理解はできるのだが…
スペイン旅行でのことです。理解はできるけどあきらめきれない、納得しきれないことを考えさせられました。今回私と一緒に行動してくれたのは、スペイン人の友達Aくんとその奥さん、Aくんの弟、弟の友達(男)でした。テーマパークで一日過ごした日の夕方、Aくんは「なにか変なものを見なかったか?」と聞いてきました。私は「Yes...」と答えました。私が疲れてみ間違えたのかと思いましたが、弟さんとその友達(男)がキスをしているのを見てしまいました。見た瞬間「今のは何かの間違いだよな…。」と自分の目を疑う自分がいました。「俺、疲れてるんだよ…」と今思えば自分を無理に納得させています。そうなのです。Aくんの弟さんは「ゲ〇」になってしまい、その友人は「彼氏」というわけなのです。この事実はどうやら最近判明したようです。私は女性が好きですが、確かに理解を示すことはできます。愛し合う二人の存在に善悪はありません(偏見はありませんが、邪魔したくも顔を突っ込みたくもありません)。同性同士が愛し合うこともよくあることです。別に不思議なことではないです。ふつうに周りにいます(日本では分かりにくいけど)。いろいろな言葉で理解を示すことは簡単です(私はその世界に足を踏み入れたくはないけれど)。しかし、家族の中に実際にいたらどう思うか、もし自分の息子がそうだとしたらどう思うか。理解はできそうな気はするけど、納得しきれない。非常に複雑な思いになるでしょう。お家断絶の危機すらあるわけです。難しすぎて、なんて言ってあげればいいのかわかりませんでした。