カテゴリ:映画
google map に表示線などを加筆 ルート66に関する本を読んでいると、必ず出てくるのが、映画「怒りの葡萄」だと、 先日のブログに書いたが、「ん、違うんじゃないの」という場面を見てしまった。 それは、映画に登場する地名とルート66の関係。 農地を棄ててカリフォルニアへ移動する一家が住んでいたのは、オクラホマ州サリソー。 そして、サリソーから西へ、ヘンリーエッタを通って、オクラホマシティへと走るのだが、 映画では、この間をルート66として描いているのだ。 ルート66に乗って、サリソーの町を出て、ルート66でヘンリーエッタを通るのだから、 ルート66を走ろうとする者にとって、この場面は貴重だ。 是非とも、映画の中に出てきた農村地帯をこの目で見てみたいと思い、場所を確認した。 だが、ルート66をなぞってみても、サリソー(Sallisaw)もヘンリエッタ(Henryetta)も出てこない。 地図のインデックスで検索すると、ルート66からは100キロ以上も南の町がサリソーだ。 映画に間違いはないだろうから、この道もルート66だったのかも知れない、と思い、 色々な地図をチェックし、ネットを検索するも、サリソーなどがルート66の町だとは出てこない。 ならば、映画「怒りの葡萄」の間違いなのか? これも検索すれども、答えらしきものは出てこない。 戸田奈津子の誤訳を指摘するネットは山のようにあるが、なぜか、これについては書かれていない。 広いアメリカのこと、100キロほどのズレは誤差の範囲、ということなのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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