五十肩と合気道 15
おお、15回目だ。いつまで続くんだろう。さて、高校三年も中盤、進学を視野に入れながら、稽古に通ってN先生にビシバシに鍛えられながら、過ごしていました。そんな中で、茶帯ながら、多人数取りの稽古もさせていただき非常に充実していました。多人数取りは、二人取り、三人取りとあり、三人取りまでさせていただきました。→youtubeで「合気道 多人数父親が三人取りをしたときに私も受けをさせていただきましたが父親の本気というか、すごさというか、マジもんの強さを目の当たりにして、体験してしまったわけです。ポンポン投げられるし、カウンターで入った掌底突きで漫画のようにエビ反りになってドッターーーンゴロゴロとなったり(ちゃんと受け身取ってますから大丈夫なんですけど)あれは、漫画の世界だけではなく現実でも起こりうることを肌身をもって感じたわけです。普段、家では酒飲んでくだ巻いているか、寝ているか、テレビ見ているかといった姿しか見ていなかったんですけど、あの動きのすごさと速さ一瞬にして距離を詰めてくる、距離をつぶしてくる、あの距離感の巧みさは高校生をもって父親の偉大さを示すには十分すぎるものでした。親父、そんなに動けるのか・・・・嘘だろ。。。反抗期というのは死語かもしれませんが、私の世代では結構あったんですよ。その時に思ったのが、反抗しなくてよかったと。。。心底そう思いました。物理的にかなわない相手である、ということでしたから。厳しくもあり、照れ屋で恥ずかしがり屋の父でしたが高校生の私としては、尊敬していましたね。力量、という点で圧倒的である、ということでしたから。父を越えよう!そういうぶち上げた目標を立てたこともあったな~とっても長い道のりなんですけど。。。高校生にとっては、明日にでもできるような幻想を抱いていたと思います。青春だね~勉強しながら聴いていたラジオから流れてた曲です。