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2016.03.20
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カテゴリ:映画(か)

今回の一言
久しぶりに人の真心に涙しました!!
日本人なら知っておくべき歴史作品です!!

2015 日本、トルコ
史劇、ドラマ

監督
田中光敏
Cast
ケナン・エジェ
内野聖陽
忽那汐里
アリジャン・ユジェソイ
エルカン・ペグバイ

ストーリー
1890年9月、オスマン帝国首都コンスタンティノポリス。(現トルコ首都イスタンブール)
かつて提督まで務めた軍人の息子、ムスタファ大尉は、遠く離れた日本の明治天皇へ謁見し親交を深める為、そして航海を成功させる事で欧州へ威信を示す為の船エルトゥールル号に乗船する事となった。
親善使節団として656名を乗せたエルトゥールル号はトルコを出発。
紅海、インド洋を超え、太平洋へと出る長旅となった。
やがて日本へと無事に辿り着き、天皇陛下に謁見、親書を渡し、1年後の1891年9月、使節団は使命を終え帰路に着く事となった。
その頃、和歌山県紀伊大島、樫野地区。
そこには貧しく小さな漁村があった。
そこに住み人々から「先生」と慕われる男、田村は医者だったが、治療費を払えない者からは金銭を受け取らなかった。
その代わりに人々は採れたての魚を渡したり、朝一番で産んだ鶏の卵を渡したりしながらその真心で平和に暮らしていた。
ある嵐の夜。
エルトゥールル号は帰路に着き、神戸港へと向かっていたが、台風の影響で船は大混乱。
マストが風に耐え切れず折れ、舵も聞かなくなり、ボイラーの熱だけが頼りとなった。
ムスタファは機関室大尉としてボイラー室に残り懸命に働いたが、船は座礁。
爆発は時間の問題となった。
爆発する事を皆に告げ、なんとか退艦させようと駆け回る内、船は爆発した。
漁村からでもその爆発音は大きく聞こえ、人々は何事かと嵐の中、外へ飛び出した。
海には沢山の人間達が流れ着いていた。
田村と村の人々は愕然としながらも「助けなくては」と救出を始めるのだった...。





感想
DVDではどうなるか分かりませんが、劇場では本編前に現トルコ大統領の映画に対する、そして日本へ対する祝辞がありました。
なんかすごい事になってるなー!!

いまや気軽に海外旅行へ行ける世界となりましたね。
海外へ行く日本人、日本へやって来る外国人がどんどん増える中、日本人は意外とどの国が親日国でなぜそうなのか?という事を知らなかったりします。
かくいう私も今作を観るまでトルコが親日国だなんて知りませんでしたが、今作はもちろんトルコでも公開されていますし、1890年こんな事があったんだ、そして1985年こんな事があったんだと知り、両国の絆が深まり、両国民の心がつながる事を願わずには要られません。

我々の先祖は真心を持って人と接していた。
その温かさや優しさに涙せずには要られませんでした。
これが実話だというのだから、本当に感動しました。
遺品を綺麗にするシーンは本当にビックリして、「人として出来過ぎだ!てゆーかもう神様だ!」と感じてしまいます。笑

映画としてはエルトゥールル号の遭難シーンは本当に面白かったです!
迫力もありましたしとても怖かったです。
しかし今作の中でぶっちゃけこのシーンがMAXでしたね。
この後も映画は続きますが、緩やかに萎えてきます。

また1985年のシーンは後半1時間もなかったんじゃないか?と思うほど短く、映画全体としてのバランスがあまり良かったようには思えませんでした。

そして1番ええぇぇぇ~~~!!と思ったのは、トルコ大使館のムラトが語る空港での会話ですが、想像ではかつてエルトゥールル号を助けた日本人の話から恩返し的な流れになるのかな?と思っていました。
ところがエルトゥールル号の「エ」の字も出てくる事はなく、あんな説得で納得し、ええぇぇぇ~~~!!となりました。
でもこれは実話なんだよね?!とか思いながら、本当かよ?!とかも思いながら。笑
トルコ人はあんなに聞き分けが良いのかい?!

でも日本政府が自国民を見捨て、見捨てられた日本人がトルコ人に救われた事は事実です。
私達はこの事を忘れてはならないのです。
その為に陸路を選んだトルコ人達が全員無事だったのか?とても不安ですが本当に感謝です。

日出づる国と月昇る国の友情が変わらず、平和に暮らせる事を願って。
素敵な感動作品でした。

my評価7点(10点満点中)





概要
日本とトルコの友好125周年記念として製作された日本、トルコ合作映画。
エルトゥールル号の遭難事故はオスマン帝国内に大きな衝撃を与え、当時の日本も出来る限りの援助をし、義損金、弔慰金も寄せられ、オスマン帝国では日本政府の努力や大島村民の救助活動が伝えられ、遠く離れた日本と日本人に好印象を抱いた。
しかし現在のトルコでは知名度の高い事件ではなく、外務省の調査では29.9%の認知度となっている。
それでも事故現場である串本町では5年に1度追悼式典が行われており、2008年に行われた式典では当時のトルコ大統領アブドゥラー・ギュルも出席し献花を贈った。
日土国交は何度も行われていたが、当時の日本は欧米列強も同等の条約を望み、オスマン帝国は不平等条約を嫌った為にオスマン帝国崩壊まで国交が結ばれる事はなかった。
その後オスマン帝国はトルコ共和国となり、大使館開設となった1925年国交が結ばれる事となった。
それでもエルトゥールル号の遭難事故は日土友好関係の起点として両国関係者に記憶されたのである。
そして1985年、サダム・フセインによるイラン・テヘラン爆撃から無差別攻撃時、取り残された邦人を助ける為トルコに救援要請を出した日本駐在大使に対し、トルコ側は「トルコ人なら誰もがエルトゥールル号の遭難の際に受けた恩義を知っています。ご恩返しさせていただきましょう。」と返答したのだった。


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Last updated  2016.03.20 12:57:59
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