カテゴリ:健康・身体
数日後、白内障の手術がある。 5年程前に、左目の手術をしたのだが、今回は右目。 素人判断でも、右目にも白内障が急激に進んだことがわかるので、 最初から、眼科医に、手術をして欲しいと頼んだ。 医師も目を覗いて、「確かに、これでは見づらいでしょう」と診断して、 手術の日が決まり、手術の3日前から、目薬を点すように指示があった。 点眼薬は薬局で購入。 薬局に処方箋を出してしばらくしたら、若い薬剤師嬢が待合室の私の傍に来て、 「目薬の一つは、粉末を液体に溶かして使うのですが、ご自分で出来ますか? 溶かしてから1週間以内に使わなければいけない薬で、 今日がぎりぎり1週間なので、溶かしてお渡ししましょうか?」 と言う。 そして、目薬の容器を見せて、これとこれを、このようにして混ぜて溶かす、と、 (開栓はしないで)説明する。 「そのくらいは出来るでしょう」と言うと、 さらに、「出来ますか、こちらで溶かしますが」と言う。 混ぜて溶かすのは、画像のように簡単なこと。 目薬の説明書には図入りで混ぜ方・溶かし方が書かれているので、見れば分かる。 なのに、薬剤師嬢は、こちらで溶かして渡しましょうか、と言う。 高齢者には難しい作業だと思っているのだろう。 もしかして、容器の結合に失敗して、薬の再処方を願い出る高齢者が多いのか・・・ ここで、うるせえな、出来ると言ったら出来るんだよ、と言えば、頑固爺さんだし、 お願いします、と言えば、ボケ爺さん扱いされるし・・・一瞬戸惑ったが、 「ぎりぎり1週間というのが気になるので、自分でやりますから・・・」と断った。 と、強がりを言っても、端から見れば、爺さんなんだろうな。 ボケていないつもりでも、世間からは、そう見られているんだと気付かされた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[健康・身体] カテゴリの最新記事
|
|