カテゴリ:無線・電気
アマチュア無線のQSLカードは、交信を証明するものから、 交信の記念にするものになったと書いたが、 一部のアワード(賞)では、QSLカードの提示が必要なこともある。 で、このQSLカードをどのように交換するかというと、 電話帳のような局名録があるので、それを見て、郵送する・・・ というのは、大昔の話で、 かなり前から、アマチュア無線家の団体で、アマチュア無線連盟というのがあり、 そこへQSLカードを送ると、アマチュア無線連盟が区分けして、 各個人に転送してくれるようになっている。 その転送費用は、アマチュア無線連盟の会費でまかなっている。 多い人は、段ボール箱で送って、段ボールに入ったQSLカードが 返ってくるというが、私は、月に、100~200枚程度を送っている。 そして、同じような組織が各国にあるので、各国の無線連盟が協力をして、 自国以外のQSLカードを該当の国の無線連盟に送ることになっているので、 局名録のない外国にも、QSLカードを簡単に送ることができる。 ただ、無線連盟のない国があり、個人やクラブが連盟の役割をして、 QSLカードの転送をしていることもある。 中には、返信料を支払わないとカードを送らないという外国局もある。 どうしてもその地域のQSLカードが欲しいという無線マニアは、 そこまでして集めているようである。 また、電子QSLというのもあり、SLカードの画像を転送するネットがある。 私のような古い人間は、電子データより、紙のカードの方がうれしい。 一枚ずつ手にとって見ることができるし、並べ替えるのも簡単だからだ。 画像は、ネットに届いたQSLカード。 オーストラリアとタイの局だ。 少し見づらいが、これらのカードにも、無線局の位置情報を示す GL(グリッドロケーター)が記載されている。 小さな国なら、ほぼあの辺り・・・と見当が付くが、 オーストラリアやタイとなると、所在地が書かれていても、 どの辺りなのか、さっぱり分からないので、GLはありがたい。 GLコードを入れると、地図を示してくれるネットがある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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