五月の森はサンセール

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ど～も♪　何ともプアーな印象の画像ですが、給料前の逼迫した状況を広く訴えようと言う訳ではありませんよ(笑)。先日の地酒を楽しむ会『福』『若』『鶴』では、それぞれの蔵元さんの郷土色ある料理を出して欲しいと鳥心に要求していたんですが、中々思い浮かばなくてネットで長野県の名物料理を調べてくれたようです。

そしたらウソかホントか『長野県はサバ缶の消費量が日本一』という情報を得たと言うんですよ。しかも各家庭の戸棚にはサバ缶がびっしりと備えてあるんだとか。サバ缶?　それをそのまんま出すのかー?　たしかに長野県は海が無いので妙に“日本一”って説得力がありますが、どうやって料理するのか分からなくてサバ缶をお出しするのはボツになりました。

そして先日信濃鶴の岳志さんに会った時に「そんなに沢山サバ缶を喰うの?」と聞いてみたら、「は?　それは無いなー。たしか北信(長野県北部)では根曲がり竹と一緒に味噌汁にして食べるらしいのは聞いた事がある。」との事でした。そんな話しをしていたら無性にサバ缶を食べたくなって、仕事帰りにコンビニで某蔵元の本醸造の300mlとともに買って食べたのが上の図です。

久しぶりに食べましたが美味しかったですよ。サバ缶を以前に食べたのは何時だったのかも思い出せないくらいに、缶詰そのものを食べる習慣がほとんど無いんですが、学生時代に友人とサバ缶一つを分け合ってチマチマと食べながら朝まで呑み明かしていた頃を思い出しました。

あの頃は酔っ払えれば何でも良かったので、すんげー安いウイスキーやウオッカをよく呑んでいたと記憶しています。お金が無かったけどそれはそれで楽しかったなー、なんて事を思い出しながらサバ缶を食べたせいか、とても美味しく感じました。これに白髪ネギなんかを乗せればそれなりの一品料理になりそうですね。




黄金澤・ひやおろし山廃純米生詰め原酒

◆蔵元:川敬商店　宮城県遠田郡美里町
◆原料米:宮城県大崎地方産トヨニシキ100%　◆精米歩合:60%
◆日本酒度:+1.5　◆酸度:1.8　◆アミノ酸度:1.4
◆アルコール分:16.8%　◆お値段:720ml/1,340円　1.8L/2,680円


学生時代と比べると随分と豊かな酒の肴になったもんです。って、一緒じゃ困りますね(笑)。さて、今月は『ひやおろし』が続々と入荷予定で、今日は5種類入荷しました。全部で20種類くらい入って来ますが、コン様ったらそんなに沢山仕入れてどうやって店に並べるんでしょうねー?って、他人事みたいな私です(笑)。

この黄金澤のひやおろしは昨日入荷して早速呑んでみましたが、こりゃ美味いっ!!　熟成によるまろやかさと山廃仕込みによる適度な重厚感がバランス良くまとまっています。冷やでも美味しいけど、お燗がまた格別の美味さでした。料理とともにしっとりと日本酒の良さを楽しめる逸品で、特に関西方面で高い評価を受けるだろうと思います。これはドンドンお勧めしますよー。

話しは変わりますが、ふと思い立ってカツオの刺身にカツオ節をかけて食べたらどんな味するんだろうと思ってやってみました。冷奴にカツオ節をかけたら数倍美味しくなりますもんね。結果的には特に美味しくなると言う訳ではありませんでしたが、何たって元が一緒ですもんねね。まっ、馬鹿な考えでしたが時にはこんな事から良いアイディアが生まれて来る事だってあります。よね?　多分ね?　それはどうかな?　チャンチャン。



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２０１１年７月３０日ＯＰＥＮ！
サンセールのお店「酒のかわしま」
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