[母乳育児]の記事一覧 | ニューヨーク　バーゲン　ベースメント

母乳をあげて体重を減らそう。。

一般的に言って母乳を1年あげるとだいたい母体が出産前の体重に戻るらしい。スイーティの時は「母乳だと体重がすぐ戻る」と聞いていて、この「すぐ」がほんとに数ヶ月だと思っていたので、半年体重が戻らなかったのには結構焦ってしまったんですが、やっぱり半年過ぎたらだんだん落ちてきて一歳半位には妊娠前よりも低い結婚前の体重までなにもせずに落ちたんですよ。スイーティの時は出ない、飲まない、痛い、眠いで、大変な思いをして続けた母乳育児だったので、まあこれくらいのメリットがないとね、、なんて思ってましたが、当たり前ですが段々娘の飲む量が減っているのに食べる量は変わらないという状態が続くとまたじりじりと体重が増えてしまいました。おまけに私は運動も嫌いだしね。。マンチキン妊娠中のつわりは、スイーティの時の一日戻している2ヶ月と違い、鍼で吐き気をある程度コントロールしていましたが空腹はよくなかったので、妊娠中の体重増加は10キロもあったし。。スイーティの時は8キロ弱で結構優秀だったんですが。。幸いマンチキンはよく食べてくれるので、満4ヶ月の先月位から段々と体重が減ってきました。よかったよかった。といっても、今マンチキンは"growth spurt"といわれる急に大きくなる時期のようで、母乳の生産量を増やすために数日一日の授乳回数が増えてここ1週間はマンチキンに夜4回も起こされて大変なんです。どうせなら昼間もっと頻繁に飲んで欲しいのに。。。で、授乳頻度が増えると母乳がもっと必要だと体が認識し、一回の授乳量が増え、回数はまた減っていくということらしいですが、、。まあ体ってよくできてますよね。だからちょっと寝不足です。しかもこれ以上大きくなるつもり？？？って感じでそれも恐ろしいが、こればかりは親がどうこうできるものでもないですものね。。仕方ないです。こんなに大変なら、日本に一時帰国するまでにはなんとか普通に戻って欲しいなあ。今の状態では新しい洋服も買いたくないし。。。（ぴったりの体重を減らす理由がなくなっても困るし）大変な思いをする妊娠・出産・育児。。せめて苦労なしで好きなだけ体重が減るくらいのメリットは欲しいですよね。。。開設しました。トップページの「今日の一言」コラムとセール情報ページは毎日更新しています。プロモーション等は2,3日しか期間がない場合も多いですので。お得な情報をゲットするためにもどうぞマメにチェックしてくださいね。セール情報ページはこちら。

おそるべしおっぱいの力

いやー、アメリカでも母乳の力が見直されてきましたよー。昨日夫が転送してくれた記事はアメリカの小児科学会のような組織が新しく発表した母乳育児の勧めについてだったんですが（記事全文はいかのURLです。http://www.mercurynews.com/mld/mercurynews/living/health/10836826.htm?1c）、なんと最初の半年はジュースを含め母乳以外は飲ませないこと、一年は母乳を必ず続け、3年以上続けても全く問題はなく、かえって子供にはとてもよい影響があることを提言したそうです。WHOは最低2年以上の授乳を勧めているそうですよ。その理由は赤ちゃんのIQが高くなること（これって遺伝上は平均的なIQの子がちょっと頭良い方になるっていうくらいのすごい違いらしい。飲ませるだけで。モーツァルト聞かせるよりも確実に高い効果）健康（やはり母乳の赤ちゃんは病気になりにくいんです。）・将来の健康（糖尿病になりにくいらしい）、ママの健康・将来の健康（女性器官系の癌になる率や骨粗しょう症への予防効果もあるそう）だそう。母乳で育てられた赤ちゃんの死亡率は粉ミルクの赤ちゃんに比べ21％も低いそう。これってすごい率だよね。現実にはお母さんは仕事に戻ったりするので、1年授乳を続けられる人も少ないらしいけれど、もし皆がこの母乳育児に戻れたらアメリカでは一年に3600億円の医療費が削減できるとみているらしい。母乳にはこれだけの健康上の問題を減らす力があるってこと。もちろん母乳推進派の夫は「これみたか」と嬉しそう。ただ、記事でも扱っているけれど、これって周りのサポートがないと大変なんだよね。私も最初の3ヶ月大変だったなあ。痛いし、出ないし、頻繁に授乳しなくちゃいけないし。赤ちゃんから離れられないし。でもね、できる立場にいるのであれば、お母さん（お父さんのサポートも重要よ！）が赤ちゃんにあげられる最高のプレゼントであることは間違いないの。がんばる価値はあるよ。いずれどんどん楽になるし。母子ともに慣れてしまえば、出かけるときも持って出るものが少なくて楽だし。夜中の授乳も、気づいたら赤ちゃんが勝手に飲んでる（＾－＾)状態だし。そうなのよ。スイーティが産まれたときはここまで科学的な発表はされてきたなかったんだけど、個人的には神様が赤ちゃんのためにデザインした母乳は人工的なものよりもずっと赤ちゃんにいいはず、っていう気持ちがあって、その勘に従ってよかったなってホントに思う。離乳食始めたあとも調子の悪い時も母乳なら飲んでくれるから、脱水症状とかの心配も少なくてすむしね。後はできるだけたくさんの人がこの情報を知り、「そろそろ断乳したら？」とか「まだ飲ませてるの？大きくならないわよ」などという、くだらないアドバイスを新米ママにしていたずらにストレスを与えないようにして欲しいという願うだけである。まあ、私だったら「余計なお世話」で済ませてしまいますけどね。（＾－＾）

