに、有名になったもんだぁ！取材の依頼は嬉しいお話ですが、聞いた事も見た事も無い雑誌・・・。どちらにしても、取材予定日に元々予定が入っていたので、お受けしませんでした。取材を断るとは、私も偉くなったもんだぁ～！じゃ、あたちが取材を受けておきましょうか？あら、モデル立ちですか、プリンちゃん！せっかくの情報社会ですから、インターネットで雑誌名とか会社名を調べてみました。すると、立派なホームページが有りました。お断りしたのが勿体ない位・・・。でも、電話の先で声の様な電子音の様な雑音の様な音がしており、しゃべり方が妙に流暢なのが変な感じでした。何か、悪いウワサは無いかしら？と、更に調べると・・・。ん・・・・・・！？。その会社から取材を受けた方々のブログから、どうも怪しげな匂いがしてきたのです。取材費として、高額なお金を請求されたとの事。取材費と言えば本来、取材を申し込んだ側が払う物ですが、芸能人を使ったインタビューと、雑誌に掲載すると広告になるからという事らしいです・・・。そして、この会社、社名を何度も変えていたり、雑誌名も色々有って、手を変え品を変え、って感じらしいです。これは詐欺か、悪徳業者か？以前、詐欺被害（私は詐欺だと思っています・・・）に遭った時に警察の方に相談した際に言われたのは、「お金を払ってしまった時点で、詐欺は成立しません。」との事でした。要するに、何かをした事による対価としてお金を払った場合、どんな状況下でも（恐怖心のあまり、お金を払ったとしても）お金を渡した場合は、お金を喜んで払ったと思われてもしょうがないという事です。いやぁ・・・、警察の方のお話では、スーパーで買い物をするのと同じレベルで話をされていましたが、やっぱりそうではないと思います・・・。いくらこちらが、「詐欺だと思う」と言った所で、詐欺罪にはならない・・・。気に入らないとか納得出来ない場合は、お金を払っては駄目という事です。怖い思いをしたなら、警察に電話して下さいとの事でしたが、そんなに簡単にホイホイと、警察には電話出来ませんよねぇ・・・。

2007年08月28日

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私に出来る事♪

私は子供の頃、「他人の為になりなさい。」と言われて育ったのですが、”私に何か出来るだろうか？”と、ずっと思っていました。それが今日、友人夫婦から「ありがとう」と言われた事で、自分の価値と責任を認識させてもらいました。そして、私も彼らに「ありがとう」と言いました。そう、自分は誰かの為に存在し、誰かは自分の為に存在してくれていて、誰かが居るから自分の存在価値が認識出来るのだと感じました。ね、私は君達にご飯を食べさせる為に生きて居るんだよぉ～！オデンちゃん、ミカン君、優しい癒しの時間をくれて、ありがとう！建築家としての仕事もそうですけれど、私に出来る事って、結構有るのかもしれません。

2007年08月26日

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「猫の箱」でこだわった事

我が家「猫の箱」の設計をする際、自分の独断で設計した訳ではありません。やはり将来的に両親と住む可能性も有るので、全員の意見を聞きました。これが、なかなか個性的な個が集まった家族でして・・・、意見が割れた時には、まとめるのに凄く苦労しました。でも難題であればあるほど、解決するのは面白い作業です。良いアイデアが浮かんで出来上がりが見えて来た時は、まるでパズルが完成したかの様な感動でした。「猫の箱」のこだわりの一つが、”猫にも人にも快適な空間”という事だったので、少し贅沢な二間分の全開口サッシを使って、１階にも２階にも光と風を取り入れています。電車だ！電車だー！涼しいなぁ～！ゴハン君、網戸を突き破って落ちないでよぉ～！夏は全部開けて網戸にしているので、５分おきににやって来る横須賀線が風を運んで来るのが有り難い！冬は窓を閉め切っているのですが、西日が深く入ってサンルームの様になるので、これ又有り難いのです。走る電車の中からは、そんなに見えるものじゃないし、例え見られたからと言って、困る様な事はしていませんし。な～んていう風に、このデザインが実現した背景としては、我が家族が”開けっぴろげな性格だから”というのも有りますね。そこの所は似ていて良かったと思います。

