★貿易取引のリスクを軽減したりする、副詞の使い方講義:
副詞の使い方=その1講義
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○副詞をポンと使う事で、言いたい情報に商業的に訴求力が出ます。
☆また、副詞を使うとビジネス上のリスクを回避する事ができます。
★副詞は、発言者の本音を込める事ができますし、情報(文章)を
引き締めます。お料理での塩コショウ と言う感じです。
副詞を使うかどうかで、その差は歴然です。
例) 『この新型機械は、軽量コンパクトさが特徴なのです』
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これを皆様は、どの様に英語で言いますか?
次の2つを比較してください:
a) This new type of machine is light and compact.
b-1)
This new type of machine is innovatively light and compact. /innovatively従来になく
b-2) This new type of machine is surprisingly light and compact. /surprisingly 驚くほど
b-3) This new type of machine is amazingly light and compact. / amazingly 素晴らしく
b-4) This new type of machine is nicely light and compact. / nicely 手軽にほど良く
b-5) This new type of machine is unrivalledly light and compact. / unrivalledly 他よりも傑出して
b-6) This new type of machine is comfortably light and compact. / comfortably 快適に使いやすく
この様に、副詞を1語だけ、補う事で、商業的訴求力が生じます。
使う副詞は、発話状況ほかで、千差万別です。
○上記の様に、副詞が入ったら、
「簡潔さを失う事なく、なるほど訴求力が増している」、
と感じる方がいれば英語の感覚が身に付いている方です。
ビジネス文書では、簡潔な言い方、書き方が好まれます
それは、短時間に理解できる事が求められるからです。
その中で、副詞を使うと、余計な冗長な言い回しを避けて、
一発で本音や商業的優勢をPRできるのです。
その副詞の使い方は、ある程度の期間、練習が必要です。副詞を使える感覚と体得しましょう
過日の週課題を取上げます:
〇事例その1)引き合い状の返事内容を英語で作成する場合:
1)『御社は是迄、日本の企業とお取引した事がありますか?
(*使う副詞: regularly)
⇒ Have you ever had business dealings with any Japanese
companies regularly? となります
*今迄~した事はありますか?
⇒表現パタンは、Have you ever 過去分詞~ ?ですね・
*regularly ?がないと、次の通りですね
Have you ever had business dealings with any Japanese companies?
reguarly がある場合とない場合との意味の違いわかりますか?
引き合いの返事で、相手(引き合い)側が、日本企業とのビジネスの
展開方法、日本とのお取引に関する商習慣などを知っているかどうか?を尋ねる場合は、
regularly?としたら良いです。これは、一定期間=定期的に、
日本企業取引をした事があるか? と言う意味ですが、
一定期間取引経験があれば、ある程度は、日本企業との商売が
どんなものかを相手側が把握している事になります。
*日本企業との商売展開について、どの程度相手側が知っているかどう かを尋ねるのが、regularly?を使う理由です
2)『尚サンプルですが、あいにく無償では対応致しません。
(副詞:unfortunatley, hopefuly)
有償となりますが、宜しいでしょうか?出来ましたら12月5日までに お返事お願いします:
We are afraid that we don't have any free samples for you.
We would like to offer you charged samples only.
If you are fine with this, please kindly get back to us, hopefully, by Dec. 5, 2009?
Please 動詞+~>の命令文に、kindly 、そして、期日要望のときに、hopefullyを加えると丁寧さが出せます。
〇事例その2)アピールする場合での副詞
[この商品を○○年間 / 総代理として取扱っています』
(副詞:proudly )
3)『弊社は、地球環境に優しい肥料を10年以上、
20カ国に輸出しています』
⇒ We proudly have been exporting our sustainable fertilizers
to 20 countries for over 10 years.
商材や是迄の継続事業を紹介したり、PRする場合には、
★「proudly」 とか 「successfully」 を使えば良いですね。
これで、上手く当該の商売を展開している事がPRできます。
こうした副詞の呼吸を皆様、これを機会に、意識なさってください
ご参照ください。ご質問は何なりとどうぞ。
上記課題には、まだ、続きの問題がありますので
皆様、ぽちぽち進めてください。
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<参考事例:副詞を使った苦情のコレポン例がありますので、
以下に貼り付けます>
We are sorry to have to inform you that the bulk of the acrylic
loungewear (button-front robe with V-neck; our order no.SSLW-V2)
that was delivered is not up to the samples which we received
on March 15.
On comparing the loungewear received as the samples,
we were *unpleasantly surprised to discover that
the models are not the same high quality.
We can only assume that a mistake was made and
that the loungewear we ordered has been wrongly delivered.
★unpleasantlyに、この企業の本音を込めていますね。
*簡潔に英語で書くビジネス文書の中で副詞で本音を含める事が
出来ます。
We cannot accept this delivery because we pride ourselves on the fact that our stores carry only the very best quality in ladies' fashions.
For that reason, we must ask for replacement of this entire collection.
Please let us know what you wish to do with this order.
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ご参照ください。ご質問は何なりとどうぞ。
上記の苦情のレターは、各パラグラフの下に、
日本語訳を入れていただければ添削します。
【<兵法・英語二刀一流>末次通訳事務所 末次賢治】
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