おじゃたん家[ojatan-chi]

[スローフード] カテゴリの記事

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  プチ収穫祭

  先月の落花生収穫祭では、収穫時季にはちょいと早かったサツマイモ。「半月くらいしたらちょうど収穫にいい頃だね」といいながら、１カ月経過してしまい、ちょっとだけ遅い収穫祭となりました。oja家の為に一畝手付かずで残しておいてくれたサツマイモ畑。掘りやすいようにツルをザクザク取り除いていってくれる伯父。そのあとをボスボス掘り進むojaと母。ボスボス・・ボスボス・・土の中から紅色のニクイ奴が現れたっ！と思った瞬間「あっ！！出てきた出てきた！！」＼(^o^)／と左前方から伸びた手が、紅色のニクイ奴をワシッとつかみ、「ほらっ！こぉんなに大きい！！」と大喜び。母だ。丁寧に土を取り除いて、あとは抜くだけという状態のタイミングの時、必ずこれをやられる。しかも６１歳にしてはあまりにも無邪気な喜びように、「母さんはそちらの芋掘りに専念してください。これはojaに掘らせてください」（苦笑）というのがせいぜいであります。そんなやりとりがことあと２～３回続いてた時、母がとんでもない大物に遭遇！母「oja、これはかなり大きいわよ！」（ボスボス・・）oja「んじゃぁ～、地球の裏側まで伸びてるよきっと。ブラジルあたりから顔だしてるかもよ」母「そうかも！！ブラジルかも知れないっ」意味不明な会話をする母子。どどぉ～ンでましたよ！大物登場！長さ２０センチ位の大きなサツマイモに、それより２回り小さいサツマイモが寄り添うようにいて、まるで連れ添う夫婦のような。そして本日の収穫結果さつまいもと、大根、そして・・なぜかサツマイモ畑から現れたサトイモ。

  2006年11月18日

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  きりたんぽ鍋　試作　【おしらせです】

  （携帯画像なので色が・・・）今日は仕事の関係で、「きりたんぽ鍋」の試作に立ち会ってきました。きりたんぽ＝“切った”“たんぽ”を入れるから「きりたんぽ」たんぽも全て手作りです。あきたこまちの新米を炊いて、半殺しといって、米粒がわかるかわからない程度につぶし、それを杉串につけて、表面に焼き色をつけるのですが、うちらあたりは色がつけばいいのかなと思っていたのですが、地元秋田のＳさんのご指導によると、どうもそれだけじゃぁない。表面はうっすら色がつき、中の火の通りも微妙な調整が必要である。色ばかりに気をとられてると、カスカスになってしまうし。スープは比内地鶏のガラからとって、具としても比内地鶏が使われている。比内地鶏だけじゃなくて、野菜からしらたきのはてまで、秋田直送の食材でつくられた「きりたんぽ鍋」試作に立ち会っただけでなく、試食もさせて頂きました。（ごちそうさまでした）本場づくしの「きりたんぽ鍋」を味わうには！詳しくはこちら→東京ガス料理教室（画面左下の「食のイベント情報」-スローフードワークショップ開催-をクリックしてください。まだ満員ではないそうですよ。※写真の鍋に入っている肉団子らしき食材は当日は入りませんのであしからず。人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年10月18日

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  秋の収穫祭　その１　

  千葉名産・落花生（どこにあるかわかるかな？）7月に生育中だった落花生は、収穫の時期には枯れ枯れにその枯れ枯れになった落花生をんっ！！よいしょ～っ！とひっこぬくと土中から落花生が！でも、実が土中に残りやすいので、掘り起こしたあとは土中を探り、まるで宝探しのように、落ちた落花生を探します。中には、できた実から新たに発芽した落花生も。土中から掘り起こすので、芋類と同様に根っこが変化したものと思われがちですが、実は花がしぼんだ後、花茎が土の中にもぐりこみ、土の中で実をつけるのです。花が落ちて豆が生まれる＝だから落花生なのですって人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年10月09日

