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2009.03.20
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カテゴリ:アウトドア
・・・というわけで、すだらの森に到着。

予想した通り、すだらの草原広場はふだんと変わらない感じ。時折、強風が入ってくる程度だ。もちろん、周囲では風は吹きすさんでいるらしく、ザザーッという音が辺りの森から聞こえてくる。

こういうザワザワした森の音を聞くと、遠くから森を騒がせながら、ドーンとやってくる「沢水おろし」を思い出すなぁ。

まあ、すだらの固い地盤にソリッドステークなら、ぜんぜんノープロブレムだな。移動して、正解!・・・と思い込まないと、すでに時間は17時。笑。

日が長くなったので、まあ時間の余裕はずいぶんあるな。とりあえず荷物を車から降ろす。降ろしていくそばから、荷物が運ばれていく。うちの子どもたちも、ずいぶん頼りになるようになったなぁ。昔と比べると、とっても楽チン!

ま。タープやテントを立てる段になると、指示待ちになることが多いので、まだまだっス。私としては、これまで何度となく見てきているので、段取りぐらいはそろそろ把握しとけよー、って思ってしまうところがあって、イラついてしまうわけですが、まあ、実際の自分の経験からしても、自分たちだけで何回か苦労してみないと、身につくもんじゃないわね。わかっちゃいるけど、短気な性分でして。。。笑。

立ちあがった後の作業は免除して、子どもたちを解放して、野球してもいいことにした。私はその間にテントのロープ張り。なんとなくロープまで張ってきちんと押さえておかないと、気分がどうも落ち着かない。

いくら山にさえぎられていても、回りこんできた突風が吹くかもしれないっつーのはあるけど、たぶんこれはどっちかというと、性分だな。もちろん、ロープの本数や張り方はその日によって変わるんだけど、よくよく考えてみれば、へんな性分なのかもしれない。今、気づいた。あっはっは。

日が落ちて、急激に温度が下がってきた。さすがに春のすだらは寒いな。

今日の夕飯は、しゃぶしゃぶ。

風が吹くのと温度が低いので、ガスのパワーがすぐに弱まる。ホームセンターの安物ガスボンベが使えるのは、ランニングコスト的にはずいぶん助かるけど、やっぱこういうときはちょっと弱いなぁ。ぬるめのお湯にボンベをつけて暖めながら、とっかえひっかえして、お湯を沸かす。わかっちゃいるんだけど。我が家は、なんちゃってアウトドアだから、まあ贅沢は言わんとこ。

釜揚げ状態で、ほっかほっかで食べられるしゃぶしゃぶは、こういう日はいいなぁ。いつも家で食べてる量の倍ぐらい用意してきたんだけど、みんなひたすら食べる。おお、完食!

「ふぅ、食ったなぁ」と、まこ。
「さて、うどん食おうっか?」と、私。
「あ。やっぱりあるんだ。」
「もちろん。食べるよね?」
「うん」

みんな、うどんは別腹らしい。完食。

「もう食えねぇ」「しばらく動けない」と、一同。

森のざわめき以外は聞こえない、とっても静かな夜だ。

食器を洗って、階段を下りていると、降るような星々が。

うん。やっぱり抜けたな。

まあこの星空を目の前にして、無粋な説明は無用だな。
黙って空を見上げる。

おお、寒っ。
その分、冷えてるわ。こちらも、やっぱし。笑。

こうして、すだらの夜は更けていく。

あ。私一人だけ、痕を残しながら飛んでいく火球をみることもできましたが、これは、見てない家族に自慢してもはじまらないので、心の中にとどめておくことにしました。笑。

                           (つづく)





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Last updated  2009.04.07 12:07:41
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