2007年08月23日

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崖地に建つ家

私の場合、御施主様と敷地を見ると、イメージカラーが頭をよぎり、パァ～～～～ッと目の前に建物が浮かび上がって来るのです。ですから、最初のイメージと出来上がる建物には余り差がありません。学生時代に設計の課題が出た時からそうでした。住人１が絵を描く時は、やはり頭の中に最後の出来上がりの絵が浮かぶそうで、それを自分の左手に描かせているだけの事らしいです。やはりそれも、頭の中で描いた絵と出来上がりの絵に、差は無いそうです。私の場合は自分だけで形にする事は出来ないので、図面を書き、職人さんにお願いし、それを形にしてもらっています。自分のイメージが形になるのです。建物が立ち上がった時の嬉しい事！現在関わっている物件も、早く出来上がりが見たいですぅ～。友人夫婦が気に入った物件は、崖地に中古物件が付いているので、私がイメージを膨らませる必要は無いのですが、それでもイメージが勝手に涌いてきます。これが又、特別にイメージの膨らむ敷地です。私好みな土地とでも言いますか・・・。崖地の土地は眺望が良く隣から覗かれる事も無いので、開放的な風通しの良い明るい健康的な家が創れます。我が家「猫の箱」以上にステキな家が作れそうな予感！「猫の箱」より、良いの？ゴハン君、「猫の箱」も風通しが良いから、快適でしょ？ただ、崖地故のリスクも有ります。いくら頑丈な擁壁でも、予想以上の地震が有ったら、平地よりも崩れる可能性は高いのです。それに不同沈下の危険性も高いというリスクが有るので、色々な事を考え合わせた上で、購入する方が良いでしょう。友人の事ですし、親御さんも心配なさっていたので、出来る事だけはして上げたいと思い、私の知り合いの不動産屋さんに話を聞いてもらったり、付き合いのある地盤調査会社に相談したり、市役所に行って敷地の図面や近くの地盤の調査結果を閲覧したりして来ました。ついつい眺望の良さにつられてしまいますが、大きな買い物ですからね～、それも参考にして、冷静に判断するべきだと思います。

2007年08月20日

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大きな買い物！

友人夫婦が不安だと言うので、今日、一緒に不動産屋さんに行きました。「プロの絵里子さんが付いていれば安心だから～！」と、またまた殺し文句が御上手だこと。「部外者でありながら、何か有ったらついつい口出してしまったりするかもよ。下手したら、私が喧嘩しちゃうかも～。」と言いましたが、それでも「お姉ちゃんの振りして付いて来て～。」と言うのです。しょうがないなぁ～☆確かに、私達が「猫の箱」の敷地を買う時はドキドキで、立派な大人であるにも関わらず、両親にも付いて来てもらったっけ。まぁ、不動産を持っている先輩として、それから建築家として、多少はアドバイス出来る事も有るかも知れません。それに、付き合いの無い不動産屋さんと喋るのも、悪くはありません。色々な意味で勉強になりますもの。今日も猫達を置いて、外出。ゴハン君、頼んだよ！え、今日も行っちゃうの？土地・建物って、沢山有りますけれど、１００人居れば１００人、良いと思うツボが違います。土地や建物は、その家族そのもの。友人夫婦が気に入っている物件は中古の建物が建ってはいますが、富士山と緑の山々の見える素晴らしい景色の土地。見るなり、”彼ら色のメロディー”が流れたのです。とは言え、不動産との出会いも、人や猫との出会いと一緒で、御縁です。私にとって大事な友人なので、彼らにとって良い御縁になると良いなぁ～と思います。