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  正解は・・・

  じゃじゃ～ん！！寒天の原料、テングサでした～！！かずじいさんお見事でした。本日は酢味噌で頂きました。寒天を酢味噌で食べるのは初めてですが、おいしかったですよ。目の前で天草から作る、まじりっけのない寒天を食べて「あっ、あそこの豆かんは本当に寒天作りからやっているな」とか、その反対とかが分かった気がします。（味が全然違いますもの）「問題」の写真の（akikoさん曰くの）犬の抜け毛のような天草を４０分ほどコトコトと煮だして熱っついとこを、こうやって濾す。すると黄金色の液体になるので、上に浮いた泡をすくいとって粗熱をとり冷蔵庫で冷やしますってぇと、先ほどの見事な寒天の出来上がり。今日は東京ガスさんのスローフードワークショップ「三浦の民宿の女将さんに学ぶ　海の幸たっぷり料理」ということで、本日のメニュー・さざえの炊き込みご飯・ひじきの煮物・タコとわかめの酢の物・切り干し大根の煮物・ところてん素朴な家庭料理だけど、天然の素材と地元に伝わる家庭の味を堪能できました。天然わかめなんて、トロヌルしてないんだもの。ちゃんと歯ごたえもあって旨いし、切干大根がこれまた自家製で立派なんだわ。ひじきもくたびれてないの。ちゃんと「自分、自立してますから」って感じでピキッとしてる。「ひじきって、こんなに長いのよ～～」と両手を広げて説明してくださっている方と、お隣で材料の説明をされてる方こそ本日の講師で、三浦の民宿の女将さん、「民宿はら」の原 美佐子さんと「やまこ荘」の高橋 文子さん。なんとお二人は姉妹。通りで掛け合い漫才のようにピッタシ息があっているし、バランスもいい。突っ込み方も堂に入ってる。しかも民宿でももっといろんな海の幸を堪能できて１泊２食で７５００円という破格のプライスで宿泊することができるという。こちらをクリック素敵な民宿の女将さんと、素晴しい海の恵。今度は三浦で味わってみたいものです。三浦市役所HP三浦市観光案内HP人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年09月30日

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  一本釣りのカツオを地酒とともに楽しむ　-スローフードワークショップ-

  東京ガスの料理教室で月１回開催されているスローフードワークショップ。今日はキッチンランド調布で「一本釣りのカツオを宮城の地酒とともに楽しむ」一本釣りのカツオ水揚げ日本一を誇る気仙沼港。 これが釣り針。 その気仙沼の中でも一番の買い付けをされているというフジミツ岩商の岩渕さんが、カツオさばきのデモンストレーション。あっという間に一本、簡単そうにさばいていく。さすがプロ！お見事！！ そして気仙沼の魚にピッタリマッチする酒は、やはり気仙沼で醸される男山。お蔵元の菅原さんはスローフード気仙沼の理事長さんでもあり、気仙沼の魚介類と酒の相性のご説明にも力が入る。 目の前でカツオをじっくり眺める機会など滅多にないので、じぃーっくり眺めてみた。しっぽのところに半透明の軟骨みたいなものがあるんだ・・・へぇ～ こちらが今日のメニュー（右上から時計まわりに）※かつおのあら汁※かつおのたたき※かつおのハラス焼き※かつおの角煮そしてこれはメニュー外で、本日のサプライズ ※かつおの心臓１皿に２個盛ってあるが、この１個で１匹分の心臓なので、この１皿には２匹の心臓があることになる。（ありがとう・・・かつお）「魚はあますとこなく丸ごとたべる」アラは汁に、心臓も煮付け、（今日は食べなかったけど）胃袋は酒盗に（酒のあてにいい）土鍋で炊いたご飯もついて、とぉーっても充実したお昼ご飯となりました。人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年08月16日

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  岩牡蠣　のつづき　・・・　ポルトガル

  岩牡蠣ネタのつづき・・・正式には「伊勢の海の味をポルトガル風BBQで」という会なのだ。会場はこちらマヌエル　シュラスケリア　高輪店牡蠣のほか、伊勢の海の幸や珍しいポルトガル料理も登場★エビのはさみ揚げポルトガルの家庭料理。クリーミーなペースト状にしたエビを餃子の皮のようなのではさんで、それにパン粉をつけて揚げるという、手の込んだ一品。★タコのサラダ★バカリャウのコロッケじゃがいもコロッケがちょっとスパイシーになった感じ★ポルトガル風ミックスサラダ★ポルトガルワイン1　スパークリング★ポルトガルワイン2　赤特にスパークリングは口当たりがよく、ゴクゴクいってしまいそうだったところを一生懸命セーブした。★「的矢湾あだこいわがき研究会」代表の北川さん（向かって左）岩がきについての詳細はコチラ北川さんは網元でもあり、民宿も経営されております。その詳細はコチラ★三重のカタクチイワシ★本日のゲスト桐島洋子さん焼き牡蠣は、備長炭でこーやって・・・炙る！人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年07月27日

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  岩牡蠣

  詳しくは後ほど。ということで、取り急ぎ本日（というか昨日）ojaが食した“海のミルク”。畔蛸と書いて「アダコ」という。ひとつひとつの牡蠣にこのタグがつけられている。生と焼きで食す。店内、大盛り上がり喫煙の方と、酸欠気味の方は、店先で談笑。ちなみに、牡蠣嫌いのoja。だけど、美味いものは美味い。だから、生も焼きも両方、美味しく頂きました。牡蠣以外のお料理はこちら人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年07月26日

