営業している人の利益にも目を向ける
先週、美容院に行きました。美容師さんがお盆休みがあるし、その前にすっきりしたかったので前の週にカットしてもらうことにしたのです。カットが終わってお会計時、支払いの値段を提示された際「もしかして誕生月割引などありますか?」とおたずねした私。あっ。と気づいた美容師さんでしたが、今月中にカラーをしてほしいという話もしていたので次回のほうがお金かかるし割引はその日のほうがいいかも?少し9月にかかっても大丈夫と言ってくださったので今回はそのままお支払いしてきました。当たり前のように聞いてしまったけど…美容院って時折、割引してくれるタイミングがあるのですがそれは誕生月に利用したときとかポイントカードがたまったときとか次回の予約を来店時にしていったときとかそんなときにあるみたいなんですけれどたまに…美容師さん、割引わすれてるなあということもなくはないのです。でもそれをいちいち、会計時に言うのもなんだか、いやだなあと思うようになってきました。もちろん、割引してもらえる基準を満たしているのでそれをお店としてうたっている以上、割引しないと信用問題になるとは思うのですがあんまりよくない考え方かもしれないけどそういった割引はあくまで「サービスだから」と思うようにしています。つまり、うっかりスタッフが割引を忘れても気にしすぎるほうがしんどいなというような話。そういうお店を選ばないようにすればいい話ではあるのですが。サービスというのはあくまでサービスで割引は店の利益を削る話でもある、そういう部分もあるということを同業者としてはちょっと、意識してみてもいいかなとは思うのでした。ただし、割引があるならという理由で利用してくださるお客様もいるのでそこは本当は間違えないようにするのが信用を失わないための誠実なやり方だとは思うのですが。自分が割引する側なら、忘れないようにするのは本当に大事と心得つつ自分がお客にまわったときにそこをしつこくするのもちょっとスマートじゃないなと、理屈では合わないようなことを思ったりもします。一番大事なのは、その店が存続して、自分が必要な時にサービスを提供し続けてもらうことなので(だから割引わすれてもいい、にはなりませんが)割引は利益を削る部分があるということだけ、忘れずにいたいなと思ったのでした。