初日で電話とってたよ、エライでしょ?
今朝はけっきょく4時45分に起きるしかなかった。6時半に家を出ればいいのに。クルマ通勤で1時間半もかかる見知らぬ土地へと向かう。その町へ行くのはこれが二度目。一度目は先週の面接である。ようするにその土地についてなんにもわからないところで、在宅介護の仕事をするわけだ。すべてがリセットされて悪い気はしないが、やっぱり遠いぞ、田舎は。バナナを1本持って、車内で食べた。入社の書類の提出やら、各部門や近隣施設への挨拶がけっこう大変であった。ご挨拶は疲れるものだ。そのまんま東知事が1日で200枚も名刺を配った話を聞いてたいしたものだと思った。だが、こちらは内緒だが2年近く仕事をしていないのだ。それがいきなりフルタイムだ。電話もとっている。ベテラン派遣社員のごとくだ。「ウチは…」ってもういっているし。けっこう余裕でやっていたが、午後3時くらいから急に疲れが出て、電話に出ると呂律が回らずへろへろしてしまうこと2度あり。電話の出方がかつての職場と微妙にことなり間違えそうになるのだ。ここまで書いて、自分の文章は「つまんねんな」と思った。いきなり日記がヘタクソになるとは。介護施設でケアワーカー等の経験がある人は必ずこうなると思うが、スタッフの会話をぜんぶ耳で拾っているのだ。これは凄く疲れるのだが、拾わない輩より仕事を覚えるのは早いであろう。ただ、聞いていない顔していないといかんからな。自分のことだけ考えていればいい時期なのに、組織を包括的に考えるクセが抜けない。これはもうしょうがない。半年くらいは、あまりでしゃばらず、聞かれたら答えるように心がけよう。周囲の人にしてみればお手並み拝見といったところだもんな。これが女性だったら適度にかわいぶっていればいいかもしれないが、おっさんとなるとデキスギ君も嫌味だしのび太じゃ馬鹿にされる。この按配はなかなかに難しい。上司である女性は看護師出身だ。いくつだろ。40くらいかな。独身だ。私が入ってうれしそうだ。それを周囲が生暖かく見守っている。そんな1日であった。