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  正解はコチラッ！

  【はっぱ】編と【お花】編の正解はこちら！！一、　トマト二、　ナス三、　ピーマン四、　落花生（生育中）１０月頃収穫予定五、　ゆうがお大きいので１メートル位はあります。まわりの緑色の外皮をむき、白い部分を薄く細く削って干したものが「かんぴょう」です。我が家や田舎（青森）では、外皮をむき、中心部にある種と綿を取り除いた白い部分を切ってお味噌汁にして食べることが多いです。冬瓜に似てますが、冬瓜は加熱してもシャキッとした感じが残りますが、ゆうがおはトゥルッとしてます。そのほか、畑にはこんな作物もこれは生育中のさつまいも食べれるほおずき。人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年07月26日

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  植物観察クイズ～♪　【お花】編　

  さっきの【はっぱ】編に続き、今度は【お花】編。さて、これから5枚の【お花】の写真をお見せします。何の植物でしょうか！！こちらも賞品はございませんm(__)m一、二、三、四、五、正解は、明日のこのblogでっ！人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年07月25日

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  植物観察クイズ～♪　【はっぱ編】　

  （毎年、夏休みの自由課題をどうしようかと頭を悩ませた）さて、これから5枚の【はっぱ】の写真をお見せします。何の植物でしょうか！！さぁ～っ！画面の前のチビッコも、お父様やお母様も、皆さんも一緒にお考えください。賞品!?　賞品は・・・なにもありませんが（＾＾;）一、二、三、四、五、五はちょ～っと難しいかもなっ？正解は、明日のこのblogでっ！次は【お花】編人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年07月25日

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  【おしらせ】一本釣りのカツオと地酒の料理教室

  東京ガス料理教室で開催されている「スローフードワークショップ」。７月は、宮城・気仙沼に入港する一本釣りのカツオを地元レシピで調理し、 気仙沼の蔵元「男山本店」のお酒（４種程度）をテイスティングしながら楽しもうというワークショップ。 実習・テイスティングだけじゃなく、カツオとお酒についての講座もあり。平日ですが、お盆休みで家でゆったりされている方、気分転換に参加されてみては ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆開催日時：８月１６日（水）10：30～13：30場所　　：東京ガス　キッチンランド調布受講料　：２５００円定員　　：２４名申込締切：７月１５日（土）←締切り迫る！！（締め切り後でも受け付けてくれる、かも）詳しくは東京ガス料理教室ＨＰ左側【What's New】の「キッチンランド調布からのお知らせ」　または【食のイベント情報】の「スローフードワークショップ開催」から8/16キッチンランド調布をクリック人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年07月13日

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  男鹿鯛とじゅんさいのショッツル鍋と秋田酒を楽しむ会

  10日に開催された「男鹿鯛とじゅんさいのショッツル鍋と秋田酒を楽しむ会」の報告・・・４日遅れとなってしまった(>_

  2006年06月14日

• 今日の出来事は・・・

  こちらをクリック

  2006年06月10日

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  郷土の味　－煮しめ－

  「郷土」といっても、ojaの郷土ではないのだが。お盆に母の郷土、青森に帰ると必ず食べる「煮しめ」お盆には、この煮しめやおこわなどをお墓や仏壇に供え、自分達も頂きます。各家庭により、具の内容や味付けは若干異なると思いますが、塩漬けにした蕗やわらびが入るのは、共通だったと、幼少からの記憶がそう申しております。さつま揚げ・ちくわ・厚揚げ豆腐・しいたけ・こんにゃく・ごぼう・人参・蕗・わらび作った当日より、翌日からが味がしみ渡り、旨さ倍増。厚揚げ豆腐は特に！さつま揚げ・ちくわ以外の食材（厚揚げ→普通の豆腐）があれば、これらを細かく刻んで、田舎の「けんちん汁」ができます。ということで、煮しめ製作に取り組む前に母は「『煮しめ』がいい？『けんちん』がいい？」と聞いてきました。「今日はなんだか・・・『煮しめ』な気分～」というojaの一声で、無事『煮しめ』と相成りましたとさ。人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年05月18日