自然に卒乳しそうです

スイーティも2歳7ヶ月。実はまだ朝と夜おっぱいを飲んでいる。基本的には自分で飲まなくなるまであげる予定だったけれど、私も二人目を妊娠してしまったし、入院の時期を考えると少しずつ卒乳したほうがいいかもと思い始める。もちろんタンデム授乳といって幼児と新生児両方を授乳する文化もたくさんあり、卒乳や断乳というのも比較的最近主流になっているものらしいので、別に2人目ができたからといって自動的に第一子を卒乳させなければとも思わない。以前に妊娠中の授乳が流産の原因になるというようなことを小耳に挟んだのを覚えていたので、妊娠が分かった時点で勉強することに。結論としては、「妊娠中の授乳が流産の原因になる」ということには科学的な根拠はないらしい。授乳するとホルモンが分泌されたり子宮が収縮するので流産の気がある人は念のため断乳をすすめられることがあるらしいが、本当のつながりは証明されていないらしいし、妊娠中ずっと授乳をつづけて安産の人が大部分だということを考えると、直結しているわけではないらしい。子宮の収縮も乳首の刺激によるらしいが、幼児の授乳は離乳食を始める前の新生児と違い短い時間なので、母乳推進派の人達は、一時的な授乳が胎児に危険を及ぼすとは考えていないらしい。かれら曰くもし授乳が子宮を収縮させるので妊娠中やめるべきだとすれば、同じ効果がある性行為も妊娠中はやめるべきなのではないかと反論するらしい。（確かに）でも、個人的に色々考えると、こういう自然なことっていうのは体に組み込まれているのだろうから、もし妊娠中に胎児に悪い影響があるのであれば、授乳時に不快感が増すとかのサインがあるのではないかと思う。まあ、どちらにしてもスイーティはいつ卒乳しても問題ないだろうし、少しづつ減らしていこう。と思い（主に入院期間のため）、「からっぽになったらやめる」という決まりを作った。スイーティも理解したらしく、空っぽになったら「おしまいでーす。」といって離されても文句を言わなくなった。夜も寝る前に「おっぱい」と言われるまではあげないし、飲むことにしてもからっぽになったらやめるので、あっという間（もうあまり出てないし）。その後は自分でベッドでごろごろし泣かずに寝つくようになった。もちろん時間は授乳しながらよりもかかるけれど、「すごいぞー、スイーティ」と感心している。昨日くらいからは、興味もだんだん薄れてきたみたいで、夜に授乳してもすぐに完了するし、その後も夫が「おっぱいいらないの？」とからかっても「からっぽだから」といって試そうともしない。そうかー。こうやって自然に離乳するのね。この2年半、大きな病気どころか風邪も殆ど引かなかったスイーティ。言葉の成長が非常に早かったのも夫は母乳のせいだと思っている。一才年上の子達と同じくらい流暢に話すし。こんなに長く授乳する人も少ないから科学的な調査っていうのは難しいだろうけれど、確かに聖書でもサムエルが5歳で乳離れしたって書いてあるくらいだから、母と子の両方に負担がかからないんであれば長く続けることもいいのかもね。でも、一番大切だと思うのは「自分で決める」ことだと思う。アメリカは粉ミルク会社のプロモーションで母乳を選ばなかった夫の母親の世代に育てられた人が親になってきており、母親にアドバイスを頼むことができない人も多い。やっと母乳のよさが認められてきてはいても、1歳以上の子におっぱいをあげるのにはまだかなり抵抗がある文化なのは事実。ただ、夫も私もこれはとてもプライベートな問題だと思っているので、「えええ？まだ授乳してるの？」と驚かれることがあっても（言わないようにしてるけど。アメリカ人には）、「日本の文化なので（ホントか？）。私と子供が違和感を感じ始めるまでは続けるつもりです。」と言って毅然とするようにしている。人の目が気になるからとか皆に色々言われるからとか、それが「普通」だからといって、この手のことに口を出す干渉は拒否することにしている。もう数年もすれば、頼んだって抱っこさせてもらえなくなる。親しい関係を自然に求めてくれる時を大切にしたいし、たとえ二人目ができたとしてもスイーティに対するこの気持ちは変わらない。もちろん新生児で手間はかかるだろうけれど、それでスイーティに負担がかかり過ぎないように、お姉ちゃんへの移行がスムーズにいくようにしてあげたいなと思う。スイーティも自分の必要が満たされていたら自然と「お姉ちゃんホルモン（？）」が出てきて、面倒をみたがるのではないかと思う。従兄弟の世話もしたがってたし。お姉ちゃんは我慢するものというけれど、後からやってくるのは赤ちゃんの方。すでに存在するファミリーに順応すべきなのはベビー。小さな赤ちゃんが可愛いからといってスイーティの成長を楽しめないようにはなりなくない。そのためにも、出産時にはできるだけ助けてもらえるよう、「立ってるものは親でも使う」気持ちで遠慮なくいこうと思う。ママが余裕がないと、子供にもかわいそうな結果になるから。

