トリニータの苦悩
福岡に転居してはや11ヶ月多忙を極め、トリニータの応援もなかなかままならない毎日、久しぶりのカキコです。苦手な千葉に対して5-0の完敗です。昨日、東京でビジネスセミナーに参加した。テーマは「コーチング」組織の目標を達成するためには部下と接してどのように指導していくのか?だった。そのセミナーで習得した知識を紹介しながらトリニータに照らし合わせると・・監督は選手を信頼していないのではないか?「だめな選手・やる気がない選手の集まり」だと思っているのでは?過去に優秀な選手だった監督ほど行き詰った選手の思いを理解することが難しくどうしても根性論だけに走りがちになってしまうものである。大分トリニータにはダメな選手・やる気のない選手など一人もいない。監督からの押しつけの練習や戦術は何の意味も成さないし逆効果である。チーム全体としてどうなりたいのか?(もちろん試合に勝つことだろうが・・)そのためにはチーム全員の目標に向かってのベクトル合わせが最も重要でどうすれば勝つことができるのか?選手個々人で考えさせ、その意見を集約してチームで前向きなディスカッションをおこなう。負けた原因を探して理由付けするのではなく、チームで何をすれば勝てるのか!未来志向で話し合う。まずはここから始めること。チーム全員の意思統一ができていないのに全体練習でどんなに走りこみを行っても基礎体力をつけるためのトレーニングを実施しても効果は上がらないだろう。叱咤激励そんなものはいらない!根性論もいらない。選手はみんな大人なんである。監督は選手の力を認めた上でどこを伸ばし、何を修正するのかをコーチングで気づかせることが大切! すべてはコーチングである。コーチングとは技術やコツを教え込むことではなく、気づきを与えて自主的に行動させるための手法である。そしてチーム全体の意思統一ができ、戦術の落とし込みができればすぐにでも効果は得られると思う。シャムスカが来日した時に使った手法がまさにコレダ!ファンボ・カン監督はどちらかというと激情型の熱い魂を持った性格なのでそこを抑えつつ、選手と時間をかけて対話することができれば必ずチームはいい方向に向かうと思う。あとナビスコ優勝を経験したベテラン選手がもっと積極的にチームを牽引することが大切である。頑張れ!大分トリニータ!ファンボ監督にもビジネスコーチングのセミナーを受けさせろ!!!!1日のセミナーで監督の考え方を変えることができるかも??