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  スローフードフェア2006の報告～♪

  スローフードフェア～蘇れ!日本の大豆へ行って来ました。一昨年・昨年と会議場の方で開催されていたので、チケットもろくすぽみず、会議場へ行くと真っ暗！！日にち間違えたかと思い、チケットをよくみたら「展示場Ａ」の表示が・・・単に会場を間違えただけでした(^^;)しかし、昨年まで会議場で1日だけの開催だったのが、今年からは2日間そして会場もBIGになり、年々規模が大きくなっているのだなと実感。12時開場ですが、15分前にはすでにこの混雑ぶり。後ろに並ばれた奥さんは「15分前でも入れてくれたらいいのに～」とかなり焦り気味な大きい声で話している。（奥さん・・・まぁ落ち着いて）12時の開場と共に、並んでいた来場者に紙皿と箸が手渡され、入場。この紙皿に試食品をのっけながら開場をめぐるというのだ。まず一番にむかったのは、毎年ここのレモンは必ず買って帰る「片浦レモン研究会」のレモン小田原西部の片浦地区で栽培されているレモン。農薬を使わないので、表面がゴツゴツしてたりするが、皮ごと食べられ、旨い。今回は試食したらさっぱりした甘味で旨かった、ゴールデンオレンジも購入。続いてコチラは農業家のたまごたち、神奈川県立中央農業高等学校の生徒さんが作られた味噌。学校で栽培した米を使い、麹作りから自分たちで作られたという。また、同校で生産された鶏卵を使ったビスケットは手作り感あふれる仕上がりで、安心して美味しいといえる飽きのこない味。「学祭でも販売してますので是非来てくださ～い！」若いってまぶしい！味噌つながりで山形の長谷川みそさんの米麹。味噌つながりできたので、今回のテーマ「大豆」つながりということで豆腐編在来種の大豆。これだけあって、色や形も様々。豆乳の飲み比べ。左からスズユタカ・輸入・津久井在来色も違ければ味も違う。スズユタカが一番濃厚で津久井在来が甘味がある。輸入物は水っぽくて風味もない。加えた水分量は全て同じ位というのにこれだけ差がでる。鎌倉小町さんで出していた変わった豆乳製品。豆乳15％とわらび粉などで練った、食感はまるでわらび餅な一品。豆腐から、続いて納豆そして、究極の大豆製品体に安心な大豆製品↓大豆石鹸！主原料は大豆粉とバナナ粉。山形のハーブ研究所さんのものだが、とにかく妊婦さんにはタダであげてもいいから使ってほしいと熱弁をふるう社長さん。石鹸や洗剤に使用される界面活性剤が、人体にどれだけの影響を及ぼすかということを切々と語ってくださった。使った印象を後日更新予定。その他、地元神奈川の地酒や、福島からは奥の松酒造さんが出展。日本の味の箱舟（アルカ）ブースには短角牛や花作大根をはじめ、様々な食材がならぶ中、注目したのがこちら長崎県・カタクチイワシの塩辛煮干用にはできない、大ぶりで脂ののったカタクチイワシを昔から塩辛にして食べていたそうだ。その味わいはいかの塩辛とも全然ちがう。アンチョビの若い感じというか、ともかく白いご飯と一緒に頂きたい。内臓のほろ苦甘い部分と塩の塩梅がいい。（味の箱舟-絶滅の危機にある貴重な食材を守るプロジェクト。日本では2005年に9品目認定（配布資料引用））その他にも味噌や豆腐はもちろん、徳川家康も食した「浜納豆」やお酢、安心安全な野菜、米、肉など様々出展。そして、うどん打ちや子供達対象のキッズ・イン・ザ・キッチンなどの食育教室も開催。特に明日（30日）、ojatan注目が、「大人の食育教室・鯨文化と日本酒」。鯨を使った昔なつかしの居酒屋メニューと神奈川の地酒とのコラボレーション。今日行けたら絶対、参加したのに～！！本日来場の方は是非、お見逃し無く。また、セミナーも開催されていて、今日は島村菜津さんがコーディネーターとなって、大豆文化と発酵文化のセミナーが開催された。発酵といえばこの方、小泉教授はビデオでの出演だったが、各地で大豆を使い味噌や発酵食品を作られたり、教育の場で子供達に大豆食をと奮闘する方々の貴重なお話を伺うことができ、五感フル回転な1日だった。人気blogランキング　今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年04月29日

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  横浜でＧＷ初日を満喫！

  これから、パシフィコ横浜で明日まで開催されるスローフードフェア～蘇れ!日本の大豆へ。そして、日本酒友のゆっこりんは、パシフィコから程近い、日本丸メモリアルパークで行われる、「総帆展帆（そうはんてんぱん）」といって、帆船日本丸の帆を全て広げるっていうイベントにボランティアとして参加されるそうだ。マストに登ったり、ロープひっぱったりと、細身のゆっこりんのどこにそんな力があるのか想像もつかないが、数年連続して参加しているという。さすがだ。時間に間に合ったら見に行ってみたいとおもう。しかし問題は天気だな人気blogランキング　こちらのポチッもご協力頂きありがとう御座います。

  2006年04月29日

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  スローフードフェア２００６　～よこはまで体感しよう～

  ここのとこ、すっかりご無沙汰しておりました「スローフード」話で御座います。横浜スローフード協会主催で、毎年恒例となったスローフードフェア２００６が今年から２日間（記憶が確かなら、昨年まで１日間だったはず）、パシフィコ横浜で開催される。昨年・一昨年と連続して行っているが、年を追う毎に来場者も増加しているようだ。今年は～蘇れ！日本の大豆～というサブタイトルの通り、大豆関係のセミナーや出展が多いらしい。その他、ご当地神奈川のブースや全国のブース、味の方舟ブースなど、様々なブースが集まる。特に毎年、気に入って購入しているのが「安全安心レモン」。国産の農薬を使わないレモンは、皮からまるかじりしても安心だし、しかも旨い！もちろん、日本酒ブースもあり。昨年はどぶろくも販売してたな（確か・・）詳しくはスローフードフェア２００６へ人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年04月18日

