カテゴリ:俳句・写真・陶芸
10年ほど前、ビデオの編集講座に通ったことがある。 この「通ったことがある」というのが、くせ者で、 「学んだことがある」とでは、意味あいとその結果が異なる。 そんな状況ではあるが、記憶に残っていることの一つが、 ビデオは映像より音の方が重要、ということ。 映像の情報量は多いが、無声映画で分かるように、音が無いと、音が貧弱だと、 伝わるものが伝わらなくなる、印象が低くなると教えられた。 で、図書館のCDの棚の一角に、色々な音を集めたCDが並んでいる。 そのタイトル、「効果音」だったり「音のライブラリー」だったりで、 1メートルほどの長さで棚に並んでいる。 画像は、人の集まる場所の音を集めたもの。 レストラン、マーケット、教会、蕎麦屋、喫茶店 ・・・などなど、 人の集まる所で録音された音が収められている。 これぞ図書館という感じだ。 で、なぜこんな音を集めたCDを借りたのかというと、 絵本の朗読版DVDを作るため。 今風で言うと、読み聞かせのDVDだろうか? 「ビデオは映像より音」と書いたが、絵本の朗読なので、 絵がないと絵本らしさがなくなるので、絵本の絵に朗読を重ねる。 そして、絵本の絵にプラスする形で、効果音を加える。 例えば、公園の場面では、雀や鴉の鳴き声を加えれば、 公園の雰囲気が増すからだ。 鳥の鳴き声は、それらを集めた鳴き声のCDがある。 コオロギなどの虫、ヒグラシなどのセミ、鳩などの鳥、 色々な鳴き声を集めたCDだ。 ただ、少し面倒なのが、雀と鴉・・・という声の組合せの音源はなく、 基本的に一つの声なので、これらの鳴き声を組み合わせて、 公園の様子を描き出すことになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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