青空の下にまばゆい理想郷、シャングリラ(四川・雲南への旅4)
★四川・雲南旅行の続き4(前回はこちらを↓ ◎何とも美しい麗江の古城全景 ◎ここから向こうはもうミャンマー、瑞麗 ◎どこまでも透き通った神秘的なブルー、九寨溝 )アメリカの小説家ジェームス・ヒルトンの『失われた地平線(Lost Horizon)』の中に描かれた伝説の理想郷(ユートピア)シャングリラ。たまたま北京で見ていた旅行番組でシャングリラの紹介をしていてその中国とは思えぬ風景に惹かれて麗江から長距離バスに乗り半日かけて訪れた香格里拉(シャングリラ)は以前は中甸と言っていた地域。雲南省の迪慶蔵族自治州の州都で山々に囲まれており、草原が多く雄大な自然が広がる。雲南省のなかでも蔵族(チベット族)が多くチベット文化が色濃いシャングリラはまるでチベットさながら。着いた当日は雨だったけどバスの中から見えてくる徐々に見えてくる草原とチベット建築の小学校を見てるだけで期待が高まりワクワク。でも次の日は晴れてとてもいい天気になってTVで放映していた景色が見れた。 黒く長い毛が特徴なヤクの放牧 チベットなど海抜3,000メートル以上の 後ろの草原に黒く点々と見えるのも 高原にしか生息していないらしい 全部ヤク 中国語では〔牛毛〕牛 TVでは意外と獰猛って言ってたけど 確かここにしか生息していない 羊さんも放牧中 赤い草 近寄るとすごい勢いで逃げるので (と、TVで紹介してた) 遠巻きにしかできなかったけど(^^;シャングリラに来たら必ず訪れたいのが松賛林寺丘の斜面に建つ典型的なチベット仏教寺院で320年前に建立されて、500人の僧侶を抱える雲南省最大の寺院らしい。ラサにあるプダラ宮に対しここは小プダラ宮とも呼ばれている。 丘の下から見た状態 大門にいるぞうさんがキュート これから正面にある147段の階段を そしててチベット仏教らしい ひたすら登っていく... 独特の色彩が、何ともカラフル! 大殿の前に到着 大殿の中にいくつもある木の扉の 人より大きい左右の白い狛犬(?) 下の部分にあって目立った模様 この建物は相当高くて大きい 大殿前にかかっている 前は広場になっている 茶色い布にあったのと同じ 中に描かれているいろんな壁画 鮮やかな色遣いとへたうまチック(失礼(^^;)な感じが 他の仏教とは違って何とも面白い上まで登り、外に出てみる。高度が高いせいか空気が澄んでいて気持ちが良く空も雲も太陽もみんな近く感じる。ここから見上げる建物やチベット仏教の建造物はどれも豪華絢爛金色にキラキラ 市内を望む雄大な景色 圧倒されて何も言えずにただ眺めているだけ 日の光を浴びて光っている飾り 竜の飾りが屋根の下を囲っている これは多分マニ車 これってまさか純金???お寺の中で出会った赤い衣を身にまとったお坊さんはみんな少年ばっかりでちょっとびっくりした。ここは本当に荘厳ですばらしいお寺だった。来たかいがあったでもお寺に向かう147段の階段を登りきったら頭がずきずきして鼓動が早くなって息苦しくってしかも息を吸うと胸が痛い。なんと高山病になったらしい!これが噂の高山病か~。思ったより苦しいよー富士山でもなるらしいしなにしろここは3、,200m以上もの高地にあるからなっても不思議じゃないかも。しばらく休憩したら回復したから良かったけれど夫は全然平気で私のつらさをわかってくれなかった...くすん。 これが魔の階段 4人ぐらいでおしゃべりをしながら サイドはかわいく装飾されてるんだけどね 登ってきたチベット族の女性 侮れないわ...恐るべし とても感じの良い方でしたそして寺院を後にしバス停に向かって歩いていたらすばらしい眺めが目に飛び込んできた。 寺院をバックに記念撮影 群を成すような特徴のある建築物がいい感じ なんだか本当にチベットに来たみたい~シャングリラも中国じゃないみたいで異国気分を味わえる場所だった。松賛林寺は同じチベット仏教の北京の雍和宮と比べると格段に色鮮やかで美しい。9月なのに意外と涼しかった(夜は寒かった)けど高山病はちょっと怖いけど街中はけっこう面白かったし他にもチベット文化満載だったのでもう少しゆっくり滞在したかったな。そしていつかチベット(西蔵)にも行ってみたいな。☆北京情報を知りたい方はこちらをクリックしてくださいね。 ↓ にほんブログ村