カテゴリ:本
近藤誠著/医者に殺されない47の心得/アスコム を読んだ。 新聞の書籍広告欄にこの本が載っていたので、 近藤医師の新しい本かと思い、図書館で借りた。 が違った。2012に発売された本の文庫版だった。 普通の文庫版とは違い、紙が白いので読みやすい。 これまで、近藤医師の本は何冊も読んでいるので、 がん治療に対する氏の姿勢はよく分かっているつもりだが、 ●医者がストライキをすると死亡率が減る コロンビア アメリカ イスラエル、で報告 ●がん検診をやめた泰阜村 胃がんでの死亡割合が6%から2.2%に下がった など、新しいデータが載っている。 医者がストライキをすると、病院へ行けない患者が死亡する、 のではなく、手術や投薬で死亡する患者が減る、ということ。 なるほど、言われてみれば、そうかもしれないと思う。 泰阜村(やすおかむら・長野県)の、「がん検診をやめた」というのは、 最初から分かっていて止めたのではなく、 費用対効果などから、検診をやめざるを得なかった、のが最初で、 結果的に胃がんの死亡割合が減少したようだ。 タイトルは扇情的だが、 医者や薬に殺される、のはあると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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