|
カテゴリ:あ行=BL小説
イラストは、小椋ムクさん。 「めんない千鳥の啼く夜」 草枕という名前の妖怪。 他の妖怪仲間から距離を置かれていました。 なぜ?と思っていましたが、あるきっかけで、自分には顔が無いということを知りました。 それからは、ひとりで過ごすことに。 春宵という妖怪だけは声をかけてくれて、祭りに誘われます。 春宵から狐の面をもらい・・・。 「てのなるほうへ」 幼いころから視力が弱く、徐々に落ちていき、14歳の時に完全に視力を失くした紺野巽(こんのたつみ)。 かろうじて明暗はわかりました。 高校を卒業して、入社した会社で3年になります。 女性が多い職場で、親しく話をする人もいません。 仕事の説明などで一番話しかけてくれる5年先輩の山内という女性の言葉には迷惑だという毒が含まれています。 巽は会社の近くの公園でいつも昼食をとります。 ある日、突風が吹き、その後に巽に声をかけてきた人がいました。 飛ばされた狐の面を拾ってほしいということでした。 目の見えないことをいうと彼は・・・。 それから、お昼休みに公園で彼と話をすることが楽しみになり・・・。 「春宵一刻」 その後の二人と妖怪たちとの宴 楽しかったです。 少し切ないところもありました。 妖怪が悪戯好きなのが玉にキズでしたね。 巽が恐い思いもしちゃいましたしね。 妖怪との考え方の相違もあるのですよね。 でも、二人が幸せになれそうなので良かったです。(^^) ただ、最後の作品の春宵の言葉が切ないですね。 春宵の恋バナも書いて欲しいですね。読みたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.05.12 15:37:59
コメント(0) | コメントを書く
[あ行=BL小説] カテゴリの最新記事
|