ひきこもりと恋愛
ひきこもりの人たちは、多くの場合恋愛とか性愛で、不利ですよね。まず、出会いがない。知り合ってもお金がない。コミュニケーションの苦手な人が多いから、どうしても奥手になってしまう傾向があります。でも、人間という生き物は……、いえ、人間に限らず、生き物のほとんどは、恋をして、SEXして、自分の遺伝子を次世代につないでいくことが本能であり、生きている使命といってもいいくらいの、重要なことです。しかし、ひきこもり系の人たちは、異性が苦手、恋がうまくできない……で……、ここの1人の男がいる。もともと内向的な人であったらしく、職場でいじめに会い、ひきこもりに、自殺まで考える毎日……そこで彼は考えるわけです。「このまま、ひきこもりで自殺するくらいだったら、女の子をナンパして楽しく生きたい!」な、なんとポジティブといいましょうか、本能に正しいといいましょうか。(苦笑)実のところ、そのころの彼は、ファーストフード店に行っても、どうやって注文していいのかが、わからなかったくらい重度のひきこもりだったわけです。働いていたときも、ほとんど買い物とか、世の中に接することも避けていたんですね。で、その彼が、一年発起して、街にでて女の子に声を掛けようとした。当然、最初はできないわけです。それまで、女の子とお話すらしてことないんですから。彼は悩み、苦しみ、その手の本を買い、人に教えを請い、女の子と話ができるようになれるよう、がんばります。わたし、巨椋修(おぐらおさむ)と知り合ったのはその頃ですね。その頃は、なんとか女性と話はできるようになっていたんです。でも、それで精一杯。何か、みんなで集まるようなことがあるでしょ。そんなとき彼を探すと、とにかく誰でもいいから女の子の横にいて、一生懸命話しかけているんですよ。(笑)そのために、女の子からウザがられることもありました。その頃は、ファッションもほとんど気にしてなくて、いかにも「ひきこもり現役中」みたいな(笑)ファッションだったんですが、女の子に好かれるには、清潔じゃないといけない、ちょっとはオシャレじゃないといけないと思ったらしいんです。で、高価でおしゃれな服装よりも、ユニクロでいいから服装をチョイスして組み合わせるとか、気を使うようになりました。それでも、なかなかナンパで女の子に声をかけられなくて……ナンパはなかなか成功しなくて……でも、少しずつ女の子とデートをしたりするようになったんです。くわしいことは、彼が書いたブログが書籍になりましたので、ぜひ、ぞれを読んでください。彼、夏目涼介くんは、『不登校・ひきこもり・ニート』の人たちのネットラジオ番組【オールニートニッポン】で、わたしと一緒にやっていた人なんですよ。その彼のブログが出版され、こんどそれを記念してイベントをやることになりました。お時間のある方や、興味のある方は、ぜひ会場に足をお運びください。わたしもゲスト出演します。たぶん、会場内をウロウロしてますので、見かけた方は声をおかけください。(笑)==========================================『僕のひきこもりナンパ宣言』出版記念イベントのお知らせ第1期からオールニートニッポンにレギュラー出演中の夏目涼介くんが、去る7月26日に書籍『僕のひきこもりナンパ宣言』を出版し、デビューしました。そのお祝いで、以下のイベントを企画しましたので、ぜひぜひ皆さん会場へお越し下さい。(スタッフより) 『僕のひきこもりナンパ宣言』出版記念イベント~見逃し三振より、空振り三振~ 【日時】 2008年8月22日(金)開場18時30分/開演19時30分 【会場】 新宿ロフトプラプラスワン【出演】 アイズさん(プロナンパ師)、伊東裕之(恋愛アドバイザー)、巨椋修(おぐらおさむ)(漫画家)、白井勝美(「絶望男」著者)、長さん(凄腕ナンパ師)、古澤克大(革命的非モテ同盟)、山本繁(NPOコトバノアトリエ)、渡部伸(「中年童貞」著者)、夏目涼介、司会・月乃光司(こわれ者の祭典) →追加:疋田紗也(グラビアアイドル)さん出演決定! 【料金】 ¥1500(飲食別) 当日券のみ※当日は、直接会場にお越しください。 【本の紹介】 書名:僕のひきこもりナンパ宣言 著者:夏目涼介出版社:新紀元社 発売日:2008年7月26日 定価:1,365円(税込)内容紹介:「ひきこもり」で「ナンパ」!?ネオニートによるナンパ体験記を書籍化! 元自衛隊員・ひきこもり青年が、ナンパ師をめざして大奮闘! ナンパ師になるための特訓を始めた頃から、初めてホテルに行けた日までの記録。ブログ:http://natsumeryosuke.seesaa.net/ 【お問い合わせ先】NPOコトバノアトリエ(オールニートニッポン)担当:山本、番野TEL050-1071-8324 / e-mail. info@kotolier.orghttp://www.kotolier.org