One for All, All for One
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。まずは1年の目標を掲げることをされている方が多いと思います。変化の大きいIT・ウェブ業界にいる私は1年かけて時代を読むことをしないと大きく外れることになります。変化が大手IT関連会社がしかけるのか、海外から流れ込んでくるかこれは毎年どうなるのかわかりません。じっと業界を見つめて、その合図に気付くように努力するだけです。少なくとも私たちのような小さな業者はしかけることはできません。2008年になり、ヤフージャパンを開くとトップページが大きく変わっているのに気づいたでしょう。これは今年の大きなポイントなのですが検索エンジンをはじめ、ウェブ業界が大きく変化する年なのです。過去の大きな波が来たのは気付かない方がほとんどでしょうが2005年にウェブ業界は第2世代に突入しています。ウェブ第二世代の意義は「みんなに貢献した人は、みんなからも貢献される。」「みんなのために何かする、何かができる」これを実現する仕組みもっと具体化したものです。そうして、みんなが日々活用しているブログ、ウィキペディア、ミクシーをはじめとするSNS、ユーチューブをはじめてとする動画配信等そこには知識の共有ができるしかけがあります。「個の知識・情報を全体につなげていく」というしくみです。ウェブは利他的精神を体得し、自己中心的になりやすい世の中であるからこそ、人類が精神的に前進するために必要なシステムに進化しているのは確かです。そして、今年は検索エンジンに大きな変化があることが考えられます。これは、検索エンジンの本来の目的である「探したい情報を正しく紹介する」これを実現する公平な判定というものに一歩でも近づけようとするものです。そこには今までのSEOテクニックやスパムにも近いテクニックに検索エンジン自体が振られないようにすることがあると思います。正しい意識のもとでその人が得たい情報を手に入れることこれが検索エンジンのミッションであり、これに一歩でも近づけようと変化しているのです。今年も1年、このウェブ業界にどっぷりつかっていくことになります。ウェブ制作会社は広告発信をする、検索で上位に上げて、集客売上げに貢献するこの2つを追従していくことは大切なことであると思います。しかし、その先にある、人類の精神性向上に貢献するこのシステムをいかに使いやすく、わかりやすく伝えていくかこのことも視野に入れて業務をすすめていきたいと思います。「One for All, All for One」「一人はみんなのために、みんなは一人のために」これがウェブが実現したい世界であるのです。今年1年またブログをはじめとするウェブの世界で世の中に役に立つ、人類に貢献できることがたくさん生まれることを期待しています。最後に今年の具体的な目標はまだ決めていませんがウェブの本来の目的である「One for All, All for One」「一人はみんなのために、みんなは一人のために」ということを体感できる世界を実現するために私は少しでも役に立つように情報を整理し、発信していくとはしばらくの間、変えない目標となっています。みなさまによって幸多い年でありますように。