2007年08月19日

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不動産を買いたい思う時

友人夫妻が突然、「申し訳ないんだけど、相談に乗ってくれる～？」と現れました。かしこまってどうしたのかと思ったら、先程見てきた中古物件を買おうかと悩んでいるとの事。「素人にとって、何処をどう見て良いものか分からないんだけれど、教えてぇ～。」と言うのです。分析してみると、大体、家を買いたくなる時と人生の転機は重なります。結婚した時、子供が産まれた時、親の介護が必要になった時、子供が巣立った時、退職した時等々・・・。友人夫妻の場合は新婚さん！そう言う私は、何の転機にも関わらず「猫の箱」を建てましたけれど、「猫の箱」を建てた事により、人生の転機が訪れた気がします。彼らは毎月賃貸マンションにお金を使ってしまって、共働きしないとやっていけないそうです。そうですよねぇ、賃貸というのはどんなにお金を払っても自分の物になりませんから、虚しくなるのも分かります。ざっと計算してみた所、彼らが買っても良いかなぁと思った中古物件は、今の家賃を２４年分払ったら買えてしまう物件。築１４年なのが気になったらしいのですが、「鎌倉に住みたいと思ってたし、猫の箱にも近いし、どう思う？買った方が良いかな。」と聞くのです。困っちゃうなぁ～、「猫の箱にも近いし」は、殺し文句！！！しょうがないなぁ～、「これから一緒に見に行ってあげるよぉ。」と、お散歩がてら物件を見に行きました。行ってみると何と、私の母校の隣！！！懐かしの門、懐かしのグランド、懐かしの景色が！ちょっとした高台なので、鎌倉の山々、丹沢の山々、そして富士山の見える素晴らしい景色でした。！「猫の箱を建てていなかったら私が買うかも～！！！」と私が興奮気味。私のハウスは段ボール☆だって、オデン、段ボールの肌触りが好きなんだも～ん！人それぞれ人生設計は違いますから、私の考えは押しつけませんが・・・、木造の中古物件の場合、建物が１４年も経っていると資産価値は有りません。でも、文句を言わなければ充分住めます。今後、コツコツお金を貯めて建て替える事だって出来ますから、鎌倉に一生住む気でいるのなら、賃貸にお金を使うよりは賢いかもしれません。又逆転の発想で、全然違う土地に住んで、全然違う商売を始めるとか、人生を１８０度変える手も有るかもしれませんね。勇気はいりますけれど。

2007年08月12日

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橋が落ちた・・・

アメリカ中西部のミネソタ州で、ミシシッピ川に架かる高速道路の橋が崩落しました。何せ多くの命が・・・・・残念です。詳しい原因の究明はこれからしっかりする事でしょうし、構造計算の方法などが見直されるでしょう。高速道路や橋の設計というのは、土木の分野では有りますが、私の建築の分野とこよなく近いので、同じ技術者として、このニュースには興味が有りますし、落胆も大きかったです・・・。考えられる原因は色々有ります。橋がかなり古くなっていたとか、車の渋滞による荷重の多さ、繰り返しの振動による金属疲労や、塩害による錆、構造計算する上で想定していた以外の要因も有るかもしれません。そこでハッと我が家「猫の箱」の事を考えました。目の前を通る横須賀線の振動は想定していたのですが、想定外と言えば洗濯機の振動です。洗濯機なんて何処の御家庭にも有る物ですし、洗濯機の振動で建物が壊れたなんて話は聞いた事が有りませんが、我が家の場合は柔らかい鉄骨構造なので、洗濯機の脱水の時は結構ユサユサと揺れます。２階に有るから、尚の事。洗濯機が揺れていない時は洗濯機の上の洗濯物の上に・・・。プリンちゃん、晴れたから、洗濯しても良いですか～？でも、侮る事なかれ。構造計算をする時に、洗濯機の振動まで考えていなかった事が、後々影響しないとは言い切れません。大きな地震に耐える設計ですから、小さな振動で壊れるはずは無いのですが、それが繰り返されると悪さをする場合も有るかも・・・。何せ、想定外・・・。地域によって積雪が多かったりしますし、台風などの多い地域では風の影響を考えた設計をするわけですが、今後住宅設計をする時には、洗濯機の振動も考えた方が良いかもしれません。

2007年08月02日

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猫の箱

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日本テレビ「スッキリ！！」の放送日、７月９日金曜日に決定♪

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モデルルーム「猫の箱」☆

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