カテゴリ:映画
DVDカバーから ようやく、図書館で「博士の愛した数式」のDVDを借りたのだが、 今日の午後、NHKBSで放映があるので、その前に、DVDを見た。 小説を読んでいて、舞台となった家の2階への階段と玄関は どのような位置関係にあるのだろう、という疑問があって、 映画はそれをどう扱ったのだろうと思い、 また、阪神の江夏はどう扱ったのだろう、数式はどうするのだろう、 エンディングはどうするのだろう・・・と興味があった。 映画の場面は平屋だった。 小説で、これでもかと登場した江夏は、一度だけだった。 数式は、成長して数学の先生になった家政婦の子供、 √(ルート・あだ名)が授業で説明して、エンディングもまとめた。 小説を読んでいて、面倒だと思い、計算をパスした算式に友愛数があるが、 映画では博士が黒板に書いて説明していた。 220の約数 : 1, 2, 4, 5, 10, 11, 20, 22, 44, 55, 110 その和は284 284の約数 : 1, 2, 4, 71, 142 その和は220 (いずれの約数も自分自身の数を含まない) で、互いの数字とイコールになっているのが友愛数で、 互いに結ばれている数字だという。 だから何なんだ、と言わないのが、この小説、この映画の良いところ。 読み手に、ふう~~ん、なるほど~~、と言わせて楽しませる。 これまで、映画化された小説はいくつもあると思う。 もちろん、その全部を見たわけではないが、「博士の愛した数式」ほど、 小説と映画の表現が違うのは珍しいかもしれない。 また、小説では表現が乏しかった男と女の関係が、 映画ではしっかりと表現されていた。 で・・・NHKシネマは、録画予約した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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