『2012』を映画館で観た
★火曜日に夫と『2012』を観て来た。 映画館の立て看板の前で『2012』は「古代マヤ文明の暦が終わる2012年12月21日に地球が滅亡するという予言を題材に世界中で地震や津波などの大災害が起こる中必死に生き延びようとする人々を描く」パニック映画 映画.comより夫の大好きなパニック映画<災難片(zai1nan4pian4)>は正直あんまり興味がないけれどこういう映画は大劇場で観た方がより臨場感があって面白いし毎週火曜日は鑑賞料金が半額になるため夫が映画館で観たいと言うのでおうちでDVDおうちでネットからでなくわざわざ映画館へ足を運んだ。見に行くにあたって夫が新聞で上映時間をチェックしている際に私がさりげなく一言念押し。「できれば 吹き替えじゃないのにしてよね」今まで劇場で観て来た海外の吹き替え<配音(pei4yin1)>は登場人物が中国語をしゃべってくれる代わりに字幕が一切なかった。私は過去『マトリックス・レボリューションズ』を北京で見てちんぷんかんぷんだった箇所がいくつかあった。(それにしても キアヌ・リーブスが滑舌の良い中国語を ぺらぺらしゃべっている違和感といったら!)夫は<配音>の方が良かったみたいだけど私はネイティブじゃないんだから字幕がないと不便でしょうがない。幸いなことにここの映画館では原音字幕付き版のみの上映だったので無益な争いを避けられた(笑)北京の映画館での鑑賞はえ~と2年ぶり。ここの映画館は全席指定席で思っていたよりシートの座り心地も良く前後の座席位置も少しずつずらしてあって見えやすく設定されている。それでも身長185センチの夫が目の前に座られたらたいていの人はいやだろうな~(^^;音響効果もかなり良くまた、観客のマナーも向上したのか上映中の携帯の着信音や不要なおしゃべりは一切聞こえてこなかった。『2010』に対して夫がマヤ暦の暦が終わる日に全世界が滅亡していくらしいと話してくれた以外の何の前知識も持たずに観に行ったんだけど この新聞記事を見ていろいろ説明してくれたけど聞き流しちゃった(^^;手に汗握る迫力のあるシーンが矢継ぎ早に登場し期待せずに観に行ったせいかただ純粋にハラハラドキドキ楽しんだ。何にしろ大地震、火山噴火、津波、大洪水のその本物と見間違えるほどの特殊効果には驚きを隠せない。今まで目にしたことのない衝撃的な映像にとにかくびっくりさせられっぱなし。大地震が起こったときの地面の裂け目や裂け方コンクリート道路の断層が飛び出て上下に重なる様や日本人なら一度は地震の報道の際に目にしたことがあると思うけれどそれと同じくらいリアル。スーパーマーケットでの真っ二つにはびっくりした。あと倒壊寸前の高層ビルとビルの間を飛行機で横切っていくシーンも衝撃的だった。またストーリーもまあ、アメリカ万歳みたいなところはあるけれど単なるパニック映画にとどまらずところどころに家族愛を盛り込み大惨事などの突然の異常事態にけなげに立ち向かう人々には思わず涙涙。ネタばれになるのでラストは言わないけれどいろんな人が次々と亡くなっていく様は観ていてとてもつらかった。個人的にはお金持ちロシア人の意地悪太っちょ双子とか持ち主の声でエンジンがかかる豪華車とか主人公(ジョン・キューザック)のちょっとひねくれた性格設定とかくすりと笑えるところはけっこう多かった。それと飛行機の運転が出来た方が生き残れるのね...って思ったりもして(笑)エンドクレジットの時に監督名を見たらローランド・エメリッヒ監督と載っていてああ、そういえば『ディ・アフター・トゥモロー』の時も夫が観たいと言って一緒に映画館へ行ったな~と合点。夫はどうやらこの監督作品が好きらしいということが発覚。たぶん次回もこの監督作品が上映される際にはきっと映画館に行くことでしょう...。とにかく劇場の大画面で何も考えずに観る方が面白さが倍増する映画だと思うのでお時間がある方はぜひ映画館でこの迫力ある映像をどうぞ。☆本日の最高気温5度 最低気温-1度 今月になってほうれん草の値段が上がってしまい ちょっとショック... もっと北京情報を知りたい方はこちらへどうぞ ↓にほんブログ村