稽古をみながら思ったこと
人と人とは様々なところで出会っています。わたしも自分自身がであった人もありますが、家族のおかげでさまざまなところでいろんな方と出会う機会をもらっています。和気あいあい、すごす中で、目指すものが同じでその線でつながっている、というのも、なんというのか、不思議な一体感を感じます。子どもとわたしが剣道の道場に通っていますがその中には、同じ学校の子もいるし、そうでない子もいる。先生方、また子は居ないけど剣道をしたい方。様々な人が「剣道」をキーワードに集まってきます。毎日の稽古。時折、出させてもらう機会がある?かもしれない試合。試合にいったら、よその道場の子とも出会う。みんな、剣道をやりたくて、強くなりたくて。そして、大人に至っては、剣道を通して、何かを見ているのでしょう。なんというのか、その「同志」的感覚ってのもあるように思ったり。前回の試合でも、応援しながらあつくなってしまいました。昨日も、試合稽古をみながら。一人一人、真剣勝負でした。過去に、わたしと同じ初心者ということでいっしょに稽古してた子も、上達し先日は試合で2本とって勝ちました。久しぶりに面を受けたら。うまくなったなあと思いました。小学生が寒い中、暑い中。眠くて疲れて、ときにはいやになって。もうやめたい、と思ったりもして。でも続けて、なんとか続けて。気が付いたら、すでに道場では、もっと新しい子、小さい子がいっぱいはいっていて。一本決めるのは難しい。どうすればいいのか。試合で勝つことはできるのか?いつになったら・・・そう思いながら、通い続けて。ある方が言っていました。「まずは3年だね」と。ものになるまで3年はかかる、と。子どもたちがはじめて、今度の春で3年になります。入った頃、まだ小さくて、友達どうしでキャーキャーいってた子らがレギュラーになりました。高学年になって少し大人びて。お互いの会話も、少し様子が違ってきているようにも思います。…みんな、成長していくんだなあ、と。ともに戦い合いながらお互いを高めあう関係。というのが、マイブーム。もちろん、こちらが一方的にお手本にさせてもらって「高める努力」をしたい、という場合も多々ありますが。それは、子たちにもそういう友達をもってほしい、出会いをもってほしいと願います。