カテゴリ:日本語
画像は、JR宇都宮線車内の電光掲示板。 右から左へ文字が動いているので、完全に写せていないが、 「架線に支障物」があって、列車が遅れている、という情報だ。 最初、支障物って何だ、と思った。 障害物と支障物とは違うのか、違うとすれば何が違うのか、と。 しかし、直ぐに分かった、障害物を支障物に言い換えた(書き換えた)のだ。 世の中の動きとして、このように文字を変える傾向にある。 「害」という文字がよろしくないという考えだ。 「障がい者スポーツ協会」も「パラスポーツ協会」に変更するという。 「害」という文字に、害がある、というニュアンスが強いので、 障害者がそのように見られてしまう、という考えがあるからだが、 NHKTVの文字は「障害者」を使っている。 また、厚労省のHPを見ると、「障害者手帳」も文字を変えていない。 漢字一文字に意味を持たせない、という考えなのだろう。 私も、そう思う。 漢字を変えたところで、文字を変えたところで、現実は何も変わらない。 「害」の理屈で行くと、女偏の漢字も女性差別となるだろう。 妙・・・女が少し・・だから、みょう? 妄・・・女が亡くなると、みだら? でたらめ? 奸・・・女を干すと、けがす? 犯す? などなどだ。 もっともっと、ひどい女偏の漢字は多い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本語] カテゴリの最新記事
|
|