タカサゴユリを定植
昨年の晩秋(2008/11/8)と初冬(2008/12/20)によんどころない理由で播種したタカサゴユリですが,先週末の時点で5つが無事発芽に至りました(発芽率50%).初冬に播種した時点で既に発芽が認められていた株は,2枚目の葉も出ています.残り3株は,まだ1枚の葉しか認められておりません.ユリは単子葉植物ですので,最初に出た1枚目の葉が『子葉』&2枚目以降が『本葉』と思っていたのですが,念のために検索すると『単子葉植物は,発芽しても種子の中に入っていた子葉は出てこないのがほとんどです.最初に出てくるのは1枚であっても,それは本葉で子葉ではありません.』との記載を発見しました.しかし,そのような記載は他に見つけることが出来ません(全く同じ文章を引用した物は見つかりましたけどw).果たしてこの記載の真偽や如何に!って,そんな事どうでも良い訳ですが,とりあえず必要としていた数の苗が揃いましたので,先週末に定植しました.土はホームセンターで購入した安物の培養土をベースとし,腐葉土と堆肥をたっぷりと混ぜ合わせ,緩効性肥料(マグァンプK(中粒))を加えたものです. 腐葉土 20L マグァンプK体積で50%以上が有機質になっていると思います.本当は有機質を完熟状態の腐葉土のみで賄うつもりだったのですが,直前に長男が使っちゃって足りなくなって….長男はカブトムシの幼虫の飼育ために腐葉土を使ったのですよぉ~.しかも学校で飼っている幼虫に….長男に詳しく話を聞いたところ,どうやら夏にツガイでカブトムシを飼育していたらしいのですが(腐葉土やカブトムシ用のマットではない土で飼っていたらしい),卵を産んでいたらしく幼虫が産まれたそうです.それなのに,担任の先生(男)は土を入れ替える事もせず,屋外の日向に容器を放置していたようで….当たり前ですが,土は乾くし食料は足りていないしで幼虫は弱ります.タマタマそれに気が付いた長男たちが慌てて霧吹きで土を湿らせたそうですが,その後で本を調べて腐葉土が必要と気が付き,私に助けを求めてきた次第です.まぁ~長男が言う事なので話半分に聞かねばなりませんが,先生は何をやっているのやら.教師って勉強を教えるよりもっと大切な事があると思うのですけどねぇ~.何よりも『命の大切さ』を教えるのが重要じゃないの?自分の家なら何をしようと勝手ですが,例え対象が虫だとしても,結果的にその命を粗末に扱うような事をするのは如何な事かと思います.と,いくらここで愚痴っても何ともなりませんけどね.wそんな訳で他の有機質土壌改良剤を入手する必要があったのですが,ホームセンターの腐葉土は品質が良くないか妙に値段が高いかの何れかです.ネットで以前購入した物(品質と価格のバランスが抜群)を頼むにしても,単品だと送料の方が高くつくので馬鹿馬鹿しくって…(20Lで税込み417円に対して送料630円:税込み3,150円以上購入で送料無料).そこで近所の『有限会社エコ・グリーン』(大阪府茨木市)で販売している『活力樹土(かつりょくきっど)』という堆肥を購入してみました.バケツ2杯(おそらく20L強)でたったの100円です.小枝が残っていたりしていますが,手触りや匂いは悪くありません.鉢植えに使うには少し物足りませんが,畑や花壇に使うなら十分な品質だと思います(家で更に半年ほど寝かせれば完熟品になりそう).と言いながら,鉢植えに使ったわけですけど.w昨日も書いたように,未完熟品の有機質資材の使用は窒素欠乏等の生育阻害を起こしてしまう可能性がありますが,果たして結果は如何に!!とりあえず最後にバークファイバーでマルチングを行い作業終了です. そのきやまるちんぐ(バークファイバー)40リットル入リ枯れなければ8月末頃から開花してくれるはずですが,純白に近い花が咲く個体があったら良いなぁ~.タカサゴユリは外側脈沿いがハッキリと帯紫褐色になる個体の方が多いのですよねぇ~過去の実績から考えると2株が純白系だったら御の字なのですが….さて,2006年の初冬(2006/12/2)して育てている株達ですが,昨秋以降に出た新芽が順調に成長しております.街路樹の株元南側花壇この調子なら,今シーズンも多くの花を期待できそうです.約20日前に緩効性の固形肥料(N-P-K=10-10-10)を散布しましたが,今週末から隔週で液体肥料(ハイポネックス原液の2000倍希釈液)を与えよう~っと! ハイポネックス原液------タカサゴユリのその後の様子はこちら