カテゴリ:生き物
例えば、日本のアブラゼミ。 地中で5年過ごすと言われているが、5年に一度羽化するのではない。毎年羽化している。 5年前に地中に入った幼虫、4年前、3年前、2年前、1年前、と続くからだ。 なのに、毎年羽化しているセミが、なぜ、17年に一度 羽化するようになったのか? 不思議だ? 17年セミ(素数セミ)の説明で、一番不足しているのがこの部分だ。 勿論、すべての本を読んだわけではないが、説明不足というか、 最初に、5年セミ、7年セミ、14年セミ、17年セミありきで、始まっている。 未解明の部分ということなので、学者としてはいい加減なことは言えない、 ということなのだろうから、私なりに、この部分を考えてみた。 それは、氷河だ。 氷河が北米大陸を被った時、地上に出ようとした蝉の幼虫は、氷河に触れて、死亡した。 その間、5年、10年、15年・・・、毎年生まれていたセミは氷河に触れて姿を消した。 そして、たまたま、氷河の一部が溶ける時期があって、その時に地上に出たセミが 子孫を残すことができ、15年に一度、17年に一度しか生まれないセミの原点 になったのではないかと考える。 もしくは、氷河の下で、冬眠様態になれるセミの幼虫が生き残り、 氷河の一部が溶けた時に繁殖できた、とも考える。 画像は、2008年に、ケンタッキー州パークシティで写した17年セミの這い出た穴。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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