カテゴリ:庭いじり
高さ1mほどのメッシュフェンスに絡ませて生垣にしたムベが、今年も大量の実をつけています。 赤紫色に熟したムベの実です。 ムベはアケビと違って熟しても実が割れないので、慣れないと判断が難しいと思います。 収穫したムベの実の一部です。 比較的小さい実は、熟すと皮が薄くなって、このように表面がボコボコした感じになります。 そのまま摘まずに放置すると、風で落ちたり、黒くなって干からびたりします。 今年は実が多くできた上に、熟すのも早く、収穫時期が早めです。 とりあえず、熟れていると思われる実を収穫しただけで、約7kgになりました。 収穫前に落ちてしまったり、ひどく黒ずんで廃棄した実も同じくらいの量です。 今年も10cm前後の実が成っていましたが、その多くはまだ熟していませんでした。 周辺の道路などに落ちると迷惑なので、再度収穫しないといけません。 ムベの実は真っ二つに切るより、皮の表面に包丁などで浅く切れ目を入れてから、割る方がおすすめです。 そうしないと、皮と可食部の間にある、卵の殻みたいなジャリジャリした物体が入ってしまいますので。 ちなみに、ムベの可食部は、黒い種をまわりにある半透明のゼリー状物質だけです。 生で食べる場合は、種ごと口に含み、舌でゼリー状物質をはがして、種を吐き出します。 かなり甘いのですが、香りはほとんどありません。 そのため、すぐに飽きるので、1個食べたら十分な気持ちになります。 ムベの実には、食欲やコレステロールを抑える物質が入っているらしいのですが、即効性があるのでしょうか? さて、皮から取り出したムベの実を種ごと鍋に入れ、今回も甘くないリンゴを1個すりおろして加えています。 ムベの実はそれだけで十分すぎるくらい甘いので、砂糖は加えません。 リンゴはペクチン代わりにもなるため、ピューレではなく、ジャムと言ってもいいかもしれませんね。 木べらでしっかり攪拌して、種とゼリー状物質をバラバラにしてから加熱した方が、身離れがよいと思います。 ちなみに、上の写真で左側に見えるのは、南部鉄器の卵焼きフライパン(及源F-141)です。 ザルで種を取り除きます。 ムベのピューレと取り除いた種は、ほぼ同じ量です。 ここから少し煮たら完成です。 今回は1.2リットルくらいのピューレができました。 加えたリンゴの分を除いても、約7kgのムベから1リットル以上のムベ果汁がとれた計算です。 ムベのピューレは、シロップ代わりにパンケーキやヨーグルトにかけたり、砂糖の代わりに料理へ加えたりします。 取り除いたムベの皮や種は、庭の片隅に置いて、できるだけ土に還すようにします。 ほのかに甘い匂いが周りに漂います。 (お知らせ) noahnoah研究所は、2016年2月から "http://ito.o.oo7.jp/nnl/" に引っ越しています。 従来のサイト "http://homepage3.nifty.com/nnl/" や "http://freett.com/nnl/" にはアクセスできません。 お手数ですが、ブックマーク先は "http://ito.o.oo7.jp/nnl/" に変更してください。 [Googleでnoahnoah研究所のブログ内を検索] ※noahnoah研究所のブログ(https://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)に掲載した画像および文章の盗用はおやめください。 (出典元さえ示していただければ、私に事前許可を得ることなく、使用していただいても構いません) → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜のROOMへ行く → 伊藤@横浜へメールを送る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2018.10.17 00:01:31
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