カテゴリ:大仏・般若心経・寺社
徳島市から高知市へと、レンタカーと列車で移動したのだが、 途中で何人ものお遍路さんと遭った。 徳島の海部駅から室戸岬を回って高知の奈半利駅の間は、 徒歩で大きな荷を背にしたお遍路さんに。 奈半利駅から高知駅窪川駅宿毛駅の間では、 列車の中でお遍路さんに遭った。 50年前に四国88カ所霊場を巡った者としては、 懐かしいような、お仲間のような、 そして今となっては、憧れのようなお遍路さんだ。 そんなお遍路さんを見て、昔との違いを感じた。 スマホだ。地図の代わりにスマホを持って見ている。 昔はスマホなどは無く、紙の地図、しかもコマ地図だった。 コマ地図というのは、主要な曲がり角のみが書かれた地図。 コマの地点以外は、おおよその現在地しか分からない。 いや、コマで書かれた地点がどこなのかも、 はっきりとは分からない。そんな地図だった。 だが、今のお遍路さんは、 スマホの地図を拡大したり縮小したりして、 現在地を確かめ、 乗換案内で次の列車やバスの時刻を検索している。 50年前と比べても仕方ないが、お遍路も変わった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[大仏・般若心経・寺社] カテゴリの最新記事
|
|