85歳、家を買う
平成31年、明けてから半月。時間の流れがどんどん早くなっているような気がする今日この頃。喪中につき、新年のあいさつは控えさせていただきまして、今年もよろしくお願いします。11月3日に父の35日法要を行い、年末に納骨も終え、一区切りついて新年でした。父のことは、どちらかというと嫌いで、いなくなっても悲しいとは思わないだろうなと思っていたのですが、日が経つにつれ、喪失感がつのってくるわけです。夢の中で何回も介護のやり直しをしている。そして、きましたね、うつ病の増悪。いろいろな手続きなんかで走り回っていた疲れもあったんでしょうが、もう、落ち込みや憂鬱感がひどいひどい。でも、そんな中で、母が、どうしても自分の家を建てたいと言う。もともと、祖母から母が相続した土地があるので、そこにどうしても家を建てて、仏壇を置きたい。せっかく、父の世話から解放されたんだから、一人暮らししたい。説得なんか聞きゃしません。しかたない。そこから建設会社頼んで、相談して、一昨日、14日に地鎮祭までこぎつけました。6月末にはできあがるらしいです。私は11月にひいた風邪が治らず、肺炎一歩手前とうつでへろへろ。どこにも行きたくない、誰にも会いたくない、外の景色がずっと夕暮れに見える状態で、建設会社との打ち合わせと最低限の仕事と家事をやって、あとは布団に潜り込んで過ごしています。友だちからお誘いはあるけれど、今の、むなしい、つらい、寂しい、憂鬱という感覚はうまく伝えられず、ごにょごにょとお断りをいれています。誰にも会いたくないんだ、そっとひとりにしといてくれ、と怒鳴りたいんですが、そのエネルギーもなく、まあ、ごにょごにょ・・・がんばれ、がんばろう、という言葉を今言ってくれるなという気分です。もとに戻るにはちょっと時間がかかりそうな今の状態です。