おにぎりは日本人のソウルフード
昨日は、ぼちぼち上映規模が小さくなりつつもまだまだ人気?な、荻上直子監督作品の『かもめ食堂』を観て参りました。………た、楽しかった~♪♪♪や~観ている間中、何度大笑いしたことか…。小林聡美@サチエさんが、単身、ヘルシンキで営み始めたなかなかお客さんの訪れないかもめ食堂。そのかもめ食堂を中心に、ゆるやかな日常の中のちょっとした事件(出来事)を描いているだけなのに、こんなに面白くてほんわかとした、何とも言えない満足感が得られるとわ…。人はひとりで物事を決めたり行動出来る強さを持っているけれども、その人生の中で出会う人たちとの接点はやっぱり大切だし面白いよね…と言うことですかね。実はサチエさんがヘルシンキで食堂を開こうと思ったきっかけとか、片桐はいり@ミドリさんが世界地図で指差した国へ行かなくてはならなかった理由とか、作中、結構、イロイロとわからないことだらけだったんですけど、そのわからなさ加減がまた映画的に作品の雰囲気に合っていたと言うか、でも、その答え(?)を、原作を読んで知りたいなと思わせるような誘惑にも駆られたと言うか、全編通してちょっとメルヘンちっくな、不思議な魅力に満ちていました。何と言ってもあのフィンランドの風景の美しさ、そして食堂で出されるシンプルな和食がホントにみんな美味しそうでねぇ…。なので夕飯にはサチエさんの作ったおにぎりを思い浮かべながら、和食カフェでおにぎりセットを食べて帰りました♪あ、ちなみにかもめ食堂で使われていたiittla製の食器、映画鑑賞後に百貨店の食器売り場でたまたま同じものを見つけたんですが、カラフルなボーダーラインが可愛かった陶器製のカップは、日本円で税込み3,150円でした(爆)。そしてフィンランドの生活は素朴でゆったりとしているけれども、お国柄(気候的に)うつ病患者の人の割合が多くて(汗)、生活必需品以外の物価は大変高いそうです(<フィンランド旅行経験者談)。………それでもいつか行ってみたい、ムーミンのテーマパークのある国…!