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テーマ:■ムービー所感■(484)
カテゴリ:チェコ(スロバキア)映画
チェコスロヴァキアに伝わる民話や伝説を、オムニバスで描いた人形による歴史劇。国の由来を、ミュージカルや活劇仕立てで、スケール大きく描いています。 ここまで幾つかトルンカ作品を観てきて、『チェコの四季』に次ぐ、真面目な作品でした。 歴史を知るにはいいけれど、おもしろさはあまりない。大人向け作品といえそうです。 『真夏の夜の夢』や『皇帝の鴬』といった、ファンタジックなものが好きな私には、幾度か眠気が訪れた大作。 音楽はとても良いです。たくさんのミュージカルシーン、澄んだ歌声に、耳を傾けるのもまた楽しい。 史劇ゆえ欠かせない戦闘シーンは、複数の人形が、複雑な動きをしていて感動ものでした。 欲をいえば、愛嬌あるキャラが欲しかったです。 ずっと真面目よりは、ユーモアがほしい。 監督 イジー・トルンカ 原作 アロイス・イラーセク 脚本 イジー・トルンカ イジー・ブルデチュカ 音楽 ヴァーツラフ・トロヤン (カラー/88分) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.16 23:17:23
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