母乳育児も甘くないぞ

母乳育児というと「自然」なので誰にでもできるような印象を与えるが、現実とは程遠いのが殆どの人の体験らしい。ひどく痛いわ、出ないわ、飲ませたと思ったらまた飲みたがるわで私も最初の3ヶ月は毎日止めたいと思ったし、次の3ヶ月は製造マシーンのような気がしてうんざりだった。6ヶ月くらいから粉ミルクよりも楽だろうと思うようになり、何もしなくても体重が自然に結婚時まで戻った。今朝母と話していたら、やはり姉も大変な思いをしているらしい。少なくとも私と違って最初から母乳の出はいいらしいが。一時間の授乳のあとまた一時間で授乳する。寝れないわ、で大変。幸いお義兄さんも休みをとって手伝ってくれているらしいが、二人とも相当疲れているらしい。実家が近いので食事は届けてもらっているにしろ、小さな赤ちゃんにこんなに世話が必要なんてホント驚いたのを思い出す。理想としては布オムツ派にしたかったらしいが、もちろん数日で紙オムツへ。母はこの調子で母乳育児もやめてしまうのではとちょっと心配そうだった。明日は私も電話して励ますことに。それから姉のためにこちらで評判のよいＭｅｄｅｌａの働くお母さん用の自動搾乳機を購入した。両胸分が15分程度で搾乳できるらしい。私は母乳の量を増やすために同社の小さな電池型のものを使ったけれどとても気に入っていたし、Lactation consultの人が薦めていたのもこの会社のモデルだけだったが、その理由もわかるお薦め物。姉は多分仕事に戻ったら他の人が母乳を哺乳瓶であげられるように搾乳するのだろうから、やはり携帯型でも一番性能のよいものを購入することに。Traveler Pump In Styleという。こちらで税別300ドルというのはコンスーマーモデルでは一番高いが、日本ではもっと高いらしい。搾乳機に加え母乳を保存する入れ物や保冷袋が一つのカバンに入るセットもの。あと私の気に入っていたいくつかの授乳グッズも注文。速達で送れば来週中にはとどくだろう。母乳育児を含めて、子育てを核家族だけでしようとするのは本当に大変だと思う。「母親なら当たり前」とか言われて、家族や親しい友達が近くにいないで新米ママに負担がのしかかり、ストレスになるのも分かるよなあ。世の中には色々なサポートグループもあるらしいから、そんなママがいるなら、自分の精神的な健康や赤ちゃんの健康に影響がでる前に助けを求めて欲しいなあと思ってやまないのです。