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カテゴリ:宮城県の蔵元
伯母ちゃんを天国に送り出す儀式は今日で終了しました。きっと千の風になって これからも馬鹿な甥を見守ってくれる事でしょう。 さて、これが我が社の昨日の裸参り軍団です。いや、軍団と言う程の力強さは 感じられないかも知れませんね(笑)。私は店番をしていて応援には行けなかった ので社内から回ってきた画像を掲載しましたが、すんげー寒そうでしょう。 鳥心の八重樫店長も参加する予定でしたが、直前になって出られない事態が 起きてしまいました。本人は「いやー、出たかったのにー....」と言ってましたが、 後ろを向いた時の一瞬の笑顔を私は見逃しませんでした。 裸参りの行列は上記のメンバー以外に仙台駅前の商店会の方々と合同なので、 おそらく100人を超えていたんじゃないかと思いますが、さぞかし勇壮だった事だ と思います。 画像の通り防寒出来るものはゼロに近い状態でクソ寒い中を練り歩くわけですが、 足はワラジも靴も履かない薄手の足袋一枚だけなんです。靴下だけで道路を歩く のとほとんど変わりませんが、これが痛いんだ。 横断歩道の近くには目の不自由な方の為の目印に、歩道に丸いものが何個も突 き出ていますよね。これや小石を踏んでしまった日にゃあんたっ。冷え切った足に は痛てーのなんのって「ギャー」っと悲鳴を上げそうになりますが、口は白い紙で 包んだお賽銭を噛んでいるので声を出せないシステムになっているんです。 普段は無意識に履いてるだけの靴ですが、お参りが終わった後に履くと靴の有り 難味がそれはそれは良く分かります。私の経験上、この日ばかりは神様よりも靴 様の方が神々しく見えましたよ。靴への感謝の気持ちだなんて、普段は中々芽生 えないもんですよね。 右手と左手のどっちだったか忘れましたが、片手は鐘を持ってチャリンチャリンと 音を鳴らし続け、もう片方の手には提灯を持っているので両手も使えず頭を掻く事 も出来ません。 服を着ていたって外を歩くのは寒くて大変なのに、半裸の状態で1時間ほど練り歩 く訳ですからたまったもんじゃありません。そんな時に沿道の方々の声援がとても 有り難く、そして勇気が湧いてくるもんです。 こっちもね。⇒人気ブログランキング 大変ではありますが、仙台に残る数少ない伝統行事なので是非継続してもらいた いもんです。私はもう絶対にいやだけどね(笑)。神社へのお参りも無事に済んだと 思うので、これで今年も錦本店は「売れて売れてウッシッシッ♪」は約束されような もんでしょう。 と言う訳で夕べ呑んだ純米酒の宣伝です。 錦の酒『萩』純米生酒17BY ◆蔵元:萩野酒造 宮城県栗原市金成有壁新町 ◆原料米:山田錦100% ◆精米歩合:65% ◆日本酒度:+1 ◆酸度:1.7 ◆アルコール分:15度以上16度未満 ◆お値段:720ml/1,580円 1.8L/3,150円 先日のブログに書きましたが私の祖父は石材屋で、墓石の石碑も彫っていた んだそうです。さぞかし達筆だった事でしょうが、その孫(私)の字がこれですが な(泣泣泣)。 書道の心得のかけらも見られない無いこの恥知らずな“泥酔流フォント”にして、 更にいっちょまえに判子まで押したラベルで発売してから10年前後になりますが、 商品としてお客さんに売っていいのかどうか今だに疑問に思っています。 そのせいなのか、画像の奥のマグロとサーモンとツブ貝の刺身までグチャグチャ に並んでるように見えますね(笑)。これは平成18年3月の上槽なので約3年の 熟成酒です。 裸参りに比べたらどうって事はありませんが、夕べも自転車コギコギで家に帰っ て体がえれー冷えたので、熱燗以外に呑みたい酒は思い浮かびませんでした。 45℃くらいのお燗で呑みましたが、カドが取れて円やかな舌ざわり。 まさに円熟して艶のある、そして味わいが一つにまとまった優しい味わいでした。 トーコさんのブログにも書いてましたが、お燗酒ってお風呂に入った瞬間のような 心も開放されたような気分の安堵感がありますね。 「あ゛~、い~♪」ってね。 これから2月にかけて最も寒くなる時期だと思いますが、ますますお燗酒が恋しく なりますね。錦本店にはお燗で美味しい純米酒が売る程あります。私めカンザケ・ スキオがお待ちしておりますので、ささどうぞどうぞお越し下さいませ。 今日もポチッと応援ありがとうございます!! 『人気ブログランキング』 おっ! 3位に残留ありがとうございます。m(..)m 2011年7月30日OPEN! サンセールのお店「酒のかわしま」 NET-SHOP 日本酒・ワインのお買い物はコチラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2011年10月13日 11時30分23秒
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