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  北のはちみつ屋、ＨＰ販売開始。

  澤谷養蜂園がＨＰ販売を開始されました。ojatanが好きな「菜の花“生”はちみつ」もこちらから購入することができます。それと、「とちはちみつ」食用でも美味しくいただけますが、実は・・・洗顔や洗髪の際、その秘められた威力を発揮します。ojatanも洗顔後にマッサージをしたり、髪トリートメントとして試してみましたが、肌や髪がしっとりツヤツヤに。個人差もあると思いますが、食用でご購入される方がいらっしゃいましたら、一度試してみてください。混ざりモノ(水あめ)等、一切添加していない、完全無添加だからこそ、安心して使うことができるというわけです。「どこに頼めば買えるの？」と聞いてくれたM･Eさん。こちらからアクセスして頂ければ幸いでございます。養蜂業歴６０年。澤谷昭四郎氏がてしおにかけて育てたミツバチ達が集めた、北の大地のめぐみ。ぜひ、おためしを。人気blogランキング今日は何位か、ポチッと押してみてください。

  2006年04月15日

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  おいしいはちみつ屋さんのＨＰ

  「澤谷養蜂園」さんがＨＰを開設！(身内ネタですが)従姉妹(妹)の嫁ぎ先である澤谷養蜂園さんは、代々養蜂を家業とされている。現在も従姉妹(妹)の義父・澤谷昭四郎氏が大事にミツバチを育てられている。従姉妹(妹)も養蜂業に携わり、家事に子育てに養蜂にと忙しい日々を過ごしている。今回、連絡をくれた従姉妹(姉)も、作業の手伝いをしたり、商品開発に名案をだしたりと名アドバイザーとなっているようだ。ミツバチも家族の一員。家族で仕事をしているからこそ、こだわれるハチミツ。ネット販売は準備中のようですが、人気商品はこちらからご覧頂くことができます。ojatan的には、菜の花の非加熱のはちみつが好み。(写真のはちみつ)今日も宜しくお願いします。ぽちっと人気blogランキング

  2006年04月06日

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  初の二子玉川！ 有機野菜を～フランス風～に美味しくオシャレに頂く市民セミナーへ。　

  ライターのＮさんより「日本有機農業研究会主催の有機野菜をおしゃれに食べようというセミナーがあります。」とお誘いメールを頂いた。場所は二子玉川。「郁恵・井森のデリ×デリ キッチン」でおなじみ、島田シェフのお店　「イレール ドゥ ブルー」。今日、使用する野菜は全て、研究会の全国の農家さんから届いたという品質に自信、鮮度に自信ありといったピンシャンした野菜がメイン。まず、日本有機農業研究会は１９７１年に設立という30余年の歴史を持つ研究会だという事を初めて知り、驚いた。近年、いろんな団体が急増してきた中で、長きにわたり活動してきたという、同会は広告などは一切ださず、会費とボランティアで長きにわたり地道に活動してきたという。その活動は全国に広がり、７月には神戸で在来種の研修会があるそうで、いろんな地域でいろんな活動をしているという。そのようなお話を盛り込みつつ、同研究会佐藤会長のご挨拶に続き、島田シェフのご挨拶、そしてお食事へと。同テーブルには、研究会でお仕事をされていてハーブも栽培されているというご夫婦やさすらいの雑穀料理人、ご紹介くださったＮさんと私の母とそして、(自称)食べ物と酒と諸々探検家の私。それでは、皆さんが丹精込めて育てられた野菜のお料理を１０種の有機野菜と鮮魚のマリネ　バジルの香り　黒オリーブソース前菜のアップごぼう・トマト・長いも・ラディッシュ・ニンジン・アスパラガス・パプリカ・・どれも甘味もあり、且つ個々の野菜の特徴がよく出ている。特にビーツ。甘味の中に土の香りと甘味が・・ビーツは煮込んだものしか食べた事がなかったので新しい発見だった。有機グリーンピースの冷製スープあまーいグリーンピースを口いっぱいに頬張ったといった感じがするくらい、一匙で口の中に濃厚さと甘味が広がった。本日入荷、真鯛のポワレ　有機野菜のスープ仕立て　大葉の香り真鯛のたんぱくな味わいを邪魔することない大葉の香り。野菜の歯ごたえと鯛の柔らかな食感カスタードを練りこんだ自家製チーズケーキとバニラアイスと、フレッシュハーブティー。「野菜！うまい！」と、心の中で何度叫んだことか。ひとつひとつの野菜は個々の食感と風味と味がちゃんとあり、どれも強すぎず、劣らず、力強さを感じました。

