|
カテゴリ:バイク・駆動系
昨日は雨台風だったようです。祝日でも普通に仕事だったんですが、愛知も線状降水帯が発生したみたいで、アンダーパスも水没してたみたいです。そんなんで、早く帰りたかったんですが、8月から全社のとあるプロジェクトみたいなのに参加する羽目になって、毎晩企画検討会議。 はぁ・・・、自分なんて場違い。畑が違いすぎ。みんなすげぇな。刺激にはなるけど、とっても食傷気味。こんな時は黙々と作業したい気分。年寄りの盆栽いじりみたいなもん。自分は機械と戯れたいのでアレをやります。来年でもよかったけど、クラッチケーブル交換に挑戦です。 左のカウルを外します。 クラッチワイヤーはスプロケットカバーの中にあるクラッチリレーズにつながってます。タイコを外すにはカバーを外さないといけないのが面倒。 去年、注油したときも疑問に思ったんですが、その時は注油が目的なのであまりじっくり見なかったタイコ部。・・・。 どうやって外すんだろう?ちょっと構造を見ていて嫌な予感。宅内でじっくり見たほうがよさそう。 クラッチケーブルごと外します。 宅内でゆっくり観察。 ・・・。 このタイコ下のL字曲げ部。抜け止めになってるけど、これをまっすぐに曲げ戻さないとダメなんじゃないだろうか。 パーツリストでクラッチリレーズの品番を調べて、新品状態の画像をチェック。 タイコをはめる部分のL字の爪は、新品状態ではストレート。 ってことは、ワイヤーのネック部を通してから上に引っ張って、サイドから爪を曲げて抜け止めにする構造のよう。タイコ部を外すにはこの爪を曲げ戻さないとダメっぽい。 マイナスドライバーでこじって、爪を曲げ戻していきます。何度も曲げると疲労破壊につながりそう。1回くらいの再利用は大丈夫と信じたい。 クラッチリレーズの新品の値段を調べてみると5千円近く。まあ、今回は再利用。爪をこのくらい曲げたら、タイコが外れてワイヤーを外すことができました。 クラッチリレーズの外側もどうせ汚れるので意味ないけど、軽く洗浄。リレーズの中は、らせん状の溝。これがボールの突起によって回転を直動に。なるほど、ボールねじ。 リップ部はかるくグリスアップしておきました。 つづいてイギリスから取り寄せたクラッチワイヤーケーブルを取り付けます。どうも純正じゃなくて、サイズを合わせた汎用品と思います。ベント部分の曲げ角が違います。 ワイヤーも若干細い。内側に摩擦低減用の樹脂インナーを仕込んでいるせいか。 今回の取り寄せ品のワイヤー径がノギスでざっと測るとφ2mm。純正がφ2.6MM。細いなぁー、やめたほうがいいかなー。しばし悩みますが、ワイヤーを出し入れしてみて抵抗を比べると、取り寄せ品のほうが軽い。よし、しばらくの間使ってみます。レバーを引いた時の剛性感がおかしかったらやめます。 ワイヤーのネック部を通して、もう一度抜け止め部を曲げます。 スプロケットカバーにリレーズを組み戻して今日のところは完成。明日は車体に戻してみます。 ただ、この汎用ワイヤー。シースの長さが違いました。ベントの角度も違うし、組付けてみるとなにか不具合がでるかも。レバー部の調整で吸収出来ればいいけど。明日も天気が良さそうなので、バイクいじりの続きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[バイク・駆動系] カテゴリの最新記事
|
|