テーマ:やっぱり果樹栽培!(2826)
カテゴリ:庭いじり
今年も生垣のムベが大量の実をつけています。 ムベはアケビの近縁種ですが、熟れても割れないので、サイズや色だけで判断するしかありません。 摘果してませんが、鶏卵よりも一回り以上大きいサイズがゴロゴロと生ります。 とても食べきれませんし、加工も面倒なので、数年前から張り紙をして誰でも無料で取り放題にしています。 特にお年寄りの方には懐かしい果物のようで、通りすがりにお礼を言われることも多くなってます。 ムベの実は不良長寿の果実として皇室にも献上されているようです。 ムベの果実は熟れた柿の実くらいの甘さで、酸味もクセもありません。 スプーンで少しずつ掬って口に含み、黒く大きい種に付着しているゼリー状の部分のみ分離して食べます。 ムベは種が多い上に、皮の内側にはジャリジャリした白くて固い層があるので、食べるまでが少し面倒です。 実は両断せずに、皮の表面だけ包丁のカドでぐるりと切り込みを入れてから、写真のように手で皮を半分だけめくります。 そうしないとジャリジャリした固い層が可食部に混ざるので嫌な思いをします。 大量の実を加工した経験から、私には簡単な作業なのですが、慣れるまで面倒でした。 ムベの実を始めて食べる人に出す場合は、皮をすべて取り除いて冷やした状態のものを提供した方がいいでしょう。 市販のムベは食べたことがないのですが、意外と強い甘みなので、冷やしてもおいしいです。 上の写真は今年8月ころのものです。 ムベは果樹というより「病虫害に強く、冬も落葉しない生垣」として庭に植えています。 高さ90cmのメッシュフェンスにムベを絡ませており、写真の左側約3mは下に土がありません。 つる性のムベは、枝葉を上に伸ばせないとき、どんどん横に広がっていくからです。 別名トキワアケビ(常磐木通)と呼ばれるムベは、秋冬に落葉しない常緑樹です。 ただ、春に新しい葉が出ると古い葉が落ちるので、庭の外、道路側に落ちると掃除が面倒です。 庭の中に落ちる葉は雑草抑制に効果的なので放置してます。 葉が途絶えず代替わりするという点では、縁起がいいとされる柏の葉と同じです。 柄のある掌状複葉で、枝が成長するにつれて3枚→5枚→7枚と増えるのも縁起がいいとされます。 [https://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/内をGoogleで検索] → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へ直接メールを送る → 伊藤@横浜のROOMへ行く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.11.05 10:27:52
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