  2005年06月20日

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  スローフードの祭典。横浜にて

  地場の食材や代々受け継がれている伝統の食材、低農薬・無農薬にこだわりをもつ生産者達が横浜をはじめ県内外から一堂に会した「よこはまスローフードフェア2005」が今年も開催されました。「○○県の物産展」というイベントではお目にかかれない品ばかり、間近でみて実際に触って味わって、生産者のお話を伺い食材についての理解を深める･･･体感して覚えたことは結構覚えているもの。昨年の体験を思い出しながら一路、横浜へ。昨年より増えたであろう来場者が開場前から列をなしている。ロビーでは横浜にこだわり曲作りをするシンガーソングライターの「N.U.」のお２人が爽やかな歌声を響かせ入場待ちをする来場者を和ませていた。１２時。入口で紙のお皿とお箸を頂き会場へ入る。３つに仕切られたこの紙皿に各ブースで提供されている試食品を取りのせ味わいながら会場を巡っていく。地場の野菜や豚肉で作った「ポークカレー」地粉の「うどん」、「打ちたてそば」や「生パスタ」、「天然酵母のパン」「地元路地野菜のサラダ」「神奈川県内の各酒蔵さん」など･･２７のブースが出展。その中でも昨年も試食して安全性と美味しさが気に入って買った「片浦レモン」。無農薬なので皮も食べれてその皮がまた美味しい。果肉の酸味と皮のほのかな苦味と甘味、一緒に口に放り込むと・・・うーん(>o

  2005年04月29日

• 『よこはまスローフードフェア2005』(2005年4月29日)開催

  今年で第２回目となる『よこはまスローフードフェア2005』が４月２９日、パシフィコ横浜で開催されます。昨年、第１回のフェアに行ってきました。神奈川県内の無添加、有機栽培等こだわりのある生産者の方と直接お話をしながら作られた食材を試食したり、国内各支部も参加されその地域に行かないと手にすることのできない食材があったり、又セミナーも開かれており単に「味わう」だけでなくスローフードについて「知る」こともできるとても充実したイベントでした。今年は地粉で手打ちうどんに挑戦や精進料理教室等もあるそうです。・。・。・。・。・。・。・。日時　2005年4月29日(金・祝)　12:00～17:00　　　(最終入場時間　16:30)場所　パシフィコ横浜国立大ホール1階マリンロビー入場料　1,000円(高校生以下無料)　　　・。・。・。・。・。・。・。詳細は「横浜スローフード協会」ホームページhttp://www.y-slow.com/f2005pr.html

  2005年04月14日

• 『スローフードと幕末あんぱんセミナー』(2005年４月27日)開催

  幕末あんぱんプロジェクトのセミナー『スローフードと幕末あんぱんセミナー』が４月27日横浜市神奈川区で開催されます。ところで『幕末あんぱん』とは？時は幕末、横浜で宣教師が焼いたというパンの記録を元に再現、横浜開港150周年を記念して４月12日より毎週土曜日、限定店舗にて販売開始されました。セミナーの講師はニッポン東京スローフード協会発起人で食環境ジャーナリストの金丸弘美さん。ご家族の健康を考え移住された徳之島の黒糖や天然塩も幕末あんぱんに使われている食材であります。-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-『スローフードと幕末あんぱんセミナー』日時　2005年4月27日(水)　PM6:30～PM8:30会場　神奈川区民文化センター「かなっくホール」　　　横浜市神奈川区東神奈川1-10-1　　　TEL　045-440-1211　　　　　　入場無料-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-『幕末あんぱんプロジェクト』http://www.kusizawa.com　金丸弘美さんの『ゆらちもうれ』http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/yurachi/メールマガジンhttp://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/9697.html

