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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:チェコ(スロバキア)映画
トルンカによる長編第1作。6つのエピソードからなるオムニバスアニメで、小さな村の村人たちが繰り広げる四季折々の行事を描きます。 「春」はあるけど、あとは季節というより、イエスに関する物語が続いていきました。 お話のタイトルはそれぞれ「謝肉祭」「春」「聖プロコップ伝説」「巡礼」「聖名祝日」「ベツレヘム」。 少年合唱団の歌声は、人形たちに情緒を与えて、澄み豊か。 長編一作目とは思えない出来映え。 たしかに人形の動きはぎこちなく、内容にまとまりは感じないけれど、1947年という製作年を思いながら、イジー・トルンカの歴史を辿っていくのも、たのしいのでは。 晩年の作品『真夏の夜の夢』に比べると、完成度は明らかに違う。 色彩の鮮やかさがまだなくて、ちょっと地味に見えてしまいます。 監督・脚本/ イジー・トルンカ 音楽/ ヴァーツラフ・トロヤン (カラー/83分) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.24 22:18:25
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