プリムラ・ジュリアンの不調株,復活しつつあるものの,今シーズンの再ディスプレイはできそうに無く…
花茎や葉が『くたぁ~』と萎びだしたので,一ヶ月前(2009/3/9)に『開花中の花』&『少しでも傷んでいる古葉』を全てカットし,その後日向で管理していたプリムラ・ジュリアンの黄花株ですが,やや復活の兆しが認められるものの,見た目は一ヶ月前よりも悪くなっています.日向管理にして2日後(2009/3/16)現在(2009/4/8)夏場に成長したにもかかわらず昨秋に株分けを行わなかったので 1鉢に3株が存在していたのですが,真ん中にあった株は日向に出して一週間前後で枯死していました(切除済み).枯死跡また,右端の株もマトモな葉が見当たらない状態です.右端の株ただし,左端の株は良い感じに成長していますし,生き残った株は葉や花茎が萎びる事はなくなりました.左端の株気温が高くなったにもかかわらず症状が出なくなったということは,予想通り『葉が陰葉化していた』という事が不調の原因だったのでしょう.今月末には夏越しのために『花芽を全て切除』&『日陰管理へ移行』しますので,もう今シーズンのディスプレイは不可能でしょう.まぁ~復活してもディスプレイする場所が無かったし,丁度良かったかな.w来年以降に同じ事が起こったら無駄な足掻きはせず,素直にその時点でそのシーズンのディスプレイを諦めたいと思います.とりあえず復活した株がありますし,不調の原因も明らかになったので,満足すべきかもしれません.一方,プリムラ・ジュリアンがメインの寄せ植え(プリムラ・ジュリアン3株+シロタエギク2株+アイビー)の黄花株は,まだ調子を崩す事無く花を咲かせ続けています.不調株と同じDNAを持っている(一昨年に株分けした)とは思えません.wそれにしても不調になったのが単植の方で良かったなぁ~とつくづく思います.寄せ植えの黄花株がおかしくなっていたら,目も当てられませんでしたからねぇ~.中央手前のピンク花株の開花がメッチャ遅れたせいで,寄せ植えのディスプレイを開始したのは2月半ば過ぎになってからでした.そしてその2週間後には,それまで満開だった単植株が無残な状態になっていたのです.すなわち,現状とは逆に寄せ植えの黄花株が調子を崩していた場合,たった2週間弱しか寄せ植えをディスプレイする事ができなかった事になるのです.尚,どうでもいい話ですが,寄せ植えのシロタエギクは2週間に1度のペースで剪定を行っています.そうしないと,株元から出た新芽などがジュリアンに覆いかぶさってしまい,花が見えなくなってしまうのです.強健種でありがたいのですが,成長旺盛になる季節はコマメに手入れしないと大きくなりすぎてしまいます.無施肥管理なら成長を抑えられるのでしょうが,寄せ植えの場合は そういうわけにもいきませんからねぇ~.肥料が足りなくて,肝心のプリムラに花が少なくなったら元も子もありませんから.wちなみに肥料は液肥(ハイポネックス原液の1,000倍希釈液)を2週間に1度与えているのですが,そんな頻度で良いのですかね? ハイポネックス原液昨秋にアイビーを植えつけた際,緩効性の化成肥料マグァンプK(中粒)を加えているので,余程の事がなければ肥料不足に陥る事は無いと思うのですが…. マグァンプKただ,プリムラとシロタエギクは植えっぱなしなので,大部分の土は約2年半前から変わっていません.まぁ~ナオリンさんみたいに何年も株分けもせず放置しても大丈夫みたいだから問題ないかな?wしかし鉢が随分傷んできておりますので,次シーズンは異なる鉢で育てる予定です.さてその場合,植え替えは今月末の夏越し対策時に行うべきなのですかね?それとも夏越し後の株分け適期(彼岸花が咲く頃)に行うのが良いのですかね?夏越しをメインで考えるなら,秋に植え替えすべきですし,早期開花を目指すなら晩春に植え替えておくべきのような気もします.………って,どうせ通常管理では早期開花は無理っぽいから,秋に植え替えた方が賢いかな.wそれに来シーズンは異なる株の寄せ植えになるかもしれませんし….------プリムラ・ジュリアンのその後の様子はこちら