  2005年04月14日

• 頑張れ～！東京しゃも！！【初めまして～いただきます～ごちそうさま！】

  その時のことを思い出したきっかけは今日の「どっちの料理ショー」。『天丼』ＶＳ『親子丼』対決というメニュー。その『親子丼』の特選素材に選ばれたのが東京しゃもであった。東京しゃも開発に携わった元東京都畜産試験場の名倉氏と現在あきる野市で東京しゃもを飼育している浅野養鶏場の浅野氏が紹介されていた。昨年開催された「始めよう、東京のスローフード2004」の「東京しゃも」ワークショップ。以前から名前だけは知っていた東京しゃもと初めての対面を果たした。東京しゃもの誕生・飼育のお話を伺い実際に東京しゃもを自分達で調理し味わうというワークショップが、新宿にある東京ガスクッキングスタジオで行われた。始めに東京しゃもを開発されたお１人東京畜産試験所の合田之久さん、そして浅野養鶏場の浅野良仁さんより東京しゃも開発のお話やその特徴、飼育のご苦労話を伺った。ブロイラーより更に美味しい鶏肉をという声が高まり昭和４６年から開発を始めたという。しかし闘鶏であるしゃもを一緒にしておくと闘い殺しあってしまうということで闘争性のないしゃも同士を交配し闘争性を除く。さらに純系メスのしゃもの産卵は１年に80個前後ということでロードアイランドレッド種オスと交配、産卵性を向上。産卵性向上で誕生した雑種メス(純系とロードアイランドレッド種)と純系オスを交配し肉質を純系に近づけた。ここに75％純系しゃもの血が流れる「東京しゃも」が誕生。１０年以上を経てほぼ完成されました。東京しゃもの特徴としては濃い赤味、脂肪含有量が少ないので調理時の肉汁損失が少ないので肉本来の旨味やコクを損なわれない。ブロイラーと比べ歯ごたえがある。東京しゃもの成育に良い環境へということで府中から現在のあきる野へ引越したという浅野さん。会場にくる寸前までしゃもの世話をしていたそうです。闘鶏の血筋のしゃもですが神経質で少しでもストレスを感じると群れで円になり外側のしゃもが内へ内へと逃げ内側のしゃもの上に乗ってしまいその結果、下になったしゃもが一晩で何十～と死んでしまうこともある。常に気を配り、良い環境作りに徹しているとしゃものお話をされている浅野さんの日に焼けたお顔は終始にこにこされていた。東京しゃものお話を伺い、そのしゃもを実際調理、試食することになった。講師は代官山「イル・ブルー・シュル・ラ・セーヌ」の椎名眞知子先生。椎名先生レシピの「東京しゃもの唐揚」と「東京しゃものアボガドサラダ」の２品を作る。調理台の上にある「東京しゃも」。もも肉部はブロイラーの「桃色」を何倍も濃くしたような、煮詰めたような、「真紅」な赤ではないが赤に近い桃色。わずかにある脂肪は白色ではなく黄色と山吹色を足したような濃厚な色。唐揚はもも肉をごま油などがはいった調味液で一旦マリネ。マリネすることで肉がしっとりし、胡麻やアーモンドが混ざった衣で揚げることで香ばしさがました。サラダは粒マスタードがアクセントになるドレッシングとグリルで焼いた胸肉をアボガドやレタス・玉ねぎと合わせたものでした。歯ごたえはしっかりしているが、ただ「硬い」という感じではなく噛むと歯が肉の繊維の中を進んでいく感じがわかるというか「いい筋肉！」といった感じ。味は料理してあるのではじめはその料理の味がするが噛んでいくうちに中から肉本来の味がどんどん口の中へ広がっていった。脂肪分が少ないので脂身のジューシーさというのではなく「肉の汁」。飲み込まずゆっくり口の中で味わいました。そんな東京しゃも、年々出荷量は増えつつあるがまだ希少であり購入店舗も限られていたり価格がブロイラーの4倍位ということでなかなか浸透しないとういうのが現状のようですが、しゃも鍋や焼鳥、親子丼などその肉の味わいをいかした料理の時こそ、「東京しゃも」で頂きたいと思うのであります。-*-*-*-*-この「始めよう、東京のスローフード2004」のイベント。調理をして食べるというだけでなく実際に生産の現場に行って見学・体験をするといったイベントもあった。その中のひとつにあきる野市の浅野養鶏場を訪ねるというのがありました。浅野養鶏場の体験レポート、また他の体験レポートについては・・・「始めよう、東京のスローフード2004」HP　http://www.tokyo-slowfood.com/　から→上タグ「イベント」をクリック　→　「スローフード体験ワークショップ」(上から3項目目)をクリック　→　「20　浅野養鶏場」をクリック※「始めよう、東京のスローフード2004」は昨年の10月31日で終了となっております。　　

  2005年04月14日

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  食材ワークショップ【私的　イタリア・スローフード週間　その５】

  イタリア・トラパニ食材ワークショップイタリア・シチリア州トラパニ市の生産者が来日して食材のワークショップと食事会が開催されました。いつもはワークショップを受ける側の私が今回縁あってワークショップ開催のお手伝いをさせて頂きました。写真は食材のほんの一部中央の丸いのはペコリーノ(チーズ)大きさは直径３０ｃｍ位横のかつを節の大きいのみたいな物はボッタルガというまぐろのからすみ。長さは３０ｃｍ以上。ワークショップでテイスティングした食材は･･･ビール　　　　　１種ワイン(白)　　　２種ワイン(赤)　　　６種ボッタルガ　　　２種ペコリーノ　　　１種オリーブオイル　６種塩　　　　　　　３種デザートワイン　２種スプマンテ　　　１種と私が参加したワークショップではない程の種類の多さにビックリ。(リストは後日更新)テイスティング中のテーブル上の画像をとるのをわすれてしまい残念。２時間のワークショップの後、引続き食事会に｡｡｡シェフはトラパニから来日したCantina SicilianaのPino Maggiore氏と東京・赤坂La Scoglieraの馬場圭太郎氏による料理の数々･･･(メニューは後日更新)アコーディオンの演奏やピアノやダンスも入り賑やかな宴になった。時間はあっという間に過ぎ無事に終了。土壇場の底力というかイタリアの方のパワフルさに圧倒した１日でした。これにて【私的イタリア・スローフード週間】も終了････今年はイタリア語勉強しようと心に誓った今日この頃。

  2005年03月07日

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  カルロ・ペトリーニ会長を囲む会【私的　イタリア・スローフード週間　その４】

