カテゴリ:無線・電気
画像は、私のQSL(交信証)カード。 昔は、交信したことを証するためのカードだったが、 今は記念として交換する意味合いが強い。 このカードの右肩に書いてあるのは、 ZONE:25 JCC#134407 GL:PM95TU という文字で、いずれも、自局の所在(位置)を表すもの。 ZONE:は、地球をおよそ40の地域に、ラフに区割りしたもので、 ZONE:25は、日本や朝鮮半島が入っている。 これはかなり古いもので、国そのものがどこにあるのかが 分からないような時代に生まれた。 JCC#は、日本のもので、都道府県と市区町村を表すもの。 13が埼玉、44がさいたま市、07が浦和区。 GL:(グリッドロケーター)は、地球を1866万2400ブロックに分けたもの。 カーナビのマップコードの元祖。 最初に、地球を18×18に区分けしその一コマに「PM」などの名称を付ける。 エクセルのセルの表示番号のようなもの(つまり・メルカトル図法上) そして、その一コマを10×10に区分けし、次の「95」の数字で一コマを表し さらに、その一コマを24×24に区分けし、「TU」などで一コマを表す。 GLは、メルカトルの考えでできているので、 緯度によって、一コマの大きさが変わる。 北極点や南極点では、ピンポイントになる。 北緯35度の我が家付近では、GLの6桁で、 底辺が7.6キロほどのコマになる。 これらの位置を表すコードは、無線の世界のもので、一般的ではないが、 17年セミの発生場所をGLで表す人が出てくるように願っている。 カーナビのマップコードはピンポイントに近いが、 残念ながら、日本独自のもの(コード)である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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