  昨日の講演に続き本日は、東京・丸の内レストランミクニマルノウチ「カルロ・ペトリーニ会長を囲む会」前半はテッラ・マードレという世界の小生産者を集めた会議の昨年の報告や来年にむけての講演、前回参加者を代表して農人法人ながさき南部生産組合近藤一海さんのお話を伺い後半は今回集った生産者や料理・大学関係者等の食事会が催された。ここでは食事会のお料理をご紹介。（食材は昨年テッラ・マードレに参加されたながさき南部生産組合他全国の賛同されている方々が提供された食材。各食材の詳細は後日）【第一の皿】短角牛モモ肉のたたきと亀戸大根の米黒酢漬けふきのとうの酢味噌和え ミルフィユ仕立て小松菜ソースと瑞紅トマトのヴィネグレット和え□短角牛･･赤身中心で味わい深い牛肉。東北地方の在来「南部牛」にショートホーン種(外来種)を交配、品種改良の後生まれた「日本短角牛」。夏は放牧し冬は里の牛舎で飼う(夏山冬里）の飼育を守っている。日本市場では霜降り肉が好まれ又輸入自由化に伴い短角牛の価格は安く生産者も激減。後継者不足に悩まされている。【第二の皿】だるま蓮根とフォアグラの饅頭個展ソースペリグー棡原蒟蒻の赤ワイン煮とひろっこのフリット三種の古代米(黒・赤・緑)のリゾットアルデンテ【第三の皿】短角牛ロース肉のグリエ 干し大根のキャラメリゼ添え菜花と紅菜花のホワイトバルサミコ和えグリーンマスタードソース【第四の皿】くず餅と柑橘類(甘夏・ポンカン・八朔・スイートスプリング)の葛寄せきな粉と黒蜜ソースさちのか苺のシャーベット セッシュ添え

  2005年03月04日

• スローフード協会カルロ・ペトリーニ会長来日【私的　イタリア・スローフード週間　その３】

  イタリアスローフード協会会長カルロ・ペトリーニ氏講演会初来日となるペトリーニ会長の話を直接聞ける貴重な機会、早速申し込み東京・日仏会館での講演会の日を迎えました。同時通訳のイヤホンを手渡され軽く緊張しつつ会場へ。ファストフードが増加しどこでも同じ味、味覚が画一化されていくなかで失われつつある郷土料理、質の高い食品、よい素材を作る生産者を守り、子供達を含めた全ての人に本当の味覚の教育を進める。食文化を守り・育てるNPO協会で発足して15年以上経った現在、運動の輪は100カ国以上に広がっている。子供達に青リンゴの香りをかがせると「シャンプーの香り」と答えがかえってきた。現代の子供達は食品加工や農業から切り離され味覚的な観点から貧しい世代。本物に触れる機会がない為にこんなことになってしまっているという。そこで食育ということだがイタリアでは子供に教育する前にその先生達を指導。今までに15000人以上の指導をしたという。東アジアのエビの養殖。マングローブの森は失われ生態系は破壊された。（マングローブの森がある沿岸地域では津波の被害が少なかったという）農業従事者はイタリアでは1950年代48％だったのが現在4％。日本は6％。世界で1日に5種の青果が失われている。イタリアでは100年間で乳牛4種・羊8種が失われている。ソレント半島のアジェロレーゼという乳牛。その乳からは良質のチーズが作られていた。しかし1日15リットルしか搾乳できないアジェロレーゼに対しホルスタインは1日40リットル搾乳できることからアジェロレーゼは飼われなくなり失ってしまった。この1種の乳牛を失うことで1種のチーズもうしなう事になった。大量生産・大量消費が招いた自然破壊や農業従事者の減少、失われた作物や畜産。今、食文化の本質を考えなければならない。イタリアのトマトはオランダから、オランダのチューリップの球根はイタリアから食材が何ｷﾛもかけて運ばれ食卓に並ぶ。日本でも見られる現象である。地域の生産物の知識や情報を知らなければならない。ペトリーニ会長は食費を増やして下さいという。イタリアでは1970年代32％が食費が占めていたのが今は17％。日本も減少している。質の良い素材を提供する生産者に適正な金額を支払ってほしい。今、食材にかけた費用は将来の医療費・薬代の軽減になります。良質の素材を提供する生産者を守ることにもなります。食文化は栄養や料理だけではない。農業・畜産・食品加工・政経・健康・伝統･･複雑な文化である。日本の伝統的食文化も大切にしなくてはならない。味覚・感覚的に美味しいものであり、環境や生態系を壊してはならない、生産者が適正な報酬を受けられること。これらがひとつでもかけてはならない。ペトリーニ会長の講演は2時間に及んだ。終始厳しい顔つきであったペトリーニ会長であったが帰り際握手をしてくれたその顔はとてもにこやかで優しい目をしていた。明日は「ペトリーニ会長を囲む会」

  